【育児】娘の行き渋り①
娘は今年小学1年生になりました。
違う幼稚園や保育園に通っていた同い年の子どもたちとの出会い
年上のお兄さんお姉さんたち
そして、初めて出会う先生たち
娘もいよいよ小学生というお姉さんになるんだと準備を進めながら楽しみにしてくれているように見えました。
さて、ふたをあけてみると朝の行き渋りが目立つようになりました。
夏休みに入ってから、いろいろと私の中で今までの様子などを振り返ってみました。
きっと書き留めておいたことが今後の娘に、同じような状況の方に、役立つことを祈って・・・
行き渋りの始まりはいつから?
まず、学校への行き渋りがはっきり出てきたのはゴールデンウイーク明けごろだったと思います。
朝、いつものように準備をしてさあ私もそろそろ家を出るぞという時に娘がぽつり
「今日、行きたくないな」
まずは、理由を聞くべきかと思い声をかけました。
「そうなんだ、行きたくないんだね。何か理由はある?」
娘はうつむいてもう一度言いました。
「行きたくない。」
しかし、ここで私たち夫婦は「わかった。休もう」とは言いませんでした。
それは、長期休暇明けということもあったのと、行き渋り自体幼稚園に通っていた時からよくあることだったのです。
幼稚園時代の行き渋り
幼稚園の頃もよく行きたくないとなかなか一歩が出ない日がありました。
それは、雨の日。
我が家は、晴れの日は夫が自転車で、雨の日は私が車で娘を幼稚園に送迎していました。
そんな雨の日の半分くらい「行きたくない」と、車内に立てこもるのです。
まだ幼いうちは、抱っこで教室まで連れて行くことができたのですが、年中となると力がついてきて、年長となると抱っこすると体が大きいこともあり、とても苦労するようになりました。
私も雨の日はこうなるのではないかといろいろと原因を探したり、対策をするようになりました。
まず、原因は早起きにあると考えました。
私の職場は自宅から車で30分以上かかります。そのため、晴れの日とは違い、30分以上早く起きて登園しなくてはいけませんでした。
だからこそ、朝楽しい気持ちで起きて、わくわくした気持ちで家を出られるような声掛けを意識しました。
そして、私は「ディズニープリンセス」になりきって取り組みます。
「おはよう!今日もかわいい私のぽぽちゃん!いい夢見れた?」
「みてみて、今日は雨だわ!新しい長靴を履くなんてどう?」
「今日は雨ね!私とっても嬉しいの。だってぽぽちゃんと一緒に幼稚園にいけるってことでしょ!」
しかし、この声掛けがうまくいくのは10回中1回あればいい方でした。
次に好きな動画を横で流す作戦にでました。
YouTubeやTicTokなどありとあらゆる動画を使いました。
これは、最初こそ有効でしたが、いつの間にか動画を流すだけでは起きなくなりました。
もちろん早起きできるように、20時30分くらいから布団に入って睡眠時間を10時間は確保できるようにしたりなど生活習慣も見直したのですが、効果はあまり感じませんでした。
さて、なんとか家を出発したあとも彼女にはいろいろなパターンがありました。
①朝、機嫌よく起きて、車に乗ったのに車から降りない。
②朝、機嫌よく起きたが、時間になると「行きたくない」と急に不機嫌になって車から降りない。
③朝からずっと機嫌が悪いので、車から降りない。
とにかく、仕事に遅刻してしまうので車内にこもる娘を外に出さなくてはいけません。
私も最初は無理やり抱いて幼稚園の教室に連れて行っていました。
難しい時には、幼稚園に興味を向かせるよう声掛けを実践。
時間がかかった日もあれば、すぐに降りてくれた日もありました。
例えば
「あそこの水たまり深そうだね。どれくらい深いか入ってみる?」
「昨日植えたチューリップは何処にあるの?見てみたいな!」とか
「あそこに七夕の飾りがあるね!ぽぽちゃんのお願いはどこにあるの?教えて」
などなど。
とにかく、このころは本人の我儘だろうと思っていましたし、原因は気分が乗らないのが大きいと考えていました。
また、私自身は「遅刻する」ということが嫌いで余裕をもって行動をしたいタイプの人間です。
職場に遅刻の連絡をすることや、なかなか車から降りない娘をなだめる時間が長くなればなるほど、強いストレスを感じるようになりました。
焦るあまり、娘にはきつく𠮟った・・・というより感情にまかせて怒ったこともあります。
いまでこそ、思い返せば本当に余裕がなかったと思います。
また、私(母親)との関りがとても大切なのでは・・・と思うようになり、私自身も変化していきました。
次回は、私の職場の反応についてお話をまとめようと思います。