本格オーバーナイトもちふわミニ食パン【初心者向け、パン屋の知恵がつまった生地を寝かせて作る簡単レシピ】
はじめておうちでパン作りをした時、思いませんでしたか?
●「こねるのがけっこう大変」
●「思っていた以上に時間がかかる」
●「この作り方で大丈夫なのか…」と途中で不安になる
このnoteでは、パン初心者でも、失敗なく楽しくおいしいパンを作る方法を紹介します。5つ星外資系ホテルのベーカリーでパン作りをしていた筆者が、パンの科学とパン屋の知恵をベースに、簡単(=失敗しない)・あまり捏ねない(=疲れない)・もちふわ(=おいしい)レシピを考案しました。写真とイラスト多めで、パン作りはじめてでも分かりやすく・楽しく作れるよう、丁寧でやさしいレシピに仕上げました。
当たり前ですが、パン屋の立派な設備や道具がそろったキッチンでパン作りをするのと、家庭のキッチンで作るのとは、大違いです。立派な設備は、おうちに導入できないけど、パン屋の知恵と科学はおうちでも応用可能!そのような発想からスタートしました。
【すぐ手に入る道具で、もちふわ、しっとりパンが焼けます】
★パン作りの科学を応用したレシピ
本レシピは、オーバーナイト法とオートリーズ法を活用したレシピです。一般的なパン作りは、1日でこねて焼きますが、この方法では、生地を一晩寝かせて作ります。そうすることで、小麦粉に水分がいきわたり、しっとり、もっちり、ふわふわパンが焼けるのです。
「グルテン」って聞いたことあると思いますが、グルテンはパンのふわふわ、バリバリといった食感のもとです。グルテンの正体は小麦粉特有のたんぱく質で、ゴムのように伸びて、網目の形をしてます。
生地をこねることで、この網目が細く伸びてからまり、パンがふわふわになります。そしてグルテンの網目は、寝かせてても、自らどんどんからまる性質があります。
本レシピは、このグルテンの特性や、水和、低温発酵などなど、パンの科学をとりいれた、初心者でもおいしいパン作りが簡単に楽しく続けられるレシピです!
その他本レシピのポイント:
★写真・イラスト多めで直感的にわかりやすい
★丁寧すぎるほど丁寧に手順を説明しています
★1回で焼ききれるちょうどいい量
★必要最低限な道具と選び方について説明あり
★【付録】型の大きさと適正な生地量について説明あり
★オーバーナイトの製法について、まずは詳しく知りたい方へ、
こちらからのブログで1から解説してます:オーバーナイト法とは【一晩冷蔵で寝かせるパン・朝食にぴったり・初心者向け】
それでは、さっそく道具の説明からはじめていきます:
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