【ストレスや緊張による胸の詰まり感を緩和etc】みかんの皮で簡単にできる「陳皮」(ちんぴ)は過食しがちな年末におススメ
みかんが好き。オレンジジュースも好き。
スーパーでみかん1袋298円だったので、迷わず買う。
あっという間に食べれてしまう。
そして、
みかんの皮は、大きめの皿にのせて、部屋で乾燥させる。
水分が飛んで、陳皮っぽくなってきた。
陳皮とは、みかんの皮を乾燥させたもので、七味唐辛子にも入ってる。
※みかんの皮に関しては、農薬が付いているから云々と気になる方は、
無農薬のみかんを使うとか、農薬を落とす洗剤など使用したら良いかと思います。
さて、この手作り陳皮、どうしようかな。
今日は、豚肉を解凍していたから、生姜焼きに入れてみよう。
ちょっと洋風な生姜焼きになりそう。
レシピ:陳皮入り豚の生姜焼き材料(2人分)
豚ロース肉(薄切り):200g
陳皮:小さじ1(細かく砕く)
生姜(すりおろし):1片分
醤油:大さじ2
みりん:大さじ2
酒:大さじ1
タマネギ:1/2個(薄切り又はすりおろし)
人参:1/3本(すりおろし)
サラダ油:適量
豚肉に陳皮をまぶし、軽く揉み込んで5分ほど置きます。
生姜、醤油、みりん、酒を混ぜてタレを作ります。
フライパンに油を熱し、タマネギを炒め、人参のすりおろしを入れて、熱が通ってきたら、豚肉を加えます。
豚肉に火が通ったらタレを加え、全体に絡めながら炒めます。
器に盛り付けて完成です。
薬膳視点からの効能
気の巡りを整えつつ、体を温め、消化を助ける効果が期待できます。
食材ごとの効能
陳皮
効能:気を巡らせて胃腸を整え、消化不良や胸の詰まり感を改善します。また、痰湿を取り除くことで、体内の余分な湿気を減らします。
特性:温性 → 冷え性改善、消化促進。
豚肉
効能:滋陰作用(体の陰液を補う)があります。乾燥や喉の渇きを潤し、疲労回復に役立ちます。
特性:平性 → 体に穏やかな栄養補給。
生姜
効能:温中散寒(胃腸を温め寒気を散らす)作用があります。冷えによる胃腸の不調や食欲不振を改善します。
特性:温性 → 冷えを解消し、血行を促進。
タマネギ
効能:気を巡らせ、血行を良くします。軽い利尿作用もあり、むくみを解消します。
特性:平性 → 消化を助け、血液循環を改善。
醤油・みりん
効能:味を整え、胃腸の働きを刺激して消化を助ける効果があります(少量の場合)。
特性:調味料としての役割が主。
薬膳的効能のまとめ
気血の巡りを改善
陳皮とタマネギの組み合わせで、気滞を解消し、ストレスや胸の張り感を和らげます。
消化促進
陳皮、生姜、豚肉が消化を助けるため、胃もたれや食欲不振を予防します。
冷え対策と血行促進
生姜と陳皮の温性作用で体を温め、血行を良くするため、寒い季節におすすめです。
滋陰と潤い補給
豚肉が陰液を補い、乾燥による喉の渇きや肌のトラブルを防ぎます。
この料理は、胃腸を整えながら体を温めるので、冷え性やストレス、食欲不振が気になる方に特におすすめです!
そして、年末年始と行事が重なり、過食しがちで消化不良になりやすい、また、気ぜわしく、楽しい事もあるけれど、知らない間にストレスも。
そんな季節に、気の巡りを整えつつ、体を温め、消化を助ける効果が期待できるレシピです。
陳皮は家で簡単に作れます。
豚の生姜焼きだけでなく、紅茶に入れたり、蜂蜜に漬けたり、チョコレートに混ぜたり、あと、私はらっきょうに入れたり、酢の物に入れたり、醤油に混ぜてみたり。
いろいろ使えますので、自分の好みに合わせてお使いください。