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甘さの代償:記憶力低下の隠れた原因
🏆 文武両道の憧れと現実
運動も勉強もできて、文武両道をこなす憧れの人、あなたの小さい頃にもいませんでしたか。そんな人を見ては、自分の出来なさに落ち込んでしまったり、私は若い頃、運動か勉強のどちらかにしか集中ができませんでした。その理由を分析すると、きちんとした原因がありました。今回はその理由を科学的根拠を交えてお話ししていきます。
💔勉強好き→落ちこぼれへ
私自身、小さい頃は勉強が大好きでした。しかし勉強が非常に大好きだということと、完璧主義、また日本における受験において疲弊してしまったこともあり、大学生は落ちこぼれでした。そんな中でもギリギリ卒業し、国家試験に合格し、薬剤師としての道を歩むことになります。
😢甘いもがもたらす悲しい未来
その頃の自分を振り返ってみると、大きな要因が考えられました。それは小さい頃から習慣化していた甘いものを継続して食べていたことです。父が甘いものが大好きだったということもあり、一緒に父とよく甘いものを好んで食べていました。甘いものは脳を満たしてくれ、それによってドーパミンなどの快楽ホルモンが出ますが、食べ物による快楽は一時的なもの。そのためまたそのドーパミンが欲しいと思い、甘いものを食べ続けていたのです。
🧠 甘いものと学習能力の関係:血糖値スパイクがもたらすもの
大学では落ちこぼれであったため、そのストレス解消として甘いものをよく口にしていました。テスト前に甘いものを食べないとテストを乗り越えることができず、また甘いものを食べることによって眠気が出てきてしまうので勉強にも身が入りませんでした。これは甘いものを食べることによって、血糖値が急激に上昇し下降する際に眠気が生じるためです。血糖値が急激に上昇することは血管に非常に負荷をかけ、その結果、脳にも悪影響を与えます。それにより私の記憶力は他の人と比べて非常に低かったことが原因として考えられます。
🙅♂️甘いものからの脱却
甘いものが非常によくないということは本を読み理解しました。私は完全に糖質中毒でした。簡単には甘いものをやめることが難しかったため、徐々に甘いものである砂糖の量を減らすことを意識的に行います。砂糖が徐々に減ってくると、砂糖に変わる甘いもの(蜂蜜や甘酒)で代用するようになりました。その結果、徐々に甘いものを食べなくても体が食べたいという気持ちが減っていくため、食べずに過ごせるようになります。
🧠甘いものを止めることによるメリット
それと同時に記憶力が非常に定着するようになりました。眠気も生じにくくなったため、集中力が飛躍的に向上します。また運動の習慣を身に付けることでさらに記憶の定着が促されたので、英語学習や他の言語の学習にも非常に成果が出ることを体感しました。気づくと甘いものを取らなくても問題なく過ごせるようになり、甘いものを摂取することで記憶力が低下するということもわかりました。
🔑三日坊主脱却の鍵とは?
現在は甘いものを食べるよりも言語学習で記憶したり、学習する方のメリットの方が砂糖を得るよりも大きくなりました。これは砂糖によって放出されたドーパミンが記憶力の定着のほうに優位に働いたためです。ドーパミンを味方につけることによって、あなたの記憶力や習慣が定着するようになります。
⚠️ 危険:甘いものの中止は薬の中断と同じ!!
しかしここで注意すべきことは砂糖を急激にやめてはいけないということです。急激にやめてしまうと薬を急激に中止したのと同じように禁断症状が起きてしまいます。必ず徐々に少しずつ変化をもたらしてみましょう。
🔮次回は…
次回はあなたは休みはきちんと取れていますか?疲労と疲労感の違いを含めて、日本人が休まずに働くことのデメリット、また現代人はほとんど休めていないという事実をもとに、あなたの休息が正しいものであるかどうかを具体的根拠を示して説明していきます。次回もお楽しみに!
🗣️音声配信
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