ただのアルバイトが、エリアマネージャーの右腕として働くまで成長した話
こんにちは。優です。
現在は上場企業のIT会社で働いている私ですが、学生時代は体育会系の部活、飲食店でのバイトなど体を動かすことばかりしておりました。
今はエンジニアから次のキャリアを考えており、将来的には起業したいと考えています。
さて、そんな私は内気でコミュ障、人との関わりにすごく臆病な人間でした。
そんな僕の人生を変えた体験、思考法をあなたにお話ししようと思います。
私がアルバイト時代に実践した思考法を具体例を記載しながら紹介していきます。
これはアルバイトだけでなく、仕事にも適用できると思います。
以下の効果を得られたので是非参考にしてください。
■思考法で何を得られたのか
・マネージャーの右腕として働けた
・新人教育担当、全店舗ヘルプ担当
・店舗経営と店舗開拓の実施
・調理場を教えてもらい責任者に
・店のチラシやPOPの作成
・店舗開業の立ち合いに参加
・アルバイトを運営している企業の社長や副社長、
部長とお会いする機会が得られた
これを読み終わったあとに実際に試すかどうかはあなた次第です。
しかし、今からお伝えする方法は
あなたの人生を大きく変える体験、あなた自身の成長をお届けすることを
約束します。
それでは、私の大学時代のアルバイト経験、そしてどのように成長したのか一緒に見ていきましょう。
■アルバイトの向き合い方
大学生の皆さんの多くはアルバイトをしていると思います。
部活やサークルをいきながら両立している方もいれば、多数の掛け持ちをしバイトに力を入れている方、親のお店を手伝っている方、様々だと思います。
バイトは無駄という社会人の方も中にはいらっしゃると思いますが、私自身は全然そんなことないと思います。
なぜなら、この世に無駄な仕事なんて一つもないからです。
■人生を変化させる思考法
話は脱線しましたが、私がアルバイトをしていた時に取り入れた考え方はいたってシンプルです。
これはあのUSJも取り入れている思考法で、USJは経営不況だった時代にV字回復を実現できました。
USJのマーケティングについてより詳しく知りたい方は参考図書を下記に記載しておきます。
私がこの本を読んだのは社会人になってからですが、本当にオススメです。
さて、USJや私が実施した内容には共通事項があります。
それは、「消費者視点に立つ」ことです。
当時の自分は特に意識せずやっておりましたが、社会人になってからどの業界の仕事においても必要なことだなと思います。
■自分自身を変えたたったひとつの思考とは
私が飲食で実施した思考法はたった一つ
それは、「来てくれるお客さんを幸せにすること」です。
アルバイトが飲食系だったのでこのような表現になりますが、
どの職種や業界でも使えます。
ここで大切になってくるのは、誰のために行動するかということです。
■自己利益のために働いていたアルバイトの時間
私はアルバイト時代、部活との両立もあったので週一回のお小遣い稼ぎの感覚でバイトを行っていました。
大学時代、家が貧乏とまでは言いませんが、決して裕福と呼べる家庭ではありませんでした。
実家暮らしではあったもの、
部活後の外食、友達との旅行や飲み会、趣味への時間など
お金は嵩む一方でした。
当時の私は、「何故、部活の休みにバイトをしなければならないのか、楽してお金が欲しい、早く時間が過ぎてほしい、店内清掃めんどくさい」と考えていました。
■アルバイト時代のターニングポイント
ある日、アルバイト先の店長が交通事故にあい、店で調理できる人が限られる事態に陥りました。その時のバイトリーダーが店長の代わりを務めていました。
当時の自分は受け身な性格で、作業も指示されたことだけをやる人間でした。しかし、店長の代わりに働くバイトリーダーと一緒にいる時間が増え、彼の背中を見て決意します。
「バイトリーダーってカッコいい、僕も店のために力になりたい」と
僕は大学時代も、社会人2年目の今でもなんでもできる人はかっこいいなって思うし、理想の自分だなと記事を執筆してて改めて思います。
話は脱線しましたが、
受け身だった自分
そこから少しずつ、自分の行動が変わっていきます。
■自分自身がどう向き合い、変わったか
自分も先輩のようになんでもできる人になるにはどうすれば良いか。
普段何かをやる前に行動していた自分が初めて考えるより先に行動し、
マネージャーに直接連絡を取り、こう伝えました。
「店の力になりたいので、麺場、仕込み、締め作業を教えてください!」
自分自身のために働いていた自分から、
「来てくれるお客様一人一人に、最高の接客をお届けしたい」
そこから、マネージャーの仕事や店のこと、店舗の経営から新メニューの提案、新人教育まで沢山の仕事をこなしました。週一だったバイトの時間も増え、週5部活、週4バイトの時間になっていました。
その中で友人との時間も、もちろん作っていました。
体は疲れているのに、お客さんに最高の一杯を届けたい、ただそれだけを考えて働いていました。
■変化、そして成長
様々な仕事や経験を得られましたが、大きく変わったことがありました。
それは自身の行動に対し、相手のことをまず考えるようになったことです。
例えば、開店前の掃除だけでもここまで変わります
●金銭のために働いてた自分
トイレ掃除汚い、店内の食べかすが汚い、めんどくさい
↓
●お客様のために働き出した自分
綺麗なトイレを使って欲しい、綺麗な場所でご飯を食べて欲しい、衛生面も徹底的に管理したい
たったひとつ考えるだけで行動もここまで変化します。
これは新人研修をしていた当時の自分は、後輩にこう伝えていました。
「箸洗いや吹上、接客をする上で大切なのはお客様に喜んでもらうことです。どの業務でも、来てくれるお客様の喜びに繋がっています。
初めてのお客さんにはこっちからヒアリングし提案する、
常連のお客さんには毎回来ていただくことに感謝を伝える。
一人一人に最高の接客を届けましょう。」
バイトに入ってくれた後輩の人生も幸せにしたい
時に厳しく、時に励ましながら新人教育にも本気で関わりました。
■仕事との関わり
週一で働いてた時よりも疲れは溜まるし、担当領域も増え、責任も大きくなっていきました。でもそれ以上に切磋琢磨していたあの時間は、自分にとって最高の思い出、そして最高の経験でした。
そこで働いてたマネージャーとは今でも繋がりがあり、商品開発や販売促進に素人目線ではありますが関わっています。
社会人になった今でも、将来起業する際も、この考え方は自分の行動原理です。
■最後に
どんな仕事、アルバイトでもあなたの行動は誰かに繋がっています。
あなたの行動に無意味なことなんて一つもありません。
自分が仕事をしていて、誰を幸せにしたいですか?
来てくれるお客さん、バイト先の後輩、プレゼントを贈りたい恋人、お世話になっている家族でしょうか。
私は来てくれるお客様のために今回のような行動原理になっていますが、
今回の記事を読んで、あなたが幸せにしたい誰かのために働く姿を私は心から楽しみにしていますし、その行動があなた自身のための幸せに繋がったら、こんな幸せなことはありません。
ここまで読んでくれて本当にありがとう。
あなたの人生が誰かのため、そして自分自身の幸せに繋がりますように。