弾く・聴く・歌うで一生アタマは進化する! 書籍『「音楽する」は脳に効く』のオススメ
楽器演奏や歌を歌うこと、聴くことが脳に良い、認知症予防に、などとよく聞きますが、なかなかエビデンスを持って語れる本は少ないのですよね。で、こちらは貴重な、「音楽」の効用と素晴らしさを、しっかりと専門家が語ってくれている本が発売されました。
仕事の忙しさと修論が重なって大変なのを言い訳に、ずっとサボってしまっていたnote。宣伝にはしっかり再開しないとね。
共著 『「音楽する」は脳に効く』 gakkenさんより10月20日発売されました
10月20日発売の書籍『「音楽する」は脳に効く』、gakkenさん(私の時代だとやっぱり学研と科学の”学研”の方がしっくりきますが笑)から発売。
こちら、私の仕事、広報PRとは関係ない音楽関係書ですが、ありがたくも私も共著の一人として、表紙に名前を掲載いただいております。
お歴々と並んで、恥ずかしいくらいだけど、素直に嬉しい!
じゃ~ん!発行元 gakkenの公式サイトはこちら
https://gkp-koushiki.gakken.jp/2022/10/18/52244/
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ついでに読後レビューなども書いていただけると、私が喜びます。
編著者は尚美学園大学 芸術情報学部の重野知央教授で、私はその末節のエッセイを書いております。
が、各章の執筆者が、本当にすごい方ばかりなのです。ちょっと紹介させてくださいね。
第一章 「演奏中は脳ですごいことが起きている」 、著者は医師・医学博士の金丸一富先生
まず第一章「演奏中は脳ですごいことが起きている」は、医師・医学博士の金丸一富先生。東京都健康長寿医療センター脳卒中科部長で認知症学会の専門医・指導医で、実はピアノがご趣味でご自身で作曲までなさる方。公益財団法人 東京ミュージックボランティア協会と一緒に、音楽療法やリハビリセッションを通して、音楽と脳と健康の実践的研究に従事されていらっしゃいます。
ちなみに脱線しますが、東京ミュージックボランティア協会とは、「心身障がい者や高齢者に音楽療法で楽しく健康に」をモットーに活動されている団体で、私も楽器店在職中はいろいろお世話になった団体さんです。
↑音楽療法や、音楽を通じてのボランティアに興味がある方はぜひサイトもご覧ください。
第二章 「『聴く力』が子どもの脳を開発する」、 著者は脳内科医・医学博士の加藤俊徳先生
第二章「『聴く力』が子どもの脳を開発する」は、医師・医学博士の加藤俊徳先生。テレビ「主治医が見つかる診療所」やNHK「おはよう日本」などメディアにもよく出演なさっているので、ご覧になった方も多いのでは。
私が以前、読ませていただいた本の著者でもあります。こちらです。
元々幼児の頃は私、左利きだったそうで、私の時代だと、当時は右手を使うように直されてしまったのですよね。そのせいで不器用になった!というのが私の昔からの言い訳で、自慢じゃないけど、右手で行う手作り手芸系、まったく苦手です!ビーズアクセサリーなどを起用に作られる方、心から尊敬します。
今でもスポーツなどの踏み切り足や、トランプや麻雀などで遊ぶときは、ついつい左手がメインになったりします。
ただ生まれた娘も実は左利き。もう今の時代、そのまま育てるのが主流、お習字以外はすべて左利きの娘、「天才か変人か」の変人ぶりしか親には目につかず、何か他にいいところはないのかと(余計なお世話と娘には怒られそうですが)読んだ本が、こちらの「すごい左利き」でした。
第三章 「『脳の老化』防止には演奏が強力な武器になる」、著者は精神科医の和田秀樹先生
第三章「『脳の老化』防止には演奏が強力な武器になる」は、精神科医の和田秀樹先生。和田先生については、もう説明不要で、書評でも書店店頭でもその名前を見ない日はないほど。今生き方の本では一番売れていらっしゃる方ではないでしょうか。私もなりたてシニアの一人として、何冊も著書を持っています。親にも夫にも何冊かプレゼントしたりもしましたね。
今なにしろ売れている(らしい)著書はこのあたり。
年齢を重ねての生き方本だけではなく、受験などの著書もたくさんお持ちで、私がもう20年以上前に読ませていただいて、影響を受けたのはこちら。
今年85と90の両親も、和田先生の本はかなり読んでおりましたので、表紙に先生と娘が、レベルは違えど一緒に名前が出ているだけで、まぁとても喜んでくれまして、想定外の親孝行になりました。ありがたや。
第四章 「『認知症』は演奏で最大限予防できる」、著者は脳内科医・医学博士の加藤俊徳先生
第四章「『認知症』は演奏で最大限予防できる」は、医師・医学博士の阿部康二先生。国立精神・神経医療研究センター病院の病院長も努めていらっしゃいますが、かかりつけ医のために日本医師会が出された認知症マニュアルなどでも執筆をされている認知症研究の第一人者でいらっしゃいます。
と、こんな感じで、第一章から第四章までは、ご自身が音楽に素養のある先生や、精神科から脳の専門家、認知症の第一人者までさまざまな専門のお医者さんが、子どもからシニアまでの脳と音楽との関係について、堅苦しくなく、わかりやすく語ってくださっています。
第五章 はそれぞれの音楽体験などを綴ったエッセイ「行列の…」のあの菊地弁護士も
第五章は、日テレ「行列のできる相談所」でも有名な弁護士、菊地幸夫先生をはじめ、著名な音楽評論家の林田直樹先生、ピアニストの蔵島由貴さん、ヴァイオリン製作者の菊田浩さんと、さまざまな方々が、それぞれの音楽についての思い、思い出、魅力などを語ったエッセイとなっています。
その末節を、私もほんの少し、音楽との思い出を書かせていただきました。
今プライベートで楽しんでいるバンド活動について。
子ども時代からの自分の音楽体験。
前職までの百貨店や楽器店でのお客さまとの思い出などなど。
私自身、けっして演奏を生業にするような音楽の専門家ではありませんが、音楽に関係する仕事は長く続けさせていただいてきました。
自分の音楽との関わりを、カッコつけずに、そのまま素直な気持ちで書かせていただきました。
エッセイの冒頭出てきます、以前お知らせした、私の還暦ライブ告知サイト(ライブは終了済です)を、ご参考までに。
私が張り切って楽しんでいる様子がわかっていただけるでしょうか。よろしかったら見てみてくださいね。
エッセイの中にも書きましたが、音楽を、楽器演奏を楽しむ方が一人でも増えてほしい。最初の第一歩が踏み出せずに、まだ歌や楽器演奏を始めていらっしゃらない方。学生時代せっかくやっていたのに、忙しさなどで止めてしまった方々、本当にひとりでも多くの方が、私の感じている音楽や楽器演奏の楽しさ、素晴らしさ、魅力を感じていただけるとうれしいな、と心から思っています。
ピアノの先生や音楽講師など、音楽を専門に教えたり、演奏されたりしている方におすすめはもちろんですが、音楽業界の方だけでなく、子育て中の方や、自分でなにか認知症予防や脳の老化防止にいいこと始めたいな、やりたいな、とお感じの方などに、幅広く役に立つ本ではないかと思います。
自分の共著の宣伝ではありますが、一人でも多くの方に、この本が行き渡って、読んでいただけますように。一人でも多くの方に、音楽が、楽器演奏が身近になっていただけますように。
認知症を心配されているご両親など、身近な方へのプレゼントなどにも最適です。ぜひ広くお読みいただけると嬉しいです!
ということで、リンクをもう一度!