怒涛の伏線回収…これ、もう美鳥ちゃんが主役じゃない?「いちばんすきな花」第8話感想
怒涛の伏線回収と共に、家と主役の座を手に入れる女。
というわけで、第8話ではついに椿(松下洸平)たちと美鳥ちゃん(田中麗奈)が再会。
今回は美鳥ちゃんとゆくえ(多部未華子)、椿、夜々(今田美桜)との邂逅が描かれました。
思った以上に、4人の過去に深く関わっていた美鳥ちゃん。
回想シーンをかなりしっかり目に描いていましたが、今回はやや説明回気味というか伏線回収回っぽさがありましたね。
来週に紅葉(神尾楓珠)とのシーンを引っ張っているのでまだ先の展開があるんでしょうが、ちょっと今回は個人的には微妙だったなぁ。
この先どんな展開になるかは分かりませんが、なんかもう完全に美鳥ちゃん回でしたよね?
主人公4人に愛着が湧いてきているので、もうちょっと今の彼らの絡みを見たかった。
まあ、ゆくえと美鳥ちゃんの会話シーンとか共感できるところも多かったですけどね。
4人が議論していた「一番辛いなポジティブワード」もツボ。椿さんの闇は深い。
椿さんと夜々が将棋できるのも、美鳥ちゃん絡みだっからか。うまく拾ってきましたねえ。
現状あまり幸せそうではない美鳥さんですが、最終的には彼女の物語がどう着地するのか気になるところ。
そして、椿さんの家の今後。
美鳥さんが家を買い戻したい理由はなんなのか。
そういえば、赤田(仲野大賀)も美鳥ちゃんの生徒だったんですね。
もしかして、ゆくえの授業を受けている希子ちゃん(白鳥玉季)と朔也くん(黒川想矢)みたいな関係性だったんでしょうか。
あとは、キャスティングの話になっちゃいますが。
少女時代の美鳥ちゃんを演じた上坂樹里、彼女はとんでもなく売れそうな気がしますね。
演技も中々惹きつけるものがあったし、何よりルックスがすごい。
角度によっちゃ綾瀬はるかにも川口春奈にも清原伽耶にも山本舞香にも見えるし、それでいて無個性というわけでもない。完全無欠の女優フェイス。ついでに名前は上野樹里に似ている。
「JR SKI SKI」のヒロインとか、朝ドラの主役とかを通ってすごい女優になるかもしれない。
元々イケメンを見る目はあるつもりなんですが、久々に女優さんからそういう波動を感じました。
最後は話が逸れてしまいましたが、来週も楽しみですね。