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【私的読書生活】週刊読書録vol.15(2022/4/9〜4/15)


花冷えと思いきや、一気に桜も散った。
春の余韻を楽しむ間も無く、慌ただしい今日この頃。
それでも読書を続けられることに感謝。

今週の読了本はこちら。

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桜の魅力に魅せられて


絵本とはあるものの、写真多めで、大人でも楽しめる。
野生種は知らないものも多かった。
知っている桜は栽培種が多いんだな。

どの品種も美しく、また植物としての面白さもひとしお。

楽しんでいる間に桜が終わってしまって少し寂しい。

まさに“はるのこころはのどけからまし”。

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お花見の前に

こちらは絵も多く、記述もちょっと子供向け。
絵本として楽しめる。

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ちゃんと、見てるんです


表題作ではなく、併録の『熱い空気』のみ読了。

かの有名な“家政婦は見た!”の原作とか。
とは言っても、第1作のみのことだけだそうで、そのまま引き継いでの続編制作は原作者(松本清張)が拒否したそう。

自分は“家政婦は見た!”を見たことがないので、ドラマがどんな雰囲気かはわからないのだが、こちらの短編は一言で言うと、「エグい」。
正義感に溢れる人物を描ける反面、こんな悪趣味な人物も描けるのが、松本清張の凄さだなぁ。

予想できるようで、想定外の展開になったりしながら進む、「上流家庭」の裏の世界。

そしてラストは!

思わず、「うわぁ…」と声が。

表題作の『事故』も引き続き読みたい。

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おこづかい500万円!


天皇家は完全非課税かと思いきや、所得税と住民税は課せられないけれど、相続税と区民税はかかるらしい。

ややこしい。

少し前の本になるので、ダイアナ妃のようなことは起こらないだろうというような記述もあったが、近頃の報道などからは、日本の皇室もかなり騒がしくなってきているなと胸を痛める。
庶民の悲しさで見出しを上記のように書いてしまったが、正直、それだけ貰っても、とても見合わないくらいの負担を天皇家の方々は強いられていると思う。
曲がりなりにも、学生時代は古代天皇制などの日本史を学んだ身としては、今の天皇家そして天皇家を離れる方に対する報道等は眉を顰めざるを得ない。

秋篠宮家の扱いなどは、今上天皇に代わって、ただの宮家ではなく、異なってきてるのだろう。

また最新版があれば知りたいものだ。

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全く何も新しくはならない私ですら、何かを始めてみたくなる新年度ですが、すでに積読棚は完全にキャパオーバー。
地道にコツコツ読んでいきたいと思います。

皆様にも素敵な本との出会いがありますように。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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樹田 和(いつきた なごむ)
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