誰よりも結果を重視してきた。 エンターテインメントを作る以上、それを見た人がどう感じるかがすべてだと思っていた。 自分が作ったものに満足していた。 贔屓目に見ても…
数学では、線は幅をもたない。 次の問いを考える。 y=x∧2とy=0は (x.y)=(0.0)で接するのか。 答えは「接する」だ。 ------------------- 未来について考える。 …
上野公園に行ってみた。 こんな状況だが、少しぐらい運動しなければと思った。 こんな状況で少し遠出をすることにワクワクしていた。 10kmほど歩いた。 道中の街には、想…
アイデンティティをどこに立脚するかはその人によって異なるが、流動性という観点においては他者に立脚することは危険だと言える。他者とは自己のコントロールできないも…
コロナにかかったかもしれない。 37度5分の熱がある。 穴に落ちていく。 3日後に社会人になるのだ。 光が遠ざかる。 穴に落ちまいと必死になることすらできない。 夜…
苔津
2021年3月17日 00:11
誰よりも結果を重視してきた。エンターテインメントを作る以上、それを見た人がどう感じるかがすべてだと思っていた。自分が作ったものに満足していた。贔屓目に見ても、面白いものが作れたと思っていた。評価も悪くなかった。尊敬する先輩からも、今までにない素晴らしいライブだと言われた。自分そのものだった。それを作っていた時間は人生最高の瞬間で、これ以上なんかないと思っていた。完敗だった。
2020年8月6日 22:59
数学では、線は幅をもたない。次の問いを考える。y=x∧2とy=0は(x.y)=(0.0)で接するのか。答えは「接する」だ。-------------------未来について考える。存在しない。過去について考える。全ては状況証拠に過ぎない。現在について考える。どんなに現在について考えても、それはもう過去なのだ。それでも。木陰を風が揺らしている。
2020年6月9日 02:13
上野公園に行ってみた。こんな状況だが、少しぐらい運動しなければと思った。こんな状況で少し遠出をすることにワクワクしていた。10kmほど歩いた。道中の街には、想像より多くの人が溢れていた。きっと彼らは少しでも日常を維持しているのだ。決して繁華街とは言えない地元の商店街には、行き場をなくした生活がさまよっていた。湯島から不忍池に着く。舗装された地面と、プラスチックの車輪の摩擦の音が心地
2020年4月21日 07:36
アイデンティティをどこに立脚するかはその人によって異なるが、流動性という観点においては他者に立脚することは危険だと言える。他者とは自己のコントロールできないものであり、基本的には身体性を有さないものだからだ。ならば、自己に立脚していれば安心できるかというと、そうではない。自己というものも、十分な流動性を有するし、その身体性が損なわれる可能性は常に存在するからだ。仮にその人が、自身の能力にアイデン
2020年4月21日 07:25
コロナにかかったかもしれない。37度5分の熱がある。穴に落ちていく。3日後に社会人になるのだ。光が遠ざかる。穴に落ちまいと必死になることすらできない。夜はまだひとり。