新潟〜長野 バス旅行で行く温泉と山菜たけのこ採り
通いはじめて10年以上になる立ち飲み屋がある。私が応援する埼玉西武ライオンズファンが集う店だ。
夫婦で営む小さなお店。20年前に西武グループを辞めて所沢に近い東京郊外でラーメン屋を開店、15年前に立ち飲み屋に業態を変えて今に至る。
去年は店の老朽化で立ち退きを余儀なくされ、閉店危機だったが、私を含む常連客が発起人となりクラウドファンディングにて移転資金を集め、お店は小さくなったけど、無事に移転再開。
流行病前の3年間、年に一回は常連客達と一泊のバス旅行に行っていた。ママさんの故郷、長野県栄村に行く。ママさんのお兄さんが元添乗員で、観光ルートをアレンジしてくれる。宿泊先は毎回同じで貸切。実はマスターが一番楽しみにしていて、常連客は「マスター孝行」「マスターへの接待旅行」とよんでいる。
朝8時に集合してから、バスではずっとお酒を飲み続ける旅なのだ。今回は総勢20人。お孫さん(8歳)まで参加。笑
バスはこれ。お店の名前「なべちゃん」から「なべちゃん会」です。
車中ではお酒を飲みながらの為、関越SA各駅停車でトイレ休憩。
昼食はいつもお決まりのへぎそばです。松之山温泉の近く。未湯なので寄りたいと懇願してるけど毎回却下される。
新潟 十日町 名代生そば由屋
つなぎに布海苔が使われてるので喉越しツルツル!こちら、おつゆの出汁は魚の風味が強めで、これがまたおそばとからしとよく合います。「へぎ」とはこの入れ物のことらしい。
ママさんのお兄さんがガイドで合流。これから観光です。
新潟 十日町市博物館
縄文土器や、織物、昔の生活や雪との関わりが展示されていました。
新潟 穴藤の石落し
こちら、グランドキャニオンと呼ばれているらしい。絶景ポイントです。
長野 北野天満温泉
宿に到着。日帰り入浴施設ですが宿泊もできます。日帰り入浴は500円。早速お風呂に行ってみます!
源泉41.5度のナトリウム-塩化物泉。うっすら茶褐色で香りがよいです。内湯は加温循環と無加温源泉槽、露天風呂は塩素臭キツめの循環。
6年前に最初に来た時は源泉槽がなかったのですが、オーナーが変わり源泉槽が出来ました。うれしいですね。ぬる湯で夏向きです。
露天風呂は解放的で景色が良きです。カモシカも見れた!目が合ったよ。
夕食は宴会
夕食は山菜中心で、お蕎麦や山菜の天ぷらも。
カラオケもあり、盛り上がりました。最後は必ず松崎しげるの西武ライオンズの歌を歌います。笑
この後、二次会でしたがみんなヘロヘロ。やはり3年分老化が進んでるのね…早々にお開き。
翌朝、朝風呂をキメて朝食。
魚沼に近いこともあって、ごはんが美味しい!男性陣は3杯がデフォです。前回はごはんがなくなってしまいました。
食後に女子チームは散歩へ。そしてカエルの鳴き声。
みつけたー!私、カエルが大好きなんで一人ではしゃぎました。笑
Googleレンズで花の名前を調べるもすぐ忘れた。スクショしとかないとダメですね。
チェックアウト後にメインイベントのたけのこ採りへ。ママさんのいとこの家の笹畑⁈です。
根曲り竹と言う、細いたけのこです。ポキっと折って採る。アクがないので皮のまま焼いたり、皮をむいてそのまま茹でます。
この後は別の場所でわらび採り。
先が開いていないのを採るとのこと。バスの中でアクの取り方を聞きました。
昼食は宿の裏庭でママさんのお姉さんが作ってくれた根曲り竹を使ったたけのこ汁やおにぎり、山菜料理をいただきました。
長野の郷土料理「たけのこ汁」
根曲り竹とサバ缶で作ります。玉ねぎや豆腐が入ってました。
この後、道の駅に寄って各自おみやげを買い、お店のある駅で解散。お店の常連客は年代も職業も様々で、仕事の話が一切出ないのがいい。ただ、我が埼玉西武ライオンズは主