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感謝と祈り🍀

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少しでも自分に自信を持って、楽しい日々をみんなに過ごして欲しい・・・。そんな思いを持って、毎日ひと言ずつ、私がいいなと思った言葉を紹介しています。 みんなが根っこでつながっている…
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記事一覧

「感謝と祈り」第891話

🍀人生は一生、勉強の連続です。 それについて、こんな言葉があります。 《もっとも卓越した人々は、自己研鑽や、勉強をやめなかった人々、今もやめない人々のことである。 苦労なくしては何も得られない。 人生は永久に勉強である。》 (フランスの詩人・思想家 シャルル・ペギー) 私達は、仕事や日常の生活に忙殺されると、往々にして勉強をしなくなる傾向にあります。 しかし、成功するかどうかに関わらず、ひとかどの人物になるには勉強が必要ではないでしょうか。 勉強しているかどうかは

「感謝と祈り」第890話

あなたの周りに面白い人を集める方法があるとしたら、どんな人になると良いと思いますか? それについて、小林正観さんはこんな風に言っています。 🍀それは、その人が自己主張を色濃く出さないことなんだそうです。 これは、今後役に立つ情報らしいので、 頭の片隅に入れておくといいと思います。 そして、自分が淡々と生きるのはいいですが、「こういう生き方をすべきだ」と大声で言い始めると、途端に周りが息苦しくなります。 情報は伝えても淡々と生きていくことです。 そうすると、周りに楽

「感謝と祈り」第889話

🍀積み重ね 🍀積み重ねても 🍀また積み重ね これは、耐震構造理論の生みの親と言われた、内藤多仲氏の言葉です。 昭和二十九年から三十三年にかけ、 名古屋テレビ塔(百八十メートル) 大阪通天閣(百メートル) 東京タワー(三百三十三メートル)の 建設に携わった建築士で、「日本の耐震建築の創始者」と謳われた人である。 そして、多仲は自らのこの言葉を座右銘として、その生涯を貫いたと言います。 誰もが積み重ねの大切さを分かっていると思いますが、一回だけでは不十分で、2回、3回と積

「感謝と祈り」第888話

とても面白い名言を見つけたので、今日はこんな言葉をご紹介します。 皆さんも、家計の経済は生活には欠かせないことだと思うし、人生は一生安泰という保証はないので、是非この言葉を頭の片隅に置いてもらえたらと思います。 森信三著『森信三 幻の講話』より 🍀【今日の名言】 <<一生役立つ、家計の5カ条>> 第一 入るを計って出ずるを制する。 第二 当分不用の品は買わぬこと。 第三 自分の身分より多少良いと思われる品を求めて、永く愛用すること。 第四 予定しなかった品物で

「感謝と祈り」第887話

私たちは苦労する為に生まれて来るわけではないと、斎藤一人さんは言います。 そして一人さんは、もし、今が「苦しい」なら、どこかが間違っているという。 それをわからせるために「苦しみ」が続くのだと。 で、逆に今が「楽しい」なら、その生き方は正解だといいます。 なぜなら、今が楽しい人は、いつも機嫌がいいからです。 物事を深刻にとらえないし、軽く、明るく考えて、いつもニコニコ笑っている。 そして、楽しい人はいつも肯定的です。 肯定的な人は、なんでも面白がれる好奇心旺盛な

「感謝と祈り」第886話

現代は変化の目まぐるしい時代です。 そして、変化に対応出来る人が、本当に賢い人だと言えるのではないでしょうか? それは一時代を築いた人も同様です。 棋界のレジェンド・羽生善治さんは、2018年に「竜王」の座を追われて以来、タイトル戦の舞台から遠ざかっていました。 その期間、羽生さんが語った言葉はあまりに印象的です。 🍀当時10代の藤井聡太さんの将棋を「学びたい」と言ったのです。 AIの進化で戦術が大きく様変わりした今の棋界(きかい)で、羽生さんはそのAIに強い関心を

「感謝と祈り」第885話

人間関係で最も危ういのは、人を信じすぎて、依存してしまう事です。 どんな場合でも、相手への信頼を6割くらいはとどめておけば、「こんなに自分が信頼しているのに裏切られた.…」という感情を抱くことはないように思います。 山岡鉄舟はたくさんの弟子を育てましたが、「好かず、嫌わず」の態度をずっと守っていたといいます。 また、「君子の交わりは淡きこと水のごとし」という、荘子の言葉もあります。 その後に続く言葉が、「小人の交わりは甘きこと醴(れい)の如し」です。 あまり人のこと

