重要なものは、見えない。

大前暁政さんの
『本当は大切だけど、誰も教えてくれない授業力向上42のこと』
を読みました。

その学びを綴ります。

〇目的と手段をセットで学ぶ
〇授業技術を強く意識して、実践し続けないと自分の技術にならない
〇重要な知識なのに子どもたちが素通りしてしまうところ、気づかないとこ
 ろはどこかを考える→授業の展開に組み込む→既知とのギャップを生む
〇人は、自分の認識の枠組みの中でものごとを見ている(認知の枠組み)
 → 知っていることしか重要だと思えない 
 → 何が重要なのかを教える必要がある
 → 重要だと理解させるために発問する → ○○に着目してみよう
 「ここが重要なんだな」
〇個別指導と評価はセットで 
 → 雨温図の学習で生かす
  (例)段階分けする
    レベル1:気温と降水量を読み取る
    レベル2:雨温図を見て、どの気候帯か当てる
         (温帯、冷帯、乾燥帯、熱帯、寒帯のいずれかを選択)
    レベル3:雨温図を見て、どの気候か当てる
         (温帯の温暖湿潤気候など)
    レベル4:雨温図を見て、どこの地域か当てる
         (地図中のア~エの中から)
         ※テストに出るような形に近づける
    レベル5:雨温図に関する問題をつくる
   数学のように取り組む課題の内容をレベル分けすることによって、
   個別指導と評価をする時間を確保し、個別最適化の学習に近づける。
〇子どもたちが自分で学びを進められるようになるためにも、「この単元で
 どういう知識を教えておけばよいか」「どういう物事が重要だと教えてお
 けばよいか」を事前に考える
 → 社会的な見方・考え方を磨く
〇正解のない問いを考えさせる時には、教師も答えをしらないというスタン 
 スで

ざっとこんな感じかなあ!


個別指導と評価をセットで、というところは、意識できていないときが多々あるので、改善。
認知の枠組みの話も常に心にとめておきたい。いろんな学習のときに使えそう。進路学習とか。


雨温図については、一回この方法でやってみよう。


みなさんは、雨温図ってどのように教えていますか?


教えていただければ幸いです。


       

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?