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線状降水帯から、いのちを守る

どうも、たなかです。

題名にもある通り、今日から気象庁は

「線状降水帯」による大雨が確認された場合
土砂災害や洪水の危険性が急激に高まっていることを知らせる「顕著な大雨に関する情報」
の運用を始めます。

今日は「顕著な大雨に関する情報」
について説明した上で

この情報を受け取ったら
どのように行動すれば良いのかをお伝えします。

そもそも「線状降水帯」とは何か?

1枚目は、2017年「九州北部豪雨」
2枚目は、2018年「西日本豪雨」
3枚目は、2020年「熊本豪雨」

こちらで発生した、代表的な線状降水帯です。

このように線状降水帯というのは

発達した積乱雲が線状に連なり
長時間同じ場所に豪雨をもたらす現象です。

数分程度の大雨ならまだしも
何時間も、同じ場所で、豪雨が降り続けると

街の排水機能が停止し、大災害に繋がります。

毎年、度重なる豪雨により
どれだけの命を奪われてきたか。

やられっぱなしは趣味じゃありません。

我々は知恵を持った行動で
大災害から身を守らなければなりません。

では、気象庁から発表される
「顕著な大雨に関する情報」とは何なのか?

この情報は
「線状降水帯」が発生したタイミングで
気象庁からこのような文言で発表されます。

また雨雲レーダーで
線状降水帯が発生している地域を
楕円で囲むようにマーキングがされます。

勘の良い方はお気付きかもしれません。

「顕著な大雨に関する情報」は

注意報や警報のように
「事前」に発表される情報ではなく

「今、線状降水帯が発生している」

という、状況下で発表されます。

この情報が出た地域は
「非常に危険が迫っている深刻な状況」
ということです。

では、そんな状況下で
我々はどうすれば良いのでしょうか?

おそらく、すでに
土砂災害警戒情報もしくは大雨特別警報が
発令されている可能性があります。

この記事にもある通り
警戒レベル4もしくは5相当であるため

必ず「避難」していないといけません。

ですから避難が完了している状態で
「顕著な大雨に関する情報」
を受け取ることが理想でしょう。

ただ、警戒レベル4.5相当でない場合に
この情報を受け取る可能性があります。

その場合は

「どう避難するべきか?」

瞬時に判断してください。

コンマ何秒で、判断してください。

命の危険が目の前まで迫っているからです。

家、もしくは職場に残るのか?

それとも
低い場所や川、崖の近くにいる場合だったら
どこが安全な避難場所になるのか?

そのように瞬時に判断するためには

災害が起こる前に
避難のためのルールを決めることが大切です。

「顕著な大雨に関する情報」は
実況の気象情報を伝えているに過ぎません。

天気は「物語」です。

起承転結があって、今の空となるのです。

線状降水帯が発生する前に
雨が降り続いてる可能性が高いので

その伏線を見逃さないでください。

そのために
雨雲レーダーはいつでも見れるように
しておくのがベストだと思います。

ぼくは
「Yahoo天気アプリ」をオススメします。

このように
誰でも実況の雨雲を確認できますし

1時間先の
雨雲の動きを確認することができます。

ぜひ
この機会にダウンロードしてみてください。

いよいよ、本番。

心してかかりましょう。


☝︎気象庁 線状降水帯に関する情報について

☝︎Yahoo天気アプリ ダウンロード

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