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読んだ本紹介【10月編】#16

10月に読んだ本の紹介です。

noteで本を探していたら実に多くの人がいろんな本を紹介していてとても参考になったので私も紹介させてください!

1 知らないと損する池上彰のお金の学校 池上彰

ホットトピックとして円安が日本を騒がせているのでこれを機にちゃんとお金について勉強したいと思い手に取りました。お金の歴史、銀行、投資、保険、税金をセクションに分けて説明しています。最近の円安事情や投資など今さら人に聞けないことがこの一冊で丸分かりです。お金に関しての入門書を探してる方はぜひ手に取ってもらいたい。特に私と同じ学生の方は社会に出る前に読んでおきたい一冊です。
*刊行が2011年頃なので時事的なネタには少しずれがあります。
 2017年に改訂版が出ているのでそちらでも良いかと。

2同士少女よ敵を撃て 逢坂冬馬

読みたかった一冊をようやく。
2022年の本屋大賞受賞作。ウクライナロシア問題もありかなり話題になりましたね。舞台の独ソ戦について私は勉強不足でほぼ無知のまま読みました。ただ、主人公セラフィマを中心に学生と同年代の登場人物が多く現実味のある描写も多くありました。文字から頭の中で想像される戦争の描写。これが今実際に起きていると考えると非常に胸が痛くなります。
主人公らが生き延びるために選んだ苦渋の決断を全うしようとする姿に思いを馳せ生きることを考えさせられた一冊でした。

3The Modern 原田マハ

ニューヨーク近代美術館「Moma」を舞台にした短編小説集。noteの読書記録で紹介されているのを見て読みました。それぞれのストーリーに個性がありながらもMoMAという共通点で繋がっていることで色んな方面からのMoMAを見ることができました。一つの作品にいろんな顔があるまさに芸術品のような一冊でした。文化・商業の中心であるニューヨークのクールな空気感がちょうど気温が下がり始めた今の季節と相まって10月にピッタリの作品でした。

4直感と論理をつなぐ思考法 佐宗邦威

尊敬する経営者でありYoutuberであるAKIOBLOGさんがYoutubeラジオで紹介していたことをキッカケに読みました。
VUCAな現代社会。(V=Volatility,U=Uncertainty,C=Complexity,A=Ambiguity)(変動、不確実、複雑、曖昧)その中で自分の妄想(直感)をゴールに繋げ”自分モード”でいるには人間本来の直感をいかに論理に結びつけるかが重要でそれには人間本来の手段があります。複雑さが増し正しい論理が見えなくなりつつある世界だからこそいかに”自分モード”で人生をデザインすることが重要であるかを学ぶことができました。題名の幅広さと内容に違和感を感じるほど実践的で細かいエッセンスを学べる一冊でした。

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