【骨や歯の健康、老化防止効果】お肌や歯のように、骨にも日々のケアを。
冷凍庫に眠っていた煮干しを
お正月に田作りにしようと思った。
作り始めたら、濃い味付けは避けたいと思って
薄味にしたら、思いのほか、美味しかった。
これって、お正月だけじゃなくて
いつでも食べれると思った。
滅多に常備菜は作らないけど、
これはいいかなって思えた。
煮干しの薬膳的効能
補腎強骨(腎を補い骨を強くする)
煮干しは、腎を補う作用があるとされます。「腎」は骨や歯の健康、成長、老化防止に関与する重要な臓腑とされ、小魚に含まれるカルシウムはその補腎作用を強化します。
期待される効果: 骨粗しょう症予防、成長期の子供や高齢者の骨強化。
補血養心(血を補い心を養う)
煮干しには鉄分が多く含まれ、血を補う作用があります。「血虚(けっきょ)」の症状(貧血、顔色の悪さ、倦怠感など)に適しており、心の機能を安定させる助けにもなります。
期待される効果: 貧血改善、肌の潤い向上、精神の安定。
健脾和胃(脾を健やかにし胃を整える)
魚介類は脾胃の働きを助けるとされ、煮干しも消化吸収を促進します。特に胃が冷えやすい人や食欲不振の人に適しています。
期待される効果: 胃腸の調子を整え、食欲増進。
安神益智(精神を安定させ智を益す)
DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸を含む煮干しは、脳や神経の健康を促進し、精神を落ち着ける作用があります。薬膳ではこれを安神作用と呼びます。
期待される効果: ストレスの軽減、集中力の向上、記憶力のサポート。
化痰止咳(痰を除き咳を止める)
煮干しには呼吸器をサポートする作用もあり、痰が多い、咳が出やすい人にも役立つとされています(特に乾燥した季節に適しています)。
期待される効果: 喉や肺を潤し、呼吸を楽にする。
煮干しの活用例
薬膳的効能を活かすために、以下のような料理に取り入れると良いです。
骨を強くするスープ
材料: 煮干し、昆布、大根、にんじん
効能: 骨を強化し、胃腸を整える。
疲労回復のお粥
材料: 煮干し、米、ほうれん草、生姜
効能: 気血を補い、疲労回復をサポート。
子供や高齢者向けふりかけ
材料: 煮干し、黒胡麻、焼き海苔、少量の塩
効能: 骨や脳の健康をサポートし、食欲増進。
煮干しを選ぶ際のポイント
無添加で塩分が控えめなものを選ぶと、薬膳効果を最大限活かせます。
煮干しの頭や内臓を取り除くと、苦味を抑えつつ効果を引き出しやすいです。
つぶやき
煮干しは、お味噌汁の出汁にと思って買ったけど、
さっぱり佃煮は、日常的に食べてもいいと思った。
効能もあるし、お魚だし、骨にもいい、老化防止にも。
ストレスの軽減もあって、うん、理想的。
今の自分に必要なものがある。
しかも美味しくて、ご飯にも合う。
あと、煮干しの袋の下に溜まっていた粉は、ふりかけにした。
ちょっとだけ醤油味にした。これも美味しい。
手抜きしたい時にぴったり。
また作ろう。