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小さい調理 暮らしの軽量化 リカバリーとここちよさ

 おはようございます!今朝は久しぶりにアラームよりも早く起きられました。風がひんやりしています。ひんやりした風は頭がすっきりするから好きです。でも秋の服の用意が間に合っていません。やな予感がします。もう少しゆっくりお願いしたい。

 ぼくの特性のうちどれが影響しているのか分かりませんが、ぼくは何かと圧倒されやすいです。ダンボール箱にもうってなるし、大きい冷蔵庫にも、分厚い教材にもうってなります。食べきれなかった特盛の料理を前にしているような、そんな気持ちに似ています。ぼくは独り暮らしをしているので、それでは安心して家事ができません。

14cmのフライパン、15cmの蒸籠、300mlのミキサー

 調理は好きで、なんでも作りたくなってしまう性質なんですが、いかんせん食べるのが苦手です。それでいつも食材をダメにしてしまいますし、マルチタスクすぎて疲弊してしまいます。疲弊するとやっぱり続けられません。日々の食事をどうするか、考えるだけでもうってなります。
 打開策を探してぶらついていたら、ダイソーで小さな小さなフライパンを見つけました。ちょうど目玉焼きしか作れなさそうな、でもしっかり深さのあるフライパンです。痩せてしまった腕でも簡単にぶんぶん振り回せます。
 それから、そのフライパンでいわゆる関西流のお好み焼きを焼いて過ごしました。毎日毎日お好み焼きを焼きます。ガラスのボウルで材料を混ぜて、3回に分けて焼いて、それをパンのように食べていました。

 その話をすると、主治医が、タイトレーションの話をしてくれました。意味は忘れましたが、要は、ほんの一滴ずつ、ほんのちょっとずつ取り組んでいくことが、精神疾患のある人には大事、ということみたいです。

 お好み焼きをしばらくやっていて、その次には蕎麦粉のガレットを焼くようになりました。
蕎麦粉に水と溶き卵を混ぜておいて、フライパンの上でキノコや卵やほうれん草、チーズなどを乗せて、生地を折りたたむだけで、おいしいんです。

 それもしばらくしてやめてしまって、昨日から蒸籠にしました。お湯を沸かして蒸篭を乗せて、鶏の手羽中と、さつまいもと、舞茸を乗せて蓋をすると、そのうち火が通って素朴に食べられるんです。

 そうしていると、あれこれやらない分、自分のほんとうに食べたかったもの、無理に食べていたのはなんだったのか、ひとつひとつわかってくるんです。
 甘酒にカモミールティーを混ぜるのも、自分がいつも自作の甘酒を飲みきれない理由を考えていた時に、思いつきました。
 小さいミキサーで、蓋を変えるとタンブラーになるものを使って、材料は冷凍のものにして、鶏ガラと豆乳とバターを混ぜるだけのポタージュも、作って冷凍できました。

 お金がないとなかなか実行って難しいですが、楽しいことや心地いいことを思い浮かべてみたら、案外それが最適な解決策だったりするのかもしれません。
 これからも、無理せずに、ここちよいことをやっていきたいです。

近況

 ギターストラップがほしいです。お金使いすぎている気もします。


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