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食べものの話

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2024年7月の記事一覧

鰻はない。でも便乗する気持ちは忘れない

私は諸々の理由で鰻を食べない。近年は以前よりも食べたい気持ちが育ってきてはいるものの、もはや意地になっている(特性:あまのじゃく、性格:いじっぱり)。 しかし、土用の丑の日っぽさは欲しい。楽しそうなことにはなるべく乗っかりたい。楽しいことをどれだけ手繰り寄せられるかが勝負だからね。 少し前にスーパーでたまたま発見し、この日まで寝かせていた一品。 他の案として、蒲焼のタレのみを買うとか、鰻を模した練物といった選択肢もあった。しかしタレは家にある調味料でそれっぽいものができ

白米食べよう大作戦

まっさらな白米を食べることに情熱がなく、糖質はスイーツで摂ってるしなあ、という謎理論で最初からよそわないことも少なくなかったが、最近は頑張って食べるようにしている。 その甲斐あってか、以前よりも積極的に食べるようになったばかりか、もう少し食べたいかも?と思うときすら出てきた。 今回は、効果的だったと思われる作戦を3点ご紹介したい(誰得?)。 ※お米全般が嫌いなのではなく、お茶碗に盛られた白米単体がそこまででもないという話。お弁当の冷やご飯やおにぎり、丼や酢飯は好きだよ。

炭酸アップルティー、めちゃくちゃ旨い。

やっほう。みんな、暑いね。 夜になっても風が無いと全然暑い。反則です。 本州に比べれば気温・湿度ともに大人しいのかもしれないが、昔は27度で絶望していた民なのでね。30度は暑すぎだよね。ホテルで暮らしたい気分だよまったく。 *** 暑いので水分補給は必須。 お気に入りは氷を入れた牛乳で、栄養チャージ&小腹満たし&美味しいという一石四鳥を獲得している。 しかしこの度、美味しいドリンクを発明した。 牛乳よりもさっぱりしていて、ビタミンCと糖分を補給できるという超夏向

みるく≠たまご

セブンにはあると聞いていた、たまご饅頭。 5店舗目でようやく発見できたのだが、そんなに人気ない? **** 見つけたとは言っても、前回と同じ製造元。味も前回と大きく違う感じはしなかった。いや、正直なところ小さな違いもわからなかった。 そんなに突飛な材料を使っているわけでもないし、黄身あんという点で独自性もちゃんとある。どら焼き(小豆あん)、栗饅頭(白あん)、たまご饅頭という御三家で成立するのに、なぜこうも不遇なのだろう。 しかし、ここで諦めてはいけない。だってまだス

積極的に酢、困っても酢

車でラジオを流していることが最近は多いのだが、トークテーマがある番組の場合、自分ならどう答えるかな、どういう文面でおたより出すかな……とメッセージやトークを聞きながら考えたりする。 車内でテーマを知り、すぐに出せるような状況でもないため、その答えは胸の中にしまわれておしまい。自分の考えや生活について改めて考えられるのでそれだけでも収穫ではあるが、ちょっと寂しい気もする。 それなら、noteで書けばいいのでは? 送れなかったメッセージを、ここにひっそりと放出する。新シリー

結局、1番美味しいちくわパンってどこなの?

北海道のご当地パンの1つとしても数えられる「ちくわパン」。 ソーセージパンの友だちみたいな風貌で、ツナマヨサラダを詰めたちくわに細く伸ばしたパン生地を巻き付けて焼いたパンである。 あの段々になっている見た目って巻き付けているからなんすね。1つ賢くなったぞ。 **** 元祖は、札幌の人気有名パン屋さん「どんぐり」。 1号店がオープンしたのは1983年で、ちくわパンが登場したのも同時期。きゅうりやチーズなどの試行錯誤を経て現在のツナマヨサラダ(ツナ・マヨ・玉ねぎ)が採用

揚げパンの地縛霊

給食の揚げパンやパン屋さんのあんドーナツにまぶされた、たっぷりの砂糖。 小麦色と白という地味とも言える配色なのに、なぜあんなにも魅力的なのだろう。そう思うくらい、あのビジュアルに食指を動かされてしまう。 **** 口の周りにつくのが嫌という声も聞いたことがあるが、私は全く構わない。 と言いつつ真正面に人がいたら気まずい。もしかすると、1人で誰の目も気にせず食べるのが揚げパン類を最も美味しく味わえるのかもしれない。複数人なら横並びがいい。ついでに言うと、食事内容にかかわ

