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本は癒しとなる

どうも、たなかです。


きょうも日本海側は雪が続いていて

北陸や滋賀などは大雪となっています。


日曜日なのでお休みの方が多いと思いますが、

天気が荒れていると気は休まらないですよね。

しかも、めちゃくちゃ寒いし。


そんな天気が良くない日や休みの日は

家の中でコロコロ、だらだらすると

極楽浄土へひとっ飛びできるわけなんですが、

ぼくはあえてここで

本を読むことをおすすめしたいです。


と言うのも、

ぼくは気づいてしまったんです。


本を読むことは

心を極楽浄土に昇天させてくれ

癒しや養分、生きる力を与えてくれる

最善の方法のひとつだということを。


そもそもぼくは本好きではありますが

気象予報士の勉強を始めてからは

読書欲なるものを失ってしまい
#頭のキャパが小さいので
#一つのこと(欲求も)にしか集中できない

本とは縁のない生活でした。


ただ、完全に欲が消えたわけではなくて

たま〜に本屋に出向いては

少しでも余裕ができたら読んでみたい本を

コソコソと探していてました。


そして、その期間に出会っていた本の一冊が

こちらです。

著者はエッセイリストで

物書きを生業とされている、塩谷舞さん。


noteやmilieu(ミリュー)という

オピニオンメディアも運営されています。


この本は、東京丸の内にある

どでかい本屋さんで見つけてたんですが、

表紙とタイトルが視界に入って否や

めちゃくちゃ刺さったんです。


その時のぼくの状況はというと

5回目の気象予報士試験に落ちたばかりで、

メンタル的にはとても危険な状態でした。


“もうあかん”が

毎秒脳内を走り回って何も手につかない感じ。


そんな状況下で

この表紙とタイトルが目に入ったもんですから

ほんまそれ…ここじゃない世界に…

って思って、読んでみようと思ったんですが、


なぜか、今じゃない。ってよぎったんです。


今読んだらあかん気がする。

今よりも少し余裕ができたときに

じっくり読んでみよう思ったんですよね。



で、月日は経って先週です。

また例によって余裕ができたら〜みたいなノリで

職場近くの本屋に行きました。


そしたら何気なく足を止めたところに

この本があったんです。


あ、読みたい本やったやつ。買えなかったやつ。


この後少し時間あるし読んでみてもいいかも。


その瞬間には本は手の中にあり、

足早に会計を済ませました。


そして、カフェに駆け込んで読書に耽ました。


とっても読みやすくテンポも良かったので、

2時間くらいで読み終わってしまいました。


長くなるので、細かい感想は書きません。


率直に思ったことだけを。


この本と出会えてよかった。


色々頑張り続けてよかった。


そして、これからはちゃんと自分と向き合う。


世界はやっぱり広くて、知らないことだらけで


有象無象で多勢に無勢な世の中だけれども


それはそれとして、


一番大事もの、失ってはいけないのは


“自分”だ。


その次に、自分が大事にするものだ。


ぼくは性格的に1番大事なものをよく失う。


忙しさにかまけたり、

日々のストレスと闘っていると

ベクトルはずっと外に向いてしまう。


内に向けないと。


オマエが大事なんやと認めてあげないと。


それでええんやと庇ってあげないと。


最後に背中を押すのは自分だ。


自分が自分でないと何も始まらない。


そこからだ。


ほっこりと愛情を感じられるのは。



そう思ってから

すごく心境に変化が生まれました。


本は余裕がなくても

読みたかったら読めばいいけど

その時の心の奴隷になりなさいと。


奴隷であればあるほど

身に沁み渡り、広がる癒しに気がついて

この本と出会えてよかったと

一期一会の喜びに浸ることができる。


そして、前を向いて、

一歩踏み出すことができる。



ここまで偉そうに書いてきましたが、

本を読むというきっかけをくれたのは

ぼくの大事な人たちの言葉と行動です。


そのひとつひとつの小さな手が

ぼくの袖を引っ張り続けてくれました。


ぼくの意固地な性格が

小さい力を跳ね除けてしまっていたけれど、

鏡に映る自分をちゃんと見たことで

袖がよれていることに気がつきました。


つまるところ、感謝しかないのです。


自分がギブしてもらって嬉しかったことは

ぼくもみなさんにギブしたい。


そのギブはものすごく小さなものだから

ほとんど目には見えないけど、

何かに乗り移ってハッとするときがあります。


もしその何かを知りたい!と思うのであれば


ぜひ、お近くの書店に足を運んでみてください。


外が悪天候で…面倒で…というのであれば

Amazonなどの、

デジタル書店を覗いてみてください。



あなたの行きたい世界が、きっとそこに。


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