マガジンのカバー画像

感謝と祈り🍀

898
少しでも自分に自信を持って、楽しい日々をみんなに過ごして欲しい・・・。そんな思いを持って、毎日ひと言ずつ、私がいいなと思った言葉を紹介しています。 みんなが根っこでつながっている…
運営しているクリエイター

記事一覧

「感謝と祈り」第902話

この世で出会う人は、全てある時期に、最大限に自分の許容度を上げるために、存在してくれているのだとしたら.…? それは、本当に感謝すべきことなのかもしれません。 そして、周りに苦手な人、嫌いな人がいたとしても、その人を「気にならない人」にすれば良いと小林正観さんは言います。 正観さんは、「夫(妻)を変えるためには、自分が変わらなければならない」のではなく、自分が本当に変われば、「夫(妻)を変える必要がない」と言います。 そのためには、その夫(妻)の存在を全部認めてしまう

「感謝と祈り」第901話

枡野俊明さん(曹洞宗の住職)の本の中に、こんな一説がありました。 🍀「いい言葉」を使うこと。 何故なら、言葉には恐ろしいほどのパワーがあるから🍀 「悪事千里を走る」という諺がありますが、悪口、陰口の伝承速度は速いものです。 陰口をたたいた分、どこかで自分もその俎上にのせられるものなのだそうです。 陰口、悪口の反対に、「愛語」という言葉があります。 これは禅の教えから来ているようです。 『正法眼蔵』の中にある道元禅師の言葉に、こんな言葉があります。 🍀「愛語は愛心

「感謝と祈り」第900話

🌸「負目を感じて生きる」 これは、哲学者のヤスパースの言葉だそうです。 ひろさちや氏は、この言葉が好きだと言います。 さて、負目を感じて生きるとは、一体どういう事なのでしょうか? 例えば、あなたが大学生だったとします。 あなたが大学に合格したという事は、人知れず涙して不合格になった学生もいる訳です。 だから、あなたはその人達に対して、負目を感じる必要があり、その人の分まで勉強しなくてはいけないのです。 また、あなたが結婚しているなら、あなたの妻、(または夫)と結婚し

「感謝と祈り」第899話

プラトンの弟子のアリストテレスは、「人間は笑う動物である」という言葉を残し、カントは「笑いは、緊張の緩和から来る」と言って、笑いの重要性に注目しました。 しかしながら、今の世の中を見渡してみると、笑いをまるでおまけのように扱い、小さい頃から、賢くなるようにとか、お金をちゃんと稼げるようにとか、そういうことばかりに目を向けがちです。 親も、それこそが人間の究極の目的であるかのように子どもたちを育てています。 しかし、遺伝子の科学者である村上和雄先生は、こんな風に仰っていま

「感謝と祈り」第898話

小さな徳を積むことで、人生は豊かになると斎藤一人さんは言います。 では、その徳積みとは一体どういう事でしょうか? それは自分に出来ることで、目の前の人を幸せにする事だと言います。 例えば、あげてもあげても決して減らないもの…。 例えば、笑顔をいくらあげても減ることはありません。 それから、人の心を軽くするような優しい言葉も、いくらかけても決して減ることはないでしょう。 また、あなたが人一倍仕事が早い人だったとしたら、仕事を沢山抱えている人を手伝ってあげたとしても、

「感謝と祈り」第897話

相手への敬意を示すには、言葉に敬意がなければいけません。 その時に大事なのは「敬語」だと、外山滋比古氏は言います。 敬語を知っていて、相手に対して適切に使えば、それが潤滑油となって人間関係もスムーズにいくようになるからです。 と、同時に大事なのが「笑顔」です。 どんなに、ていねいな言葉を使ったとしても、ぶっきらぼうで不機嫌に言われたら、気分は悪くなるものです。 相手との潤滑油とはならないでしょう。 たとえば、「お願いします」の言葉でも、言い方によっては、命令口調だ

「感謝と祈り」第896話

《人は繰り返し行うことの集大成である。 🍀つまり優秀さとは、 行為ではなく習慣である。》 ゲオルグ・ヴィルヘルム・フリードリッヒ・ヘーゲル (ドイツの哲学者・思想家・経済学者・革命家)の言葉です。 皆さんは、ジャック・ニクラウスをご存知でしょうか? このアメリカ史上最高のプロゴルファーがこんな風に言っていたそうです。 「才能ある人だけがホールインワンを達成できる」 しかし、大切なのはその後だ。 「それを練習によって、いかに習慣化するかが問題だ。 習慣化に成功した者だ

