”手放す”きっかけ

「みんなと仲良くしなくてはいけない」
「嫌われたくない」
そんな思いで、ずっと過ごしてきたので、
どこの場でも、そうあろうとしてきた。

それゆえに、どこの場でも、自分のことはさておき、
みんなのために、と思って、頑張ってしまっていた。

そんなあり方でいることが、そろそろ限界に来た場があった。
ずっとずっと、我慢しながら、自己犠牲感が満載になりながら、
それでも、「私がやらねば」と思って、やってきたけれど、

さすがに、「もう、嫌だ！」と思う場面がやってきた。
随分前から、「もう、いい加減にやめなよ」と、
他の人から言われていたけれど、
「でも、私がやらなくちゃ」と、やめられないでいた私が、
ようやく、「もう、手放そう！」と思うことができた。

何でも、プラスとマイナスの面があるというけれど、
これがまさに、そんな感じがする。
嫌なことのおかげで、「もう、手放そう！」と思えた。

そう思ったら、何だか、自分で自分を大切にできた感じが、
じわっと、してきた。

「みんなに悪いから」よりも、
「もっと、自分を大切にしよう」を優先していい、
と思えたことが、嬉しい。