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110%の力を出すには、100%を安定させることが必要
先日、跳び箱の合トレをしていた時。
参加者の方の一人が、すごく良いことを仰っていました。
「20段狙うためにはどんな状態でも19段は飛べる力が必要だし、21段狙うためにはどんな状態でも20段を跳ぶ力が必要。
だから、自己ベストの段をまずは安定して跳べるようにならないと」
何を当たり前のこと言っとんじゃい、と思う人もいるかもしれませんが。
これね、常に自分の限界に挑んでいる人であれば難しさが良くわかると思うんですよ。
思った以上に、常に100%のパフォーマンスを発揮するって難しいことで。
僕は自己ベストが20段なんですが、最近あまり跳べてません。
でも、ついこの間までは結構跳べてたんですよ。
多分、何かが僕の中でズレちゃったから跳べなくなったんですけど。イマイチ理由が分からない。
でも、分からないぐらいの小さなズレで自己記録は跳べなくなっちゃうんです。
多分、僕の今の実力は19段と20段の間にあるんだと思います。
だから、少しでも調子を崩すと20段が跳べなくなる。
まず、これを引き上げて20段を確実に跳ぶ力と自信を身につけないと自己ベストには挑めない訳です。
今回は跳び箱で話してますけど、これは他のスポーツとか趣味、仕事でも同じじゃないかなーと思います。
ちょっと調子を崩してできなくなるようじゃ、『できる』とは言えない。
身体やメンタルにダメージがあっても100%に近いパフォーマンスが発揮できるようにならないと、110%は望めないんです。
自己ベストを目指す人は、こういう考え方を頭の片隅に持っておくと良いのでは、と思います。