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少しずつ始まってきたイヤイヤ期を今はまだ楽しめている話

今日は午前休みを頂いて、家族時間に充てさせてもらいました。

1歳5ヶ月の娘も私の動きがよく分かっているようで、いつものタイミングで仕事に行かないと分かると、両手を広げて抱っこを求め、そのまま「あっち! あっち!」と好きに指差します。車みたいなものですね。めちゃご機嫌でした。

しかし、ちょっとでも抱っこをやめようものなら「イヤ!」と叫び、抱っこしても娘の思う方向と違う方に歩けば「イヤ! イヤ!」と怒り、娘を見ずに妻と雑談をしようものなら「イヤヤー!」と叫び怒りと、中々の天上天下唯我独尊を見せてくれています。

余裕がないとかなりしんどいであろうこの状況。しかしこちらに余裕さえあれば、そんな娘の姿が微笑ましくて仕方ありません。
泣き叫ぶのはまだ上手く言葉で伝えられないだけの話。それよりも、やりたい事がどんどん芽生えてきているのが嬉しくて仕方ないです。
そして、いっぱい「イヤ!」と言われることで、娘の中では今どんなこだわりやルールがあって、何をどうしたいのかを知れる絶好のチャンスなので、こちらも楽しんでいます。

上手く娘の思う通りになれば満面の笑みを見せてくれます。その時こちらも「なるほど、こんな風にしたかったんだなぁ」と嬉しくなります。大体大人の硬い頭ではすぐには思い浮かばない流れなのでいい発見になります。

今日は娘の指差しに従うまま何度も何度も一階と二階を往復していましたが、どうもしっくりこないよう。本当はどうしたいのかなと色々探っていた結果、どうやら階段に一緒に座って欲しかったということがようやく分かりました。二人で横並びになって座ってニンマリしてました。

おやつにチーズトーストを作ってみましたが、どうもいつも程は食べてくれません。お腹いっぱいかなと思って「おしまいにする?」と聞いても、「イヤ!」の一点張り。いつもは自分でちぎって食べてくれているのですが、試しにこちらでちぎって渡したら、満足気な表情を見せてくれました。どうやら今日は甘えたかったようです。

娘の成長と共に、娘とのコミュニケーションが複雑になっていきます。それが楽しくて仕方ありません。

これから益々強まっていく「イヤイヤ期」。こちらの言う通りに動いてくれないから煩わしいと思うのではなく、娘の今したい事や思いを知れる貴重な時期と捉え、こちらが余裕を持って受け止めて、しっかりと娘の目線に合わせていきたいものです。
そのために、こちらはちゃんとゆとりある心を持てるようにしておく必要があります。

サボれるところはちゃんとサボって、後回しにできることは後回しにして、余白のあるスケジュールの中で、ちゃんと食べてちゃんと寝て。
大事です。

今日は私がトイレに入ろうものなら、泣き叫びながらトイレのドアを叩き続けていた娘。それでも、仕事に行く時間になりいつものようにマスクをつけると、「あ、仕事なんですね」と分かったようで、あっさり「バイバ〜イ」と手を振ってくれました。しっかり切り替えてくれることの嬉しさと、もうちょっと余韻が欲しかったなぁという身勝手な寂しさを抱えて、これから仕事です。

今日も周りへの感謝を忘れず、目の前のことを一つ一つ丁寧に。

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