【目の疲れ改善・体内の余分な塩分排出効果】ほうれん草の胡麻マヨ和え
緑色の野菜が冷蔵庫に無くなってしまった。
スーパーに行くと、ほうれん草が安かったので購入
さて、どんな調理方法にしようか。
油で炒めると、ほうれん草の栄養が効率良く摂れるとは
聞いたことがあるけど、今日のメインは、サバの揚げ焼きなので、
さっぱりとした感じに仕上げたい
おひたしもいいけど、もうちょっとコクのある感じがいい。
という事で、
ほうれん草の胡麻マヨ和えにしよう
黒胡麻は混ぜるより、上にかけるスタイルで。
作り方
※黒ごまは補血や肝・腎を養う作用があるため、相性が良い食材。
(材料)
ほうれん草:1束
黒ごま:大さじ1
醤油:小さじ1
マヨネーズ(※マヨネーズではなく、ごま油:小さじ1にしてもいい)
ほうれん草をさっと茹でて冷水で冷やし、水気を絞って食べやすい長さに切る。
ボウルに醤油、マヨネーズ(または、ごま油)を混ぜ合わせ、ほうれん草を和える。
お皿に盛り付けて、黒胡麻をかけて完成。
この和え物は簡単に作れるので、日々の食事に取り入れやすいレシピです。
ほうれん草の薬膳観点からの効能
「涼性」に分類される食材で、特に肝・胃に働きかけるとされている。
以下に主な効能。
血を補う(補血)
ほうれん草には鉄分と葉酸が豊富に含まれ、血液を養う効果があるとされています。これは特に貧血や血の不足(中医学でいう「血虚」)による疲労感やめまい、顔色の悪さを改善するのに役立ちます。女性や育ち盛りの子どもにもおすすめの食材です。
乾燥を防ぎ、潤いを与える(滋陰潤燥)
ほうれん草は体に潤いを与える作用もあり、乾燥による便秘や肌荒れの改善に効果的。
特に秋や冬の乾燥が気になる季節には、体の潤いを保つために積極的に摂り入れたい食材。
肝を養い、目の疲れを癒す
中医学では、肝は目と深く関係していると考えられている。ほうれん草は肝を養う作用があり、ビタミンAも豊富なため、目の疲れや視力の低下を防ぐのに役立つ。
長時間のパソコン作業や読書で目を酷使する方には特に良い食材。
胃腸の働きを助ける(和胃健脾)
ほうれん草は消化を助ける効果もあり、胃腸の調子を整えることができる。食欲不振や胃もたれの改善に役立つとされ、胃の健康をサポートする効果が期待できる。
血圧の調整をサポート
カリウムも豊富に含まれているため、体内の水分バランスを保ち、余分な塩分を排出することで血圧を調整する働きがある。血圧が高めの方にも適した食材。
食材には、様々な効能があるので、うまく摂り入れることで、
体調が悪くなるのを予防したり、ちょっとした不調を軽いうちに改善させることもできます。
悪くなってから治すより、悪くなる前に対処すれば、
身体も楽で、時間もお金もかからない。
料理を作る時間を短くするのも、もちろんいいけど、
予防することで、放っておいたら病気になってしまったとしたら、
時間もお金もかかり、何より、身体への負担が大きく、
家族と一緒なら、周囲の人にも影響が出てしまいます。
人生の時間は有限。
やりたい事をやれるためには、健康でいる時間を増やす。
治療という概念の前に「予防」
「日本人は、病気になってから治療するとか、その時のための保険にお金を使うけれど、予防するところにお金を使わない。」
海外の方からの言葉だとか。
スーパーに売っている、いつもの食材で予防。
薬膳には、そんな力があります。
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