みんなちがってみんないい!!
人は、支え合って「人」という漢字なんです。
人は、仲間と生きていくからこそ、豊かになれる!
人は、たくさんいるから悩むこともある。
人間関係で悩んでいる人ってたくさんいると思うんですけど。
ありのままの自分を受け入れることができたら、
ありのままの相手を受け止めてもいいかもしれない!!
そんなこんなをメンタルコーチのわかさんにまとめていただきました!
この記事を見て、元気になれる人が増えますように!
ぜひ、ご覧ください!
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こんにちは♪
メンタルコーチ桜井和奏です。
前回は「自分を認めること」についてお話ししました。
自分の存在は尊いものであると認識し、
ありのままを受け入れることは
自己肯定感を高める上で最も根幹となる大切な部分だと理解して頂けたでしょうか?
さて、
今回のテーマは「相手を認めること」ですが
これには前提として「自分を認めること」が
非常に大事なポイントになります。
例えば、
あなたが自分自身と向き合うことなく
常に「どうせ自分なんて」という気持ちでチームメイトに接していたとします。
この自己肯定感の低い状態で
いくらチームメイトと上手く関わろうとしても
相手と自分を比べてしまったり、
自信がなくて意見が言えなかったり、
結局「ダメな自分」に落ち込んでしまいます。
また、自分のことを知っているつもりで
自分は正しいから大丈夫!と思い込んでいると、
「相手が私を受け入れてくれない」
そんな風に感じてしまうこともあるでしょう。
まずは自分を認めることができて
ようやく相手を認めることができるのです。
今回は、そんなことを頭に置きながら
①相手を認めるってどういうこと?
②相手を認めるためには?
③人間関係をスムーズにする方法
この3点に絞ってお伝えしていきますね。
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①相手を認めるってどういうこと?
当たり前ですが地球上に存在する全ての人々は
一人一人違いますよね。
ベストセラー作家のジェリー・ミンチントン氏は
人々の違いについてこのように述べています。
「人間は機械のように大量生産されるのではない。私たちはみな、無限に近い資質と特徴を持つ特殊な存在なのだ。精神的・肉体的な側面、知能、人種、民族、教育、社会的・経済的レベル、職業、宗教など、数え上げればきりがない。」
—『うまくいっている人の考え方 完全版 (ディスカヴァー携書)』ジェリー・ミンチントン著
https://a.co/6ZNPnBb
「違い」があることで、それが人間としての価値に影響するわけではありません。
それでも世の中の多数派と違うからといって
問題があるとみなし「周りの人との違い」を指摘してくる人っているんですよね。
そんな彼らは殆どが精神的に不安定になりがちで、人々の違いを指摘することによって自分の「正しさ」を証明しようとしているのだとジェリー・ミンチントン氏は言います。
もしかして自分はそんな風に接していないかな…
少し自身の言動を振り返ってみるといいですね。
また、ほとんどの人はモノゴトの捉え方に関して
「親」からの影響を大きく受けています。
昔から「こうでなきゃダメ」「これは悪いこと」
そんな教えを受けて育つと
自分の中ではそれが"普通"であり、
そうじゃない人を"異常"だと思うようになるのです。
主に親からの影響を受けた"血"
育った環境の"地"
これまでに得た"知"
この「血と地と知」が
自分はどんなだったかな?と考えてみてください。
さて、ここで大切なポイントをまとめます。
「相手を認める」とは…
『自分が見ている世界』と『相手が見ている世界』は
違うということを認識した上で
自分と相手の違いを「価値判断せずに受け入れること」です。
つまり、
ありのままの自分を受け入れるように
ありのままの相手を受け入れようということです。
そんなありきたりな話か〜って思ったかもしれませんが、既に出来ているのなら今頃人間関係に苦労してませんね。
そう、受け入れるって結構努力が必要なんです。
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②相手を認めるためには?
