マガジンのカバー画像

よりみちず

17
旅の記録(ちいさい)
運営しているクリエイター

2018年11月の記事一覧

おしまいの朝【都内のお家より】

おはようございます。旅がおわり、お家のおふとんでぐっすり眠りました。もうお昼ですね、こんにちは。

おふとんはいいですね。しばらくぬくぬくとして、洗面所にいって、前髪を切りました。旅中おじゃまになっていたので。パッサリと切ったら、この旅がおしまいになりました。そんな感じがしました。

またいつもの暮らしに戻っています。

でも、旅でたくさんのいいことや大変なことがあって、それはぜんぶ私の腹にはいっ

もっとみる

10日目の夜【旅、最後のよる】

旅、最後のよるは、車のなかからお届けします。

昨日は、赤や黄色や茶色に染まった山を通り抜けて、ぐんぐんとまたトンネルを抜けてきました。こちらに戻れば戻るほど、山も黒に近い緑に戻っていきました。こちらの紅葉はまだなのでしょうか。

その山々を越えて海まで来ることができました。砂浜は冷たくて、裸足で進むとなんか神秘的。波と遊んだら怒られてびしょ濡れになりました。釣り人が口先の長い深緑の魚を釣っていて

もっとみる

9日目の夜【うとうとしてたら朝】

大きな田舎道をぐんぐん走り抜けていくと、ぱっと目の前に広がったのは、金色の稲穂の世界。そのときは少し雨が降っていて、しっとりと優しく稲穂が揺れていました。遠くのほうから新幹線が走り抜けるとハッとしたように金色は波うったように見えて、本当にきれいでした。

その金色のなかにポツンと佇む、茶色いお土産屋さん。朝ですが、もうお店は開いていてちらほらお客さんも見えてきます。

少し野菜をかってお店を出ると

もっとみる

紅葉【山道車内での鼻歌より】

「田舎のお母さんのダサイ弁当」

曲・歌  ゆりあさん



ちくわ ちくわ ちくわ ちくわ

ゴボウの、い た め も の!

ちくわ ちくわ ちくわ ちくわ

きんぴら、きんぴら、しけた 、か ら あ げ!

ちくわ ちくわ ちくわ ちくわ

きのうの、の こ り も の!

6日目の朝【ドミトリーより】

おおさかに、着いたああああああ!!

うれしいなうれしいな。

今日は、かきかきはおやすみします。

たくさんあそぶぞう!はあうれしいなあ。

遊んだらたくさんのこと書きます!
それではよい休日を!!

うひゃー!!

8日目のお昼【お米畑の道の駅から】

東京から大阪まで、5日間かけてついにたどり着きました。2日間たくさんたくさん遊び倒しました。旅人から観光客へ大変身を遂げて、グリコのポーズをしました。実にいい笑顔。

生まれてはじめての大阪。赤、黄、橙のネオンがぐるぐる廻っていました。毎日がお祭りのようです。夢の中の夕方みたいでした。地元のお兄ちゃんは橋のしたにある高い塀に腰かけ、川をゆっくり進む遊覧船に手を降り、ぴょんっと飛び降りて家に帰る。観

もっとみる

4日目の夜【一年前とお山は】

もうすぐゴールなんですよ。明日には大阪につくみたいです。今日は周りの人たちの言葉がだんだん関西弁になっていくのを感じれた1日でした。とても嬉しい。

本当にお天気がよくて、イルカみたいな雲が3匹並んでぽっかり浮かんでいるのが見えたんですよ。

そこの山々は少しずつ紅葉がはじまっていて、橙と赤と緑がちょっと和風なかんじで、真っ白なお日さまに当たっていました。

国道をすっぱぬけて、風がきもちよくて。

もっとみる

2日目の夜【500歳ということ】

きょうは漫画喫茶からお届けします。先ほどお洗濯を終えて、荷物の整理をして、わかめスープなどをのんで一段落してます。足を伸ばして寝れるってしあわせ。

今日もずいぶん移動してきて、よりみちして探索をしたり、海辺で自炊をしたり、本当に楽しかったです。

お昼にですね、山奥の小さな村に行きました。そこがとても素敵な場所だったのでそのお話がしたいです。

そこは、お寺やお城の跡地がたくさんある古い村でした

もっとみる

1日目の夜【車のなかから】

こんばんは。旅はじめての夜。

車の中をベッドみたいに組み直して、布団を敷いて、枕元にランタンを置いてお友達と転がっています。秘密基地みたいでなかなか心地がいいです。

今日は川の近くに車を止めて、お友達が持ってきた携帯用ガスコンロとやかん(この子はなんでも持っています。)でお湯を沸かしてカップラーメンを作りました。

大きな川を眺めながら、自分たちで火をつけて沸かしたお湯で作ったカップラーメンは

もっとみる

1日目の朝【都内のお家より】

おはようございます。寒くなりましたね。

私は今日から2週間学校をお休みして、旅に出ます。日本国内です。

車で、したみちを走って大阪をゴールに、色々よりみちをしながら、時間をかけて過ごす予定です。

お友達とゆきます。たくさん楽しいことや辛いことがあると思って、ここに毎日ちいさく記録したいと思っています。

このマガジンが宝物になりますように。