見出し画像

強制送還、そして始まったニート生活。

前回の記事はコチラ

「俺、会社辞めるわ。」

ではなく、

「俺、会社辞めてきた。」

です。

マンガかな?って思ったのは僕じゃなくて、

元妻の方っていうマジで笑えない実話。

しかも、言った本人がコレを書いてるっていう。
(※反省はめちゃくちゃしてます)

画像1

多分、元妻にはこう見えてた。

元妻だけじゃなく、応援してくれていた家族や友達にも、
これを読んでくださってる方にも、そう思われた方はいると思いますw

補足すると、「バカでも年収1000万円」に”今すぐ会社をやめよう”とは書いてないです。

”チャンスは誰もの目の前にあって、それを掴むか掴まないかはあなた次第です”

”結果から先に取りに行きましょう”

的な事を完全に自分流に勘違いして

先に、会社を辞めました。

元妻に言われたのは。

「帰れ」

画像4

えっ?

今、家におるのに?

どこに?

「実家に帰れ。
次、決まるまで帰ってくるな。
今すぐ出ていけ。」

でした。

夜中、車で実家に強制送還される26歳一般男性。

惨め過ぎる。

情けな過ぎる。

まさしく、筆舌に尽くし難い有様でした。

実家に着くと、淡々と説明する元妻と、それを聞く母の姿しか、今となっては記憶になく、まさしく茫然自失。

だって、こんな風になるなんて予想も想像もしてなかったから。

よりよく仕事をするために。
よりよく頑張るために。

決意して覚悟決めて選択して、行動したのになんでなん?

当時の僕には、微塵も信用も信頼もなく、もっと言うと実績もなく、ただのワガママでしかなく、

それは挑戦ではなく、ただの無茶でしかなかった。

元妻は、そんな僕に傍にいて欲しくなかったから、こうなった。

まさしく、強制送還。

そこから始まった、ニート生活。

画像4

18歳で美容師デビュー
20歳でスタイリストに昇格
22歳で結婚
24歳でパパになった

全てが順風満帆だった、僕が

ニートになった。

他の誰でもない僕が驚いてたし、ショックでした。

こうなると、息をすること以外の全てが面倒になった。

やる気がなくなった。

人って、こうして怠惰して行くんやなって実感しました。

そんな僕が、ニート生活を始めて一番初めにしたのは…

YouTubeを見まくりました。

え?(゜Д゜)

そうです、職探しではなく、YouTubeやアニメを見まくったのです。

これじゃアカンよなぁ〜って思いながら、
「けいおん!」観てました。

画像3

全話観ました。

もちろん「けいおん!!」も観ました。

めちゃくちゃハマりました。

観ながら、笑ってしまてる自分に呆れて我に帰るも、また続きを観てる。

JKの日常をニートが堪能してる。

滑稽。

そらそうです。

仕事も決めず、YouTubeを見まくり、自分はもちろん家族も省みず、

ただただ惰性の日々を送る。

そんな自分が成功なんかする訳ない。

年収1000万円なんて到達できる訳ない。

そんな事は僕自身が一番分かってたし、悔しかった、情けなかった。

それでも、前に進む気になれないくらい、自信も気力も何もかも失ってました。

今思えば、それも全て言い訳だったと思っています。

自信も気力も無いからこそ、前に進まなきゃいけないし、

何かを変えるためには、とにかく動くしかない。

そんな大事なことに気づけるようになるのは、まだまだ先の話です。

頭では分かってても動けない。

そんな怠惰な日を過ごしていた、ある日。

「涼宮ハルヒの憂鬱」を観ながら、

俺が一番憂鬱やわ!!((((;°Д°))))

と我に帰り、マジでこのままはヤバい!

とにかく、何か動き出さな、ほんまに終わる!

と思い、再度、元妻と話し合い、

友人の勧めで工場で働く事になりました。

画像5

この続きは次回。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?