「感謝と祈り」第884話

🍀《死ぬときまでにどれだけ人格、品性を高めたか、そのことだけが人生の勲章であり、事業で成功する、学問で博士号をとる、組織で高い地位に就くなどということはあまり価値がないのです。》 『稲盛和夫 魂の言葉108』宝島社 これは、稲盛和夫氏の言葉です。 俗世間に生きていれば、そこにはさまざまな苦楽があります。 その一切合切を味わい、幸不幸の波に洗われながら、やがて寿命を全うするその日まで、一生懸 命生きていく。 この過程そのものを、自らの魂の磨き石と心得るのです。 私はこ

「感謝と祈り」第883話

リーダーには、必須の心の状態があるのをご存知でしょうか? これなくしてはリーダーたりえないという条件です。 それが、「希望の明かりを灯し続けているかどうか」だとドン・エシッグ氏は言います。 だから、リーダーは常に明るくなければならないのです。 そして、どんなことにも、肯定的でなければならないのです。 リーダーとは、国を動かしたり、環境問題などの課題を解決するような、すごい人を目指す必要はないのです。 家族間の問題や、職場などの人間関係の中にあって、希望の明かりを灯

「感謝と祈り」第882話

《そもそも「頭がいい人」とはどのような人なのか》 頭がいい人というのは、情報を効率よく取り入れて、正しく伝えることができる人だと齋藤孝氏は教えてくれます。 つまり、インプットとアウトプットが上手な人ではないでしょうか? 相手から得た情報を整理し、それを要約しながら相手に返す。 いわば「情報のキャッチボール」が上手い人。 来た球を捕れますし、それをまた相手の胸元へコントロールよく投げられる。 それを繰り返すことができるので、相手も気持ちよくキャッチボールが続けられま

「感謝と祈り」第881話

赤ちゃんは生まれてきたときに三つの感情しか持っていないそうです。 🍀スヤスヤ寝ているときの「安らぐ」という感情。 🍀「お腹が減った」「おしめが濡れている」などの要求を訴えるときの「泣く」という感情。 🍀さらに赤ちゃんと目が合うとニコッとする「笑う」という感情。 しかし、生まれた時に「怒る」という感情はないのだと小林正観さんは言います。 もともと人はその感情を持っておらず、 後天的に、自分の気分が良くないという事を表す為に方法論的に真似した結果なのだと言います。 だ

「感謝と祈り」第880話

今日は中谷彰宏氏の心に響く言葉をご紹介します。 皆さんは、人に誘われなかった時、自分は嫌われているとか、仲間外れにされたと落ち込む事はないでしょうか? しかし、こんな考え方があると中谷氏はいいます。 🍀《誘われなかったんじゃない。一人の時間をもらえたのだ。》 自分だけ誘われなかったのは、嫌われたからではありません。 誘われなかったことで、自分の時間をもらえたのです。 誘われていたら、今日したかったことが、できなくなります。 せっかく誘われなかった時間を、感謝して

「感謝と祈り」第879話

『感情的にならない本 不機嫌な人は幼稚に見える』PHP文庫 この本書の中に「森田療法」のことが書いてありました。 『神経症の治療法として世界中に広まっている森田療法には、「感情の法則」と呼ばれる考え方があります。 その中に一つだけ、ものすごくシンプルなものがあります。 🍀「感情は放っておけばだんだん収まってくる」という法則です。🍀 その時はカッとなって、人生は終わったかのような不快な気持ちに苛まれますが、感情というのは放っておけばそのうち静まってくると言うことを是非

「感謝と祈り」第878話

今日は吉田松蔭の言葉をご紹介します。 職業に貴賤はないという意味で、とても重要な言葉だと思います。 🍀 「自分は学者だが、ただ本を読んだり、詩をつくったりするだけではない。 学んだことを世のため人のために役立てるのが職分だ。 また、武士でありたいと思っているが、それはすぐに刀を抜いて人を斬りつけるような粗暴な行いをしたいからではない。 国のために命を惜しまず行動することが本分だ」と。 自分の職業を通して、世の中の役に立つ生き方をする事が自分のアイデンティティ(自己