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エッセイ

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日常のあれこれについての記事です。 食べ物以外をまとめています。
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2021年11月の記事一覧

手帳を買いました

毎年、意気揚々と初めて綺麗綺麗に扱うけど、段々どうでもよくなって開きもしなくなるもの、なーんだ? それは、私の手帳です!タイトルに書いてあるけど! メーカーさんのキャンペーン用クイズみたいになってしまった。この方法、敷居が低くなってありがたい一方、すごく好きなものだと「これでは私の熱意が伝わらんではないか……!」というやり場のない気持ちを抱くなどしている。面倒くさい消費者で申し訳ない……。 序盤から話が逸れて恐縮だが、手帳を買ったのである。 今回こそは一年を通して活用す

初めて賞を頂きました!

タイトルにもある通りですが、コンテストで初めて賞を頂きましたので、今回は喜びと感謝をお伝えする回です! 件の企画は、えぴさんが主催された「猫と帽子の創作コンテスト」。 猫あるいは帽子に関連する創作を募集するもので、私は帽子を用いた詩を応募させていただきました。 そして結果発表の日、「あなたの記事が話題です」の通知が来て、もしや……! とドキドキしながら伺いました。するとノミネート作品を全て挙げてくださっているとのことで、それなら違うな……と少しだけしょんぼり。しかし、受

知覚過敏かと思ったら歯が削れてた話

一か月以上前から、冷たいものが歯に沁みるなあ、と思っていた。全体的にではなく、上右奥の一部分のみで、これは知覚過敏と言われるものなのか? と、わからないながらも様子見をしていた。 しかし、次第に熱い紅茶も沁みるようになり、遂に歯科医院受診を決意する。ところがタイミングが合わず、すぐには行けそうになかったため、取り急ぎシュミテクトを使ってみて再び様子を見ることになった。幸い、熱いものは沁みなくなったが、やはり冷たいものは口先で預かってから流すか、左側のみを経由して流すという手

受け入れ合って広がる、優しい世界

以前に書いたハッピーセットについての話がじわじわと多くの方に読んでくださって嬉しい限りです。本当にありがとうございます。 (読んでいない方は是非……!) ****** そんなわけで今日も元気にハッピーセットな私だが、今回は絵本をチョイスしてみた。おもちゃ目当てが多いので、絵本を選んだことはおそらく無い。しかし、これが大正解で、新作の度に買わねばなるまいよ、と思うほどだった。 ゲットしたのは『ぽんぽのだいじなともだち』(絵:平澤一平、作:益田ミリ)。平澤さんは初めまして

愛と勤労の祝日策定会議

いつもは私よりも先に仕事に出かける父が、いつもの時間になってもゆっくりとパソコンを眺めている。 有給でも取った? それとも体調悪い? と思うも、それを直接聞くわけでもなく、私は出勤までの時間をダラダラと過ごしていた。 結局、父はいつもよりも遅いながらも職場へ向かったのだが、見送りのあとで母が「勤労感謝の日なのに二人ともお仕事でご苦労様だねえ」と、労いの言葉をかけてくれた。いやいや、母も毎日家事全般をしているではないか……あっ そのとき、初めて今日が祝日だということに気が付

新入りのハチミツです

食卓テーブルに見慣れないハチミツが置いてあった。父がコンビニで買って来たらしい。 父は料理を滅多にしないが、たまに食パンでフレンチトーストを作ることがある。私も、ものすごい昔に作ってもらったことがある気がするが、確か美味しかったはず。滅多にないのにその記憶の保持ってどうなのよ、とさらに深掘りをしてみたが、むしろ作ってもらったことすら本当だったか不安になってきてしまったので中断することにする。とりあえず、今回のハチミツはフレンチトースト用であることは確実なのでそこは安心してほ

「セミダブル」を見落とすな

週末の街中や観光地は活気が戻ってきているようで、昔から人混みが苦手マンな私は複雑な気持ちになっている今日この頃。これについては私が調整すれば良い話なのでこれ以上言うことはないのだが、観光での教訓を一つ思い出した。 題名に出てしまっているが、「セミダブルは見落とすな」は、母と私が共有する、宿泊における教訓の一つである。セミダブルの部屋に宿泊した翌日に満場一致(二人)で即制定され、一気に超重要事項に躍り出た。 なぜかというと、二人でセミダブルは狭かったのだ。そのまんますぎて面

オレはムクホークと旅に出た

ポケモンのダイヤモンド・パールのリメイク版が今日発売されたらしい。 昼過ぎに友人から送られてきたLINEでポッチャマのスタンプを見て『そういえばもうすぐ発売されるんだっけ』と思い出したが、まさか今日だったとは。確かに「発売記念ということで」スタンプを買ったと言っていたが、今年発売という大きなくくりだと思って流していたよ! 当日だったんだね!(ごめん) 通称「ダイパ」は、私が唯一プレイしたポケモンシリーズである(ちなみにダイヤモンドの方)。ダンジョン系も一つ持っていたが、序

ボジョレーにちなんでお酒の話を

今日はボジョレーヌーボーの解禁日らしいっすね。 スーパーでも、普段見ないラベルのワイン瓶が堂々と鎮座していた。たぶんあれがボジョレーヌーボーなのだろう。白地のラベルの上下端っこに葡萄の蔓を思わせる模様が入っていて、シックさもありつつどこか可愛らしいデザインだった。 ボジョレーヌーボーは今まで飲んだことがない。そもそもスパークリングか白が好きなのだ。赤ワインは大人の味だな……いつか飲めるようになりたいとは思っているが、特に何もしていない。ワイン自体お高いし、飲める機会もなか

結局、ニュアンスで会話する

飼い猫の言葉を知りたい!という気持ちは、多くの愛猫家が抱いているのではないだろうか。昔から翻訳機が発明・販売されているので、たぶんそういうことなんだと思う。実際、十数年前の実家にも手のひらに収まるほどの小さな翻訳機があった。しかし、それを使いこなすことなく、おさらばしてしまった。理由は【間に合わない】から。 ①猫が鳴いているのに気づく →②機械のスイッチを入れる →③猫に近づける この3ステップの間に、猫は突然変な動きをした飼い主を怪訝に思い、静かになってしまうのだ。最初

フードって、めっちゃ布使うじゃん

ぬいぐるみのお洋服づくりの回。 今回は、既成品のぬいぐるみ用にパーカーを作った。もともと服は着ているのだが……細かいことはいいじゃない。 型紙は、ぬいぺさんという方のを使用させていただいた(下にリンクを貼っておきます)。このぬいぐるみ用ではないのにそのままの寸法で作ったのでぶかぶかになったが、森の小人さんみたいになったので、これはこれでアリだ。可愛い……! 作るときに驚いたことが一つ。それは、フードの布量。 パーカー自体は前にも何度か作っているが、今回は初めて約20セ

サンタさんからの「お返事」

所要があって郵便局に行った際、気になるパンフレットを見つけた。 「サンタさんからの手紙」である。 なんと、フィンランドのサンタクロース中央郵便局から届くらしい。締切は11月25日まで。ちょっと欲しいな……と思ってしまった。国際便だからなのか、1800円というなかなかいいお値段だが、同封はがきにサンタさんへメッセージを書いて送ると、さらに翌年の夏にサマーカードが届くというおまけ付きである。ちょっと、ワクワクしないだろうか。 大人向け、英字文タイプもあるし、良いかもな……とち

7回と言わず何回でもやってほしい

私は阿佐ヶ谷姉妹著『阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふらり暮らし』の愛読者なので、NHKでドラマ化するというニュースを聞いたときは驚き&ワクワクものだった。 (↑ 以前、このエッセイ本について書いています。よければどうぞ!) 第一報があってから実際に第一話が放送されるまでには結構な日数がかかるのが一般的だ。私は事前情報で興味が湧いても、第一話を見忘れるどころか最終話が終わってから「終わったの!?」となることも少なくない。しかし、阿佐ヶ谷姉妹は見たい。忘れるなよ……と放送日周辺の自

空から降ってきた異文化交流

プレゼント付きの空飛ぶ風船をパチンコで撃ち落としたら、中にモロッコプフが入っていた。あつ森(あつまれどうぶつの森)の話である。 今まで見たことが無いが、先日の大型アップデートで追加されたのだろうか。それともずっと縁が無かっただけ……? どちらでも良いのだが、ゲームの世界のみならず人生で初めて聞く名前だった。モロッコ文化の何かだとは思うが、形のイメージが全く湧かない。早速、撃ち落とした丘の上で、一度仕舞ったポケットから草むらへ出してみた。 すると、青緑色の短い円柱が現れた。