“精神論”を悪用しないでよ

最近の世の中は、どうも”精神論”を否定する人が多い気がする。
それは多分、間違った”精神論”を振りかざしている人が多いことが原因なんじゃないかなと思っています。

例えば、どう考えてもこなせない量の仕事を振ったり、非効率なことをわざわざやらせたり。
そういう時に、”やる気を見せろ”とか”諦めから入るな”とか、間違った考えを振りかざす人が結構いる。
こういう奴らが”精神論”を盾にしてハラスメントをかますもんだから、”精神論”そのものが否定されてしまうんですよね。
使い方を間違っている人が多過ぎるんです。

でも、メンタルの部分を無視して何でもかんでも効率を重視して考えると何もやらない方が良いっていう結論になっちゃう気がするんですよ。

極端な話、僕が今目指している”SASUKE出場”という夢もそうで。
34歳の僕が本当に出場して、完全制覇する可能性って正直めちゃくちゃ低いんですよ。
他の夢を見つけた方が、叶う可能性自体は高くなると思うんですよね。

でも、それは『SASUKEに挑戦したい、SASUKEが好き』という僕の気持ちを完全に無視した考えなんです。
例え可能性が低くても、自分が目指したい。
頑張れば、すごい人を超えれる可能性だってゼロじゃない。
そう自分に言い聞かせること、これこそが本当の”精神論”。
本来は自分のモチベーションを引き上げたり、自分自身の能力や可能性を信じ込むために使うんですよね。
人に押し付けたり、無茶を強要するために使うものではないんです。

僕の身からすると、”精神論”を悪用するのは迷惑極まりないので本当にやめてほしいです。笑