[摂食障害]強迫的な性格と禁止食物
自分に自信がないのに完璧主義で他人に弱みを見せられなかった冷麺。
勉強もスポーツも嫌いだった私が唯一夢中になったのが、ダイエットでした。
「高カロリーの食べ物は一切食べない」と決めてからは、怒涛の勢いで痩せていくことになります。
ダイエットへの強迫的な思い
ダイエットを始めた時は144センチ49キロでした。
初めにしていたダイエットは
朝:母の用意したパンなど
昼:自分で作った栄養バランスの良いお弁当
夜:母の用意したもの(出前の場合ご飯を残すなど)
というメニューで食べて、夜ごはんを食べた後に30分有酸素運動をしていました。(ラジオ体操と学校で習ったエアロビダンス)
そしたら1ヶ月で1.5キロ減!
何も取り柄がないと思っていた冷麺にとって、初めて明確に数字として結果が現れたダイエット!
一方で、教室で誰にも心を開けない自分。
自信が持てず自分を好きになれない私は、ダイエットして痩せて、キレイになったら人生が上手くいくのではないか?と考えました。
とにかく今のデブでブスな自分が嫌い!細目でメガネでダサいから皆と仲良くなれないんじゃないか?
痩せてキレイになったらきっと皆とも上手くやれる。
ここで既に認知の歪みが出ていたのですが当時は気付きませんでした。
「とにかく絶対痩せる!!」
そう強迫的に思い込んだ私は、3ヶ月で40キロになることを目標に、ダイエットを始めます。
禁止食物の増加
当時、食べ物のカロリー表を見て、
揚げ物全般
菓子パン
ケーキ、和菓子など菓子類
清涼飲料水
を禁止食物として食べないようにしました。
更に、母が用意する朝ごはんのホットケーキやパンも食べないようにして、朝は自分でおにぎりを作り、夜は炭水化物を半量にしました。
母はピザやラーメンなどの出前やインスタントラーメンを用意することが多かったので、「私はダイエット始めたので」と宣言し、半分残すようになりました。
そして毎日、夜食べた後にラジオ体操とエアロビダンスの有酸素運動を続けました。
このやり方は合っていたようで、2週間程で2キロ減!どんどんハマっていきました。
さらに、「味の濃いものを食べるとご飯が進む上身体がむくむ」という事が気になり、素材の味を活かした減塩料理に取り組むことにしました。
そのため
佃煮
漬物全般
ラーメン
うどん(糖質が多いため)
パスタ
丼物
せんべいなど塩気のある菓子
も禁止食物に追加。
ただ、母が麺類が好きで夜は麺で済ますことが多かったので、麺類を禁止にすると食べるものがかなり制限されるのが悩みでした。
そのため唯一麺の中で糖質が少なめの蕎麦は食べてもいいことにし、ただしつけ汁は少なめにつける!と決めました。
更にこれまで朝よく出ていた食パンは食べても良いとしていたのですが、禁止食物を増やすにつれて食パンも塩分があるし、大量生産されているものは添加物が多いので身体に悪いと考え、食べるのをやめました。
このようにして、自分が食べれるものがどんどん少なくなり、結果食べる量が減ることで1ヶ月をすぎる頃には合計5キロ減に成功していたのです。
(49⇒44キロ!)
続く