ライバルに学ぶこと
個人的にライバルだと思っていた人が、僕より上の記録を出した。
正直、結構ヘコんだ。
その人に上をいかれたことに落ち込んだ訳じゃない。
彼と比較した時に見えた自分の不甲斐なさ、自分を信じることができていない弱さを自覚して落ち込んだのだ。
インスタで、彼が跳び箱を跳んでいる動画を観た。
自己ベストより30cm程高い段数に挑む時ですら、まったく助走スピードが落ちていなかった。
多分、彼は心のどこかで自分が「跳べる」と信じている。
だからこそ、どんな高さになってもベストなフォームで挑むことができる。
一方で、自分はどうか。
インスタにあげた、跳べかけている19段。
結果として失敗はしたけど、この時の自分は「跳べる」と思っていた。
だから、助走スピードが踏み切る寸前まで落ちていない。
一方で、全然ダメだった20段。
よく見ないと違いは分からないかもしれないけど、先ほどの19段と比べて最後の一歩で明らかに減速している。
助走のパワーが踏切に伝わっていないから、身体は上方向に浮き上がるだけ。
勢いがなく、飛び越えれるような勢いがない。
1ヶ月ほど前、18段を両足着地で超えた。
あの跳躍が再現できれば、20段も跳べるはず。
でも、20段で18段と同じ動きをするには強いメンタルが必要だ。
自分を信じ、20段でも落ち着いて自分の全力を発揮するメンタルが。
それが、今の僕にはまだない。
多分、僕とライバルは練習量は変わらないと思う。
ただ、向こうの方が合同トレーニングへの参加数は確実に多い。
人からアドバイスをもらったり、上手い人の跳躍を見ることは大きなプラス要素になる。
僕も時間を作って、合同トレーニングに参加しないとな。
自信をつけて、彼に追いつかないと。