マガジンのカバー画像

「僕の美容師人生」

34
16歳で出会った美容師さんに憧れ、美容師人生を歩み始めてから今年で20年目(2023年現在)の「僕」の紆余曲折を赤裸々に綴ります。 『失敗しても大丈夫』 月並みで、ありきたり…
運営しているクリエイター

#2021

東京進出

東京進出

前回の記事はコチラ。

進出というと大袈裟な表現にはなるのですが…

僕が東京で志事をしたいと思うようになったのは、"ある事"がキッカケでした。

『キングコングLIVE 2013』

で出会い、その後もルックブックの撮影現場でお手伝いさせていただくようになった

SAY*/ Standard and you.

で、お手伝いをさせていただくようになった事が起因でした。

『2016 SUMMER

もっとみる
佐藤太一郎さんとの出会い

佐藤太一郎さんとの出会い

前回の記事はコチラ。

遡ること、2014年1月。

現在も吉本新喜劇で活躍中の太一郎さんとの出会いも、前回の記事の登場人物:chiakikoharaさん同様、西野さんがキッカケでした。

西野さんと大阪でお食事をさせていただく機会があり、その時に

西野さん「佐藤太一郎って吉本の後輩と飲んでるから一緒に飲もう」

となり、そこで初めて太一郎さんにお会いする機会をいただきました。

その後も、実際

もっとみる
chiakikoharaさん

chiakikoharaさん

前回の記事はコチラ。

大阪で活躍されているイラストレーターのchiakikoharaさん。

chiakiさんを知ることになったのは

キングコング西野さんとホームレス小谷さんが主催の

【天才万博】

でメインビジュアルを担当された事がキッカケで

LUCUAの巨大広告になったり、個展の情報を目にしたり

chiakiさんの描く作品に出会う機会が増え、どんどん惚れ込み、

「Tetoteでch

もっとみる
ホームレス芸人との出会い

ホームレス芸人との出会い

前回の記事はコチラ。

小谷真理さん大阪から単身、キングコング西野さんの家に転がり込むも2ヶ月間分の家賃を滞納し、払うはずだった家賃で贅沢した結果、見事に追い出され

ホームレス小谷が誕生。

この人との出会いが、その後の僕の運命を大きく変えていく事になりました。

そもそも…

小谷さんと知り合うようになった事の発端は、

家入一真さんがTwitterで

「今から、キングコングの西野くんと飲む

もっとみる
26歳で家出

26歳で家出

前回の記事はコチラ

「こういう時、なんて言うんやっけ?
あぁ…八方塞がり?…四面楚歌か…?」

とか考えながら冷静を装いつつも、どうやって飛び出したかも覚えてないけれど

自宅から逃げ出しました。

この時には、"自宅"と呼べるような居場所では無かったけれど。

飛び出したあの日、唯一おぼえているのは、

当時3歳だった娘の寝顔だけ。

後ろ髪を引かれるなんて言葉じゃ形容しきれない、なんとも言え

もっとみる
『週末のお楽しみ』が僕を変えた

『週末のお楽しみ』が僕を変えた

前回の記事はコチラ

工場で勤め始めて、毎週末楽しみにしていた「情熱大陸」で、ある方を知り、その人柄や働き方に魅了されました。

その方のお名前は…

安藤美冬さんフリーランスでノマドワーカーのパイオニアとも言える人。

正直なところ…

初めて番組で見た時は、フリーランスもノマドワーカーも聞いたことも無かったし、そのカッコよさが自分と違い過ぎて、受け入れる事ができず、「なんとなく気に入らない人」

もっとみる
アルバイト社員という現実

アルバイト社員という現実

前回の記事はコチラ

実家で転職活動はおろか、家族も省みず、ダラダラ過ごしながら

このままじゃあかんわ…このまま何もせず、やれもしない”やりたい事”を叶える前に、元妻を納得させれるように、やれる事からやるしかない。

なにより、娘との時間を取り戻さないと…

と思い、美容師として復帰する事を再度、胸にしまい込み、頭を下げ、元妻と娘の元に戻り、友人のツテで工場勤務する事が決まりました。

2ヶ月間

もっとみる
強制送還、そして始まったニート生活。

強制送還、そして始まったニート生活。

前回の記事はコチラ

「俺、会社辞めるわ。」

ではなく、

「俺、会社辞めてきた。」です。

マンガかな?って思ったのは僕じゃなくて、

元妻の方っていうマジで笑えない実話。

しかも、言った本人がコレを書いてるっていう。
(※反省はめちゃくちゃしてます)

