見出し画像

ルナルナを使ってみた感想

私は今まで、自分の生理予定日がいつだとか、全くもって管理をしていなかった。

自分が何日周期だとかわからないし、前回の生理がいつ来たかさえも忘れて、旦那から、"そろそろじゃない?"なんて言われるくらいだった。


突然来る生理ほど煩わしいものはない。

旅行中に来るとか、大事なイベントの日に来るとか、生理用品を持ち合わせていないときに限って来るとか、様々な災難があった。

生理痛すらないものの、突然来る大量の出血に悩まされていたことは間違いない。

出血量が多く、こまめにトイレへ行かないと漏れてしまうこともあった。


そろそろ子どもが欲しいなぁ、なんてぼんやり思っていた矢先、妊娠中の友だちからルナルナを紹介された。

妊娠のためには、基礎体温を測って、排卵日を導き出して…そんなことせずとも、ルナルナがあれば一発だそうだ。

基礎体温を測らなくても、生理日を入れると、排卵予定日が出てきたり、次の生理予定日も出てくる。なんて画期的だろうか。

しかも、嬉しいことに無料で使える。(さらに機能が充実した有料版もある。)

さっそくアプリをインストールして使ってみた。

生理予定日がわかると予定が立てやすい。

特にプールや温泉へ行く日は被らないようにできる。(今の時期になかなか行くことはないが。)

"そろそろ生理が来るぞ"と心構えができ、いざ生理が来ても慌てない。(もちろん生理用品を常備。)

排卵日が分かり、妊活がしやすい。

(個人的には、"排卵日だからsexしなきゃ"、とsexが単なる作業や義務と化してしまうのはあまりよろしくないとは思う。)


しかし、その反面…

毎日出てくる総合点数(20点満点)や、"今日は気分が落ち込みやすいです"、"カラダの調子が悪いです" などの内容は、まるで占いのよう。

ネガティブな内容のそれらを見ると、影響を受けてしまい、意図せず調子が悪くなりそうな気がする。

まるで洗脳されているかのようだ。

便利ではあるけれど、知れば知るほど、どんどん引きずりこまれていきそうでこわい。


PMSもそう。

そんな言葉さえ知らなかった頃は、なんとなく調子が悪くても気のせいかなと思うことができたし、なんなら気づかない人もいたかもしれない。

しかし、はっきりとPMSを打ち出されたことにより、目を背けずにはいられなくなった。

それまで気がつかないふりをしていた人たちも、自覚しだすとどんどん辛くなっていった。

知らないことも不安だが、ときに、知り過ぎることも不安につながるかもしれない。


便利過ぎる世の中になったものである。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集