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感謝と祈り🍀

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少しでも自分に自信を持って、楽しい日々をみんなに過ごして欲しい・・・。そんな思いを持って、毎日ひと言ずつ、私がいいなと思った言葉を紹介しています。 みんなが根っこでつながっている…
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2024年8月の記事一覧

「感謝と祈り」第819話

価値のあることを成し遂げようという健全な考えのない人は、ほぼ夜になると「疲れている」という言い訳をして 能力開発を怠りやすいものです。 しかし、能力開発は気分転換にもなり、脳を疲れさせるのではなく活性化させることが、いくつもの研究によって明らかになっています。 勿論休息は大事な時間なので、しっかり休む事は必要です。 でも、健全な思いがないと、今という大事な時間を無駄な事に使ってしまうことになるでしょう。 安岡正篤師は足利尊氏を一流の人物としてこう評しました。 「酣宴

「感謝と祈り」第818話

京都に、世界屈指の仏像の彫師と言われる松本妙慶さんという人がいます。 その松本氏が、講演を頼まれて、年に二度ほど学生の前で話をする機会があるそうですが、生きている間、「人の3倍努力をしなさい」と言っています。 その為には、時間の使い方が何よりも重要だと言います。 1日24時間は誰にも公平。 ですから若い人は特に〝命〟とは何かを考えてほしいし、父母からもらった大切な命は時間なのだと教えてくれます。 その大事な時間をどう過ごすかが、人生なのです。 その3倍の力を伝える

「感謝と祈り」第817話

今日は、ひすいこたろうさんの著書から、子供達の胎内記憶から分かる、大切な真実を紹介します。 『星の時計のLiddell』 (内田善美、集英社)という漫画で、「子どもは未来からの客人だ」というセリフがあります。 自分が決して見ることのできない 未来社会で生きる未来人たちが、 過去を学びにやってきた存在。 それが子どもだとその中に書かれているのです。 「だから、自分の元に生まれて来てくれてありがとう。」と思う。 「いいもてなしをしてやりたい。未来に帰って幸福なみやげ話が

「感謝と祈り」第816話

世界の三大聖人に共通しているのは、自分の著書がないということです。 キリストも、あのバイブルはキリストの著書ではありません。 その熱心な弟子がキリストの教えを受けて、自らもそれを体験して、これは間違いのない真理であると思ったものを書き残したのです。 お経もそうです。 お釈迦さんは著書を持っておらず、弟子やずっと後の人たちがお釈迦さんの口伝えの教えを実践して、この教えは間違いないなというものを書きとめたのが「お経」というものです。 孔子もそうです。 孔子は自らの著書は

「感謝と祈り」第815話

「疲れていて勉強する気になれない」というセリフは、怠け癖がついている子供がよく口にする言い訳ですね。 でも、これは子供にかぎった話ではなく、大人もまったく同じではないでしょうか。 価値のあることを成し遂げようという健全な野心を持っていない者は、夜になると「疲れている」という言い訳をして 能力開発を怠りやすいと、オリソン.マーデン氏は言います。 しかし、能力開発は気分転換にもなり、脳を疲れさせるのではなく活性化させることが、いくつもの研究によって明らかになっているのだそう

「感謝と祈り」第814話

《自分が学んだことは、人に伝えることで、洗練されます。》 これは山崎拓巳氏の言葉です。 学び、感動したことを伝える。 話すことで、知識は記憶として定着し、知恵となってバージョンアップするといいます。 手垢がつくほど繰り返し話していると、 話は磨かれ、光を発し、だんだん短いフレーズになります。 そして繰り返し話すうちに、 詩的に凝縮され、キャッチコピー化し、だいたい、同じ話を5回しゃべると自分のものになるそうです。 今、あなたの伝えたい話で、これを体験してみてください。

「感謝と祈り」第813話

ピーター.ドラッカーは、13才の宗教の時間に、ある牧師さんから、 「何によって、憶えられたいか?」というという問いを投げかけられたと言います。 その場で答えを得たいわけではなく、50才になるまでにその問いを見つけて欲しいと牧師は言ったのです。 これは、当時のドラッカーにとって、忘れられない問いかけになりました。 「自己刷新を促す問い」の意味だからです。 つまり、仕事で言えば、昨日よりも少しでも良い仕事をしよう、顧客に喜んでもらおうという姿勢で、成長し続けるために自分に

