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癒えないことに意味がある傷

「その言葉はよくない」
そう言われたことが
ずっと心に刺さって抜けない。

安心安全だと心を開いていた世界での出来事だった。
突然で、刺さってしまった。


重苦しくて、

傷口を洗った。
薬を塗った。
時間も休養も摂った。
解毒も試した。

だけど、それでも抜けない。


「よくない」ってなんだろう。

良い悪いって
本当に勝手だよね。
だけど自由だよね。

自由に価値を測ってくれてもいいけど
測った後に縮めと言われたり、
干渉されることは、私は嫌いだ。

HSPだから、干渉が嫌い。
影響を受けやすいから。
干渉が弱点だから。

押し付けられることが、私は苦手だから嫌い。

「良かれと思って」
も、同じく勝手な言葉だと私は思う。

だけど、それを勝手と捉えるのも、愛と捉えるのも、自由だ。

自由だから
自由だけど
自由にしたくて
自由にさせてほしい私としては

「良かれと思って」
「よくない」
って、好きじゃない。


自由にしたらいい。
自由にしたらいいのにね。

内観が上手くなっても
原因が分かっても
なかなか癒えない傷ってあるんだなって。

癒えないことに意味がある傷なのかもしれない。


傷から、原動力が生まれる。
傷が、想像力を育む。

誰かの、自分の、
人の心になにかを届けるための傷?


「よくないかもしれない」
「書くのやめようか」

そんなこんなで
書くことが重苦しくなっているけれど、

手を尽くした上で残った手段は、
良くないと言われた「思うままに書くこと」なんだろうなと思っているから、

弱気なんだけど笑、
思うままに書く。これからも。


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