相手を認めるためには
大前提として「自分がどんな色眼鏡をかけて周りを見ているのか」を知る努力が必要になります。
例えば、同じ職場に物静かな人が居たとして
「この人は全然喋らないしつまらない」
と捉える人もいるだろうし
「いつも何を考えてるんだろう、気になるなぁ」
そんな風に捉える人もいることでしょう。
ここで前者の方には「静か=つまらない」と勝手に決めつけていることに気がついて欲しいのです。
もしかするとその人は
本当は社交的で明るい性格なのに、
まだあなたに対して積極的に話しかけられないだけかもしれないですよね?
思い込みをしてる自分に気がつき、
苦手と思っている相手ほど
"興味"を持って観察してみてください。
また、相手に対して「ひどい・悲しい・悔しい」など
負の感情を抱いた時、
「なぜ私は今マイナスな感情になったのだろう」
「なぜ相手はその行動を取ったのだろう」と
冷静になって考えてみて欲しいのです。
例えば、
せっかく挨拶したのに無視されたと自分は思ったけれど、相手は考え事に集中しすぎて声が聞こえてなかったなんて場合もありますよね。
「無視された」という事実だけで判断すると
ひどい、あの人は冷たいというイメージが自分の中で出来上がってしまいます。
しかし、普段から相手のことを観察し
「無視されて悲しいと思ったけど…あの人のことだから何かあったのかも」と冷静になって考えてみると
その後も嫌な雰囲気にならずに済むはずです。
とはいえ、世の中にはどうしても
ネチネチと悪口を言ったり、マウントを取ってくるような人もいますよね。
そんな人たちを受け入れるなんて無理!と
思う気持ちはよく分かります。
ここは私の考えなのですが、
相手を受け入れる≠自分を押し殺してまで合わせる
ネチネチ族には
「今日もネチネチしてるな〜、毎日陰口お疲れ様!」
と、そのままの状態を受け止めるだけでいいのです。
「どうして陰口を言うのだろう」など考えると
自分のことも悪く言われてるのだろうか…と
マイナスな影響を受けることになりかねません。
有名な本のタイトルにもありますが、
あなたはあなたの使っている言葉で出来ています。
人を悪く言う人は、自分自身にも自信がないのです。
さて、
相手を認めるために心掛けるポイントをまとめると
①色眼鏡をかけて相手を見ていることに気がつく
②苦手と感じている相手ほど観察してみる
③ネチネチ族には深入りしない
私的にはこの3点を意識して
無理せず人付き合いをしていって欲しいなと思います。
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③人間関係をスムーズにする方法
大変長くなりましたが、
最後に少しだけ「人間関係をスムーズにする方法」を
お伝えして終わろうと思います。
その方法はずばり…
「アキラメル」ことです。
「は?」って思った方もいることでしょう!
これは個性心理學研究所の所長 弦本さんが提唱していることであり、
アキラメルとは、「明らかに認める」という意味を持ちます。
人それぞれの個性を「明らかに認める」のです。
これまでにお話ししてきたように
結局は「相手を認める」ことが人間関係を何よりも潤滑にします。
そのために、
自分についても相手についても
どういう特徴をもっていて、どういう思考回路で、
どんな言葉に反応して、「地雷」は何なのか
これを知っておくことが必要です。
簡単な方法として「個性心理学」で
相手の個性を知っておくのもオススメですよ。
(ネットで調べるとすぐ出てきます♪)
騙されたと思ってとりあえず調べてみると
案外「あの人たしかにな〜」って思えたりします(笑)
自分や相手の特徴を理解することで
分かり合えないと思っていたところも
その人の個性として認めることが出来ます。
『全ての悩みは対人関係の悩みである』
アドラーがこう提唱するように、
人間関係でストレスが減ると
とっても生きやすくなることは事実です。
ただ、何もしないでストレスが減ることはありません。
まずは、自分を知り、自分を認めるところから
ゆっくりと無理せず始めていきましょう。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
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メンタルコーチ 桜井和奏