![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/103696254/rectangle_large_type_2_ef997148a204ac87b3563e6c31e66548.png?width=1200)
10年後には忘れられてそうな感じが逆に良し。『王様に捧げる薬指』第1話感想
山田涼介×橋本環奈は顔面偏差値の暴力だろ。
羽田綾華(橋本環奈)は誰もが認める絶世の美女だ。その容姿端麗さで数々の男性を魅了してしまい、職場では周囲の男性たちが勝手に好意を抱いてきたり、綾華を巡って喧嘩をはじめたり…。それが原因で3ヶ月経たずに職を転々とする日々を送っていた。5人きょうだいの長女として大家族がゆえに経済的に苦労する家族を助けるためにも、すぐに新たな職を探さなければならない。そんな中、綾華は「ラ・ブランシュ」という会社のウェディングプランナー職の面接を受けることになる。
ズケズケと物を言う性格から面接では悪態とも取れる発言を繰り返すが、なぜか採用された綾華。
ある日、綾華は代表取締役の新田東郷(山田涼介)に呼び出されてしまう。いよいよクビかと思いきや、東郷から告げられたのは「結婚しよう」という言葉だった…。
という訳で、久々にベタベタのラブコメ作品を鑑賞。
主演二人のPVと思ってながら見するのにちょうど良いです。
これ、本当に悪い意味じゃなくてね。
個人的には、ラブコメってそれぐらい何も考えず観れる作品でも良いと思うんですよ。
『逃げ恥』なんかは割とテーマ性に重きを置いていて、何年も語り継がれていく作品だと思うんだけど。『王様に捧げる薬指』は、ある意味好対照。
作中に明らかに『バチェラー』を文字った番組が出てきたり、SNSの描写が多用されているのが面白い。
10~20年後ぐらいに観たらもう忘れられてそうな文化を多用している辺りが個人的には好き。
ラブコメって一番世相が出るドラマジャンルですからね。
これぐらい思い切ってくれてOK。
ストーリーはごく単純なんですけど、捻りがなくて気楽に楽しめます。
…なんかどう書いても悪く聞こえるんですけど、本当に褒めてます。笑
キャストで注目なのは、綾華の母を演じるりょうですね。
こういう役柄、彼女のイメージにはあまりそぐわないと思ったんですが。
思った以上にハマっていてびっくりしました。
心なしか、本人も楽しそうに見えます。
2話以降、坂東龍汰と小林涼子が本筋に絡んでくるんですかね。
小林涼子に関しては久しぶりに見たし、一目では気付きませんでした。
実年齢より若く見えたからかな?
キャストを知ってみると、山田涼介と同い年の設定はちょっと驚きですね。
でも、違和感ないです。
羽田家のキャストにはなにわ男子の長尾くんを含め3人ジャニーズがぶち込まれています。相変わらずやることが大胆な事務所だ。
長尾くんは中々演技がうまいので、変ないちゃもんが入りそうな売り出し方はやめて頂きたいんですがね。
色々文句言いながらも案外楽しく観れたので、次回も観ます。