多分、元妻にはこう見えてた。

元妻だけじゃなく、応援してくれていた家族や友達にも、
これを読んでくださってる方にも、そう思われた方はいる

もっとみる
嫉妬からの瞬殺、そして・・・

嫉妬からの瞬殺、そして・・・

前回の記事はコチラ

美容師を楽しむ彼の存在が気になって気になって、仕方がなくなった。

そんなある日、美容室のアポがない日に配置されたスマホ販売の担当の日。

誰も来る気配のない販売ブースで1人悶々としながら、

何やってんねんやろ?

心の底から溢れてくる、とてつもない虚無感に襲われ、このままココで何者にもなれず、誰かに嫉妬しまくりの人生でいいんやろか?

ほんまに、この仕事を続けていけるんや

もっとみる
美容師からサラリーマンにジョブチェンジ vol.2

美容師からサラリーマンにジョブチェンジ vol.2

前回の記事はコチラ

美容師しかしたことが無く、学歴のない自分が

”サラリーマン”になるなんて思ってもみなかった。

毎日同じスーツを着て、毎日同じ電車に揺られて
毎日同じ所に出勤して、毎日同じ仕事をこなす。

高校生の頃、電車の中で見た大人の”死んだような顔”を見ては

あんな大人になりたくない。
俺は毎日やりがいと生きがいに満ち溢れてて、
充実した人生を送る大人になるんや。
死んだみたいな顔

もっとみる
美容師からサラリーマンにジョブチェンジ

美容師からサラリーマンにジョブチェンジ

前回の記事はコチラ

2011年4月

美容師を辞めた僕は、サラリーマンの世界に飛び込んだ。

飛び込んだ先で与えられた仕事は

「美容室向け広告の販売」
「大学構内でのスマホの販売」

の2つの事業に配属されました。

美容室向けの広告は、美容師時代に取り扱った事のある媒体で、

予約成立時に広告料が発生する「成果報酬型」の広告でした。
(ここまで言うと、お気付きの方もいるかとw)

大学構内で

もっとみる
美容師を辞める

美容師を辞める

前回の記事はコチラ。

26歳になる少し前。

高校生の頃から夢に見た、美容師を辞めた。

正確には”辞めさせられた”の方が正しかった。

と言うより、"辞めさせられた"と言うしか自分のことを慰める術がなかったし、辞める事に踏ん切りがつけれなかった。

そう言って、自分以外の何かや誰かのせいにしないと諦めきれなかった。

辞める事が正しい、自分には美容師は向いてない。

そう思う事が家族を大切にす

もっとみる
22歳で転職、結婚、そして…

22歳で転職、結婚、そして…

前回の記事はコチラ

道具の名前や専門用語すらも分からなかった"ど素人"が、学生を謳歌する同級生からの誘いや、同世代のバンドマンの活躍にも目もくれず、ただただスタイリストデビューをしたいが為だけに、がむしゃらだった2年間。

ついに、スタイリストとしてデビューし、2歳上の専門卒の同期にも数字で追い抜き、順調にお客様の数も指名数も増えて、当時、お付き合いさせていただいてた方との結婚も意識し、同棲を始

もっとみる
高校最後の夏休み

高校最後の夏休み

前回の記事はコチラ

どんどん、どんどん、Union'7'Jackの活動に、のめり込んだ。

学校生活もままならないくらい昼夜も逆転し、たまに登校しても寝てばっかり。

このまま学校を辞めてしまってもいいって思えるぐらいハマりにハマったバンド活動でしたが、ふとした事で終わりを迎えました。

それは、共同で企画をしてきた某バンドと、僕の夏休みを利用して敢行するはずだった地方へのツアーは、某バンドのメ

もっとみる