ツナとパンの親和性、および卵の有能性。

ハード系のフランスパンはあまり食べないのだが、数少ないお気に入りがある。 それは某パン屋さんで売っているツナと卵入りのフランスパン。 玉ねぎのような形のパンの中にツナと細かく刻まれたゆで卵がたっぷりと詰め込まれており、半分に割るとこぼれてきそうなほど。 ここで重要なのは、ツナ卵サラダではなく、あくまでもツナと卵だということ。 卵が下でツナがその上にのっかり、トッピングにマヨネーズがてっぺんにちょこんと蓋をするような感じでトッピングされている。それぞれが自立しながらも、

海鮮丼、それは酢飯が食べたいとき

七夕に食べるとされるもののひとつにチラシ寿司が挙げられるが、私はあまり食べたことがない。 ちーらぁしーずしぃなーらあぁというCMは何度聞いても、実際にすし太郎をチョイと使った記憶もない。そもそも寿司系統は中食か外食が基本だった。 クリスマスのチキンは毎年焼いてくれた母なので、私たちがせがめばきっとチラシ寿司だってやってくれたはず。おそらく作る労力をかけるほどには、反応が芳しくなかったのだろう。 そのとおりで、私はチラシ寿司にそこまで興味がない。せっかくなら海鮮丼が食べた

青い鳥には会えずとも、水色の鳥はいた

人間用ちゅ~るが欲しいと嘆いたところ、有力な情報をお寄せいただいた。 以前から何度かお世話になっていたメイバランスに、ゼリーとアイスがあるだっt(財布を掴んで走り出す) *** 向かったのはドラッグストア。液体メイバランスの購入場所である。 ゼリー版はいわゆるinゼリーの形状で、液体版のすぐ上に置いてあった。そういえば前からここにあったなあと今さら思い出す。液体版を買うときは液体版にしか標準を合せないため、すっかり忘れていた。 ちなみに液体版もゼリー版も価格やエネル

バナナミルクという贅沢品

バナナミルク屋さんのバナナミルクが毎日飲めたら豊かだよなあ、と思う。 1杯だいたい500円前後するという価格帯はもちろん、安いものだと1房150円ちょっとで購入できるバナナと1L200円くらいの牛乳で(クオリティは低くとも)作れるとわかっている上で購入するという贅沢さが、バナナミルクにはある気がしている。 *** たとえバナナミルクより高くても、例えばパフェのほうが躊躇レベルは低い。 パフェを自作する人もいるだろうけど、生クリームに果物、アイス、そしてキュートなパフェ

「赤玉」の「高級卵」というパワーワード

先日、半額だったからという理由で買ったたまご饅頭が予想外の刺さりを見せ、他メーカーのも食べてみたいと盛り上がった……のだが。 スーパー、ドラッグストア、ローソン、ファミマ……行くところで必ず和菓子コーナーを見るも、ひとつもない。そんなにレア和菓子だったとは思わなんだ。 *** 唯一コンビニでありそうなのはセブンイレブン。まだ実際に確認していないので現存しているかは不明だが、とりあえずサイトには掲載されていた。 でもなあ。これ、米屋なんだよな。つまり、私が先日食べたとこ

完全シェイク、求ム。

実家の猫たち(2匹)は、私が帰ってしばらくすると何となくその辺をうろつき始める。私を”ちゅ~るおばさん”だと認識している節がある。 最近、買いにくくなったばかりか話題にするのも躊躇いが生じてしまって度し難い案件なのだが、当の猫たちはどこ吹く風。 当たり前にちゅ~るは今も大好物なので、ひとまずストック分を母と手分けして与えるのだった。 ストックがなくなったら、ちゅ~る買い足すのかな。でも他メーカーでこういうのほとんど作ってないしな……とぼんやり思っていたところ、全然関係な

健康になった気持ちになれるソフトクリーム

ソフトクリームはそれ自体ヘルシーなものだが、道の駅にはより健康に良さそうなフレーバーがあったりする。 ……ソフトクリーム=ヘルシーに引っかかりを覚えた方々、いきなり突っ走ってしまい恐縮である。 しかし考えてみてほしい。 牛乳は身体に良い。 ソフトクリームは牛乳からできている。 したがって、ソフトクリームは身体に良い。 ね?(ね?じゃないのよ) **** 鉄壁の三段論法をお届けしたところで、本題に入りたい。 道の駅と名産品は切っても切れない関係にあり、道の駅フード