「感謝と祈り」第812話

最終学歴とは最後の学歴ではなく、「最高の学歴」のことをいうのだと本間正人氏は言います。 大学を卒業した人は、大卒。 大学を中退した人は、高校卒業と世間では言われます。 それとは別に、本間正人氏が提唱する「最新学習歴」という言葉があるようです。 「学習歴」は、人生の中の、ありとあらゆる学びを含み、そして大事なのはそれが「最新」であることのようです。 その人にとって初めてのことであれば、それが「最新」の学習なのです。 新しい何かを発見する、気づく、ワクワクするといった学

「感謝と祈り」第811話

戦国武将の武田信玄は、「戦は五分の勝ち方が良い」という言葉を残しています。 完全勝利すると、奢りが出てしまうし、七分の勝ち方だと、心のどこかで油断が残ってしまうからです。 禅宗に深い洞察を持っていた武田信玄ならではの、戦の考え方があったのでしょう。 仏教には「中道」という教えがあります。 極端を捨て、まさに中道を行くことです。 お釈迦さまは、皆が幸せになれる道を求めて、王子としての生活を捨て、快楽に耽(ふけ)る生活を捨て、自身の肉体をとことんいじめる苦行に入りました

「感謝と祈り」第810話

思いを持つということの百八十度の対極には何が存在するか。 それは「ありがとう」という言葉だと小林正観さんは仰います。 私たちは、あれが欲しい、これが欲しい、こうならなければ、ああならなければと努力目標などと言っている間は、実は感謝の心と一番遠いところにいるのかもしれないと思った方がいいかもしれません。 あるおじいさんが、「そうは言っても、私は腰痛がひどくて、この腰の痛みが治らないと感謝の気持ちがもてません」と言ったそうです。 でも、正観さんは、こういう人は、腰が治った

「感謝と祈り」第809話

講演会が終わった後に、身内の悪口を言い、どうしたものかと相談にくる人も多いと、小林正観さんが仰ったことがあります。 しかし、正観さんは、自分のすぐそばにいる人の愚痴や悪口を言うことは、自分の価値を低めているということに気がついたほうがいいと言います。 反対に、夫、子ども、会社の人、友人まわりの人すべてが素晴らしい人に囲まれている、と言ったとしたら、それに見合った人だから、素晴らしい人に恵まれるのだと人は思うでしょう。 愚痴や泣き言を言ったり、まわりの人の悪口を言うことで

「感謝と祈り」第808話

小林正観さんは「流れに逆らわない」についてこう述べています。 🍀『ひと言で言うと、風が吹いているか、川が流れているか、ということ。』 それは、自分の希望通りのものを探すのではなく、なんでもいいから、とりあえず一生懸命やるぞという生き方を選ぶことなのだと言います。 風と流れに逆らわずに生きる人を「風流な人」といい、おまかせの人生を生きている人だとも言えるでしょう。 それで道が開けるし、宇宙や神は、目の前にいつも楽しい人生を提示してくれると思います。 しかしそれを個人の

「感謝と祈り」第807話

【流れに逆らわない】 最初は小児科外科医として、研究に勤しみ高みを目指そうとしたという、順天堂大学医学部教授の小林弘幸氏。 ところが、自分より優秀な医師が沢山いる事を知り、とても自分が目指す分野ではないと挫折し、今いる場所でもがきながら、医療訴訟に関わるようになったのです。 最初から自分の希望通りに行かず、むしろ挫折の多い医師人生だったと仰っています。 多くの医者が見向きもしない、医療訴訟の分野に携わりながら、小林氏は医師になってからずっと続けていた研究の軸「自律神経」

「感謝と祈り」第806話

🍀《自信を高めたいと思ったら、背筋を伸ばしてみましょう》 よく「有名人にはオーラがある」 といいますね。 そういった人たちは たいてい姿勢がよく、きりっとした 表情をしています。 私たちが「オーラ」とよぶものは、じつはこうした 「自信に満ちた見た目」によるところが大きいのです。 姿勢と気持ちは連動しているもの で、自信にあふれた人は背筋がピン と伸びていることが多く、逆に気持ちが沈んでいると姿勢も悪くなりがちです。 もし「自信がない」「気持ちが落ち込む」ことがあれば