「感謝と祈り」第895話

イエローハットを一代で一流企業に育て上げ、現在は「日本を美しくする会」の相談役として、日本人の心を綺麗にする活動に尽力する鍵山秀三郎さん。 その鍵山さんが教える、自らの人生を好転させ、社会をよりよくしていく秘訣をお話して下さいました。 それは、「領収書の人生を生きる」というものです。 その反対にもっともっとと際限なく求めるのは、「請求書の人生」と言えます。 向上心や探求心は人の成長に欠かせない大切な条件ではありますが、度の過ぎた欲求は人を卑しくし、ひいては国家の尊厳を

「感謝と祈り」第894話

幕末の儒者・佐藤一斎に『言志四録』という名著があります。 四録とは、『言志録』『言志後録』『言志晩録』『言志耄録』の総称であり、『言志晩録』の一節にこんな言葉があります。 🍀「堤燈を一つ持って、暗い夜道を行く 何も心配することはない。 この堤燈の明かりを頼りにすればよい」 との意味だそうです。 この堤燈とは、一体何でしょうか? 人生を「暗い夜道」にたとえると、「堤燈」とは信念や志に当たり、これらは羅針盤になるそうです。 心の明かりであり、信念や志があるからこそ、夜道

「感謝と祈り」第893話

今日はこんな言葉が心に響きました。 🍀それは、「あるがまま」でいる…という事です。 「どうにもならないこと」に心を注がない、という事にもなります。 世の中には自分の持てる力を出し切る事を人生訓に掲げて頑張っている人もいます。 それはそれで、とても素晴らしい生き方なんだろうなと思います。 しかし、その反面、どうしても覚えていかないといけないことがあると、住職の枡野俊明さんはいいます。 それは、世の中にはどうにもならないことがあるということです。 全力で生きることは

「感謝と祈り」第892話

自分の内なる声が「もう年をとりすぎている。今からでは遅いので、あきらめたほうがいい。そろそろ現役を引退すべきだ」と言ってきたら、年をとってから快挙を成し遂げた人たちの事を思い出そう。 沢山の事例の一つとして、私が思い出すのは、ケンタッキーフライドチキンを生み出したカーネルサンダースさんです。 カーネルサンダースは業績不審で、借金を返済し、ワゴン車の行商を始めて、あのような世界的なヒットを生み出したのは、なんと65歳になってからだそうです。 そして、あの独特の味付けのレシ

「感謝と祈り」第891話

🍀人生は一生、勉強の連続です。 それについて、こんな言葉があります。 《もっとも卓越した人々は、自己研鑽や、勉強をやめなかった人々、今もやめない人々のことである。 苦労なくしては何も得られない。 人生は永久に勉強である。》 (フランスの詩人・思想家 シャルル・ペギー) 私達は、仕事や日常の生活に忙殺されると、往々にして勉強をしなくなる傾向にあります。 しかし、成功するかどうかに関わらず、ひとかどの人物になるには勉強が必要ではないでしょうか。 勉強しているかどうかは

「感謝と祈り」第890話

あなたの周りに面白い人を集める方法があるとしたら、どんな人になると良いと思いますか? それについて、小林正観さんはこんな風に言っています。 🍀それは、その人が自己主張を色濃く出さないことなんだそうです。 これは、今後役に立つ情報らしいので、 頭の片隅に入れておくといいと思います。 そして、自分が淡々と生きるのはいいですが、「こういう生き方をすべきだ」と大声で言い始めると、途端に周りが息苦しくなります。 情報は伝えても淡々と生きていくことです。 そうすると、周りに楽

「感謝と祈り」第889話

🍀積み重ね 🍀積み重ねても 🍀また積み重ね これは、耐震構造理論の生みの親と言われた、内藤多仲氏の言葉です。 昭和二十九年から三十三年にかけ、 名古屋テレビ塔(百八十メートル) 大阪通天閣(百メートル) 東京タワー(三百三十三メートル)の 建設に携わった建築士で、「日本の耐震建築の創始者」と謳われた人である。 そして、多仲は自らのこの言葉を座右銘として、その生涯を貫いたと言います。 誰もが積み重ねの大切さを分かっていると思いますが、一回だけでは不十分で、2回、3回と積