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失敗を恐れて挑戦しなくなった時が、成長の終わり

実は、少し前のアスレチック練習で親指の関節を負傷しまして。
握るたびに若干の痛みと、骨がパキパキ鳴るような違和感がある状態でした。

先日定期的に開催されているアスレチックの大会があったんですが、怪我も相まって一旦出場を見送ろうかと考えていました。
コンディション的に勝てない気がするし、自分が期待するようなタイムも出ないかもしれない、と思って。

でも、ふと考えました。
怪我を言い訳にして挑戦せず、立ち止まるという選択をするのもいかがなものなのだろう、って。

アスレチックの業界において、僕より上の人はごまんといます。
自分では努力しているつもりだけど、正直上の人の数を数えると結構大変。
若い人はどんどん僕を追い抜いていくし、全体的なレベルアップが止まらない。
正直、ベストな状態だったとしても勝てる可能性は低いんです。

怪我が悪化する可能性もあるけど、昨日のコースはあまり高さがないから、骨折等の大怪我に繋がる可能性は低いと思いました。

だとしたら、僕が欠場する理由はなんなんだろう。
もしかして、自分が負けることがイヤとか、恥をかくことがイヤだからじゃないのか。

それに気づいた時、僕は今回の大会に意地でも出なければ行けないと思いました。
なんて情けない、矮小な理由で出場をやめようとしていたんだろう、って。

年齢を重ねると、無茶できなくなる。
怪我を避けるために防衛本能を働かせるのは、競技者として当然のこと。

でも、リスクばかりを考えて出場をやめてしまうと、きっとそれが癖になる。
先々のためという言い訳を並べて、挑戦することをやめるようになってしまう。
『先々』なんて、今を戦わないものにはやって来ないのに。

挑戦をやめることは、成長の終わりを認めること。
だから、僕らは勝とうと負けようと戦い続けないといけない。
自分の限界を認めないために。

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