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【ていねいに暮らせない人専用】はじめてのぬか漬け
ぬか漬け=ていねいな暮らし
というイメージがありますよね。
私もそうでした。
ですが今回はそのイメージを覆す、
いやもっと正確にいうとイメージを壊すことなくもう少し簡単に(つまり一見ていねいに暮らしてる風に見せかけといて大雑把に)ぬか漬けライフを送る方法をご紹介します。
今回後半以外は文章メインです。
【きっかけと目的】
まずは私がぬか漬けを始めようと思ったきっかけと目的からお話しします。
きっかけは友人と母の勧めです。
去年の12月、とある友人(Pさん)宅に遊びに行きました。
そこで友人P自慢の料理を振る舞ってもらったのですが
「うーん、なんかもう一品野菜がほしいなぁ…あっそうだ!(電球)」
と言ってさらっとぬか漬けを追加した友人。
彼女がぬか漬けライフを送っていることはかなり前から知っていたのですがそのスマートさを目の当たりにした私は度肝を抜かれました。
(実際こんなアニメの世界みたいな独り言をいうヤバイ人はいません。本作はフィクションも含みます。)
こ、これがていねいな暮らしというものか…
私もぬか漬けやりたい。そう思いました。
察しのいい人はお気づきかと思うのですが、これは去年の12月の話。
いやぬか漬けしてないやん。
ぐうの音も出ません。やりたいと思っただけですぐには行動に起こさなかった私。
だってなんか大変そうだったんだもん。
そうこうしてるうちに半年以上がすぎ、母から偶然とある商品を紹介されました。
この商品についての詳細は後述するのでいったん割愛しますが、これなら私でも続けられそうと思い満を辞して私のぬか漬けライフが始まったのです。
これがきっかけでした。
ぬか漬けライフを送る目的は何もていねいな暮らしがしたいからというだけではありません。
目的は二つ。
其の1.野菜を簡単かつ美味しく、継続的に消費するため
其の2.美容と健康のため
職業柄色々な野菜をお裾分けしてもらうことが多いです。(アイアム農家)
ものすごーく嬉しいのですが、一回のおすそわけの量が毎度馬鹿みたいな量なのです。
農家あるある。
当方ふたりと二匹暮らしで当然ながら二匹については野菜の消費には加担してくれません。
正直持て余すことも多かったです。
生産と消費のバランスが保たれない。
そこでぬか漬けが便利です。
余った野菜はとりあえず糠床にぶち込んでおけば翌日一品分稼げるから万事オーケーとのこと。
一度ぶち込んでしまえば時間がたてば立つほど発酵が進んじゃうので嫌でも食べなくてはいけないので消費が進む進む。
いわば明日の自分への挑戦状のようなものです。
たまに張り切ってぶち込みすぎでめっちゃ頑張って食べなきゃならない時は昨日の自分を殴りたくなるけど、こんなに沢山の野菜を強制摂取させてくれてありがとうって言ってから殴るようにしてます。
さらに美容にも健康にもいい。
友人Pもぬか漬けは免疫力がアップするし、肌も艶々になるしニキビもできないって言ってたもん。
料理や健康のことに関してPはプロなので絶大な信頼を置いてます。
一年中風邪を引いてるかのような倦怠感を持つ虚弱体質。かつ顔面の至る所に大人ニキビが代わる代わる現れスウェーデンリレー状態の私。
もうやらない理由がないですよね。
【ぬか漬けライフの幕開け】
そんなこんなで始まった私のぬか漬けライフです。
ぬか漬けってこまめな管理が必要なイメージがあったんですが、割とおおらかな気持ちでも大丈夫みたいです。
ただぬか漬けができるようになるまで1ヶ月くらい糠床を育て上げなくてはいけないのでそこだけはなかなか骨が折れそう。
友人Pいわく、
糠床・糠漬けは生き物。我が子のように育てるのだ。
なるほどな。と思いましたがそこそこズボラ主婦なわたしにとって糠床をゼロから生み出すのは少々難儀だったのでこちらの商品と養子縁組を結びました。
みたけさんの発酵ぬかどこと言う商品。
なんと買ったその日からぬか漬けできちゃう優れもの。
糠床を育成する最初の1ヶ月をすっ飛ばす、強くてニューゲーム。
きっと真のぬか漬け民から言わせてみればバーローそこが醍醐味なのにって感じでしょうが今回のテーマは楽して美味しいなので受け流しましょう。
それでは早速使ってみよう。
こちらの商品、袋に直接野菜を入れてぬか漬けを作れちゃうらしいのですが
絶賛形から入るタイプのわたしはぬか漬け用の容器も合わせて購入。
安定の野田琺瑯。安心のメイドインジャパーン。
安心と安全は何にも代えられませんよね。
大きさはこのくらい。(猫比)
参考にならないので数字で表すと
幅25.5×奥行16×高さ12cm。
ブロガーっぽく先ほどのぬか漬け商品とともにAmazonのURLでも貼っておきますか。
糠床は使ってるうちに野菜の水分が出てべちゃべちゃになっちゃうらしく、それを取る専用の水取り容器もついとります。
次に、今回選ばれし野菜たちはこちら。
カブ、パプリカ、みょうが、長芋。
こんな時に限ってお裾分けの野菜は全くなく、カブのみ。昔からタイミングが悪いことは自覚済みです。
この選ばれし先鋭たちをこんな感じで切りました。カブの葉ももったいないからつけちゃお。
先程の発酵糠床を入れ、全体を混ぜます。
二袋分入りました。
パプリカ・カブの葉・みょうがは色をきれいに保ちたかったので塩揉みもしました。えらい。
あとパプリカはこんな感じにするのが多分大切だと血が騒いだのでやってみました。前世でぬか漬けやってたのかもしれない。
それでは全部まとめて、どーーーーん。
野菜を糠で蓋をし、とりあえず完成。
さっそく友人Pに写真を送ったところ
もっと表面の糠床ならせとダメ出しをうけました。
え…ならしたのに…(これでも)
農家のくせにならすの下手。
どうやらよーく空気を抜くことが大切らしいので追いペタペタしました。
うん。きれいにできた。
あとは基本毎日混ぜ混ぜするだけ。どうせ24時間後とかに漬かる野菜がほとんどだから、それ取り出すついでに混ぜればいいので一石二鳥。
冷蔵庫管理にすれば2〜3日に一回でもいいらしいです。
忘れないように習慣化アプリにでも登録しておきますか。
さて、気になるお味は…といいたいところですが
なかなか長くなってしまったので今回はこの辺で。
次回は先ほど漬けたもののほかに、その後作った他のぬか漬けも紹介していきますのでお楽しみに。
ちなみに今回再三登場した友人Pのnoteでは、
糠床を一から育て上げ本格的にぬか漬けを楽しむ方法を彼女の独特なワールドのもと紹介しています。
とても参考になるのでそちらもぜひ。