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30代半ば♂の炭水化物の使い方

昨年、35歳の秋、5年ぶりの健康診断を受けました。

診断結果は「D2」

......なになに?僕死ぬの?何が悪いの?

「肝機能:D2」

ほう。。。肝機能だけか。それ以外はAなら、ま、おちつこう。酒かな?最近控えてるんだけどな。。。

今まで、健康診断は「はいはい、健康ですね。」の通過儀礼だと思ってた自分からするとD2は衝撃的でした。衝撃波で従順になった僕は病院からのご案内に導かれ、再検査へ。"採血"やら"バリウム"やら"エコー"やら詳しく診て頂きました。精密な再検査の結果を見て、お医者さんの老先生曰く

医者:「脂肪肝ですね」
僕:「脂肪肝ですと?」

僕は筋トレとランニングが趣味で、26歳から10年、運動を続けてました。「太った中年男性にはなりたくないのだよ」の一心で継続し、雨の日も台風の日も、吹雪の日もハイテンションで続けており、そんな「継続できる俺、スキ」って感じのきもい状態になってたので、脂肪肝は予想外過ぎました。

僕:「酒でしょうか?」
医者:「酒ではないですね。内臓脂肪です」
僕:「内臓脂肪?」
医者:「内臓脂肪です。炭水化物取り過ぎかなー?」
僕:「炭水化物すごい好きです。(人類の栄養摂取効率を確立し、農耕の要となった小麦、米、芋、とうもろこし。これらがあったから、人類は国家という大きな共同体の食糧供給を維持できているんですよね!社会と歴史のロマンです!大好きですよ!)腹持ち良いし。食べ過ぎですか?」
医者:「年取るとねー、そんなに取らなくて良いんですよ。使いきれないからねー(面白い視点ですね。確かに人の平均寿命は伸びてるから、古代人類に比べて長寿の現代人は炭水化物の処理能力が落ちるという歴史の非一貫性か!)」

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少しまとめます。年齢を重ねると、炭水化物を分解する能力が落ちて、内臓脂肪として蓄積するようになるらしいです。つまり、活動量に対して炭水化物の量を調整しないと、蓄積される内臓脂肪が増して、脂肪が乗った肝臓、脂肪肝、もといフォアグラになってしまうらしいのです。

30代半ばの男性であれば、昼までに摂取した炭水化物を夜まで活動すると使い切れるけど、夕食で摂取した炭水化物は使いきれないので、内臓脂肪になるとのこと。従って、炭水化物は昼までにして、夜は

医者:「肉、魚、野菜をお食べ。油で揚げられてても脂身も大丈夫。脂質はそんなに内臓脂肪にならないからね。」

ちなみに、脳が思考するのに使われるという“糖”は炭水化物が元になっていますが、1日分はお昼までに摂取しておけば、全然足りるとのことです。ちなみに、このサイクルを維持するには、1日3食はとった方が良いと言えるそうです。

僕:「なるほど。、脂肪肝ということはデブということでしょうか?」
医者:「そうだね(デブだね)。でも昼以降、炭水化物を抑えたら内臓脂肪はすぐ減るから大丈夫よー。すぐ痩せるよー。まー体重は大事な健康指標だから毎日測って損はないよー。」

医者の老先生の指示の下、炭水化物は昼食までにして、夜はそれ以外を食べる生活を始めました。体重は確かに落ちてます。。。しゅごいぜ(^^;)この生活を始めて1ヶ月弱ですが、5kgは落ちてると思います。

この生活が気に入って、炭水化物は昼まで生活が定着してきました。そのせいもあって、世の中見渡してみると炭水化物の入ってない惣菜や加工食品って少ないなーと気付きました。やっぱり腹持ち良いですしね。。「食べたー(満腹)」って感じしますもん。逆に、夜は炭水化物抜き生活は寝る前にむっちゃお腹減ります。でも、この感覚が良いんですよねw「あ、痩せるな俺(!)」見たいな感覚が快感です(フフッ)

しかし、先日久々に強めの晩酌をした時に悲劇がおきました。

晩酌と言えど、夜は炭水化物を取りたくないので、ワイン・ビール・日本酒はNGです。ウィスキーか焼酎、その他蒸留酒の選択肢しかありません。自分はハイボールをジョッキで4杯ほど飲みました。つまみはコンビニのウィンナー、豚タン、ベーコン、キャベツです。完璧に炭水化物を除去しています。(コロナのご時世ですので「自宅で飲んでました」ということを付け加えさせてくださいm(_ _)m)

翌日、目覚めると

頭痛いんです。

だるさはないんですが、頭が痛い。二日酔い?の軽いやつ?8時間寝たんだけど、副交感神経は何やってんの?

ほぼ同じ食生活をおくっている、同居パートナーにも同じ症状が出ていました。「え?二人とも頭痛いけどだるくない、、、ってことは?」

そうです、アルコールを分解するための糖(=炭水化物)が不足していたようです。

昔、飲み会後にラーメン食べたくなったり、意識朦朧としながら、コンビニでお弁当を買い漁ってた自分を思い出しました。無意識に炭水化物を求めるのは生き物として自然な能力だったのですね。

今後、酒を飲む際は、量に応じてアルコール分解に必要な分の炭水化物を摂取するように心がけます。いやー、勉強になったなー。

30代は炭水化物の分解能力が下がるから、摂取量を調整しないと、内臓脂肪になる。しかし、制限しすぎると思考に難が出たり、アルコールを分解できなかったりするので、注意しましょう!

って話でした。最後まで読んで下さってありがとうございます!

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*免責:あくまで個人の体験談です。書き手は医療的な専門知識を持ち合わせておりませんので、エビデンスではなくサンプルケースとして読んでくだされば幸いですm(_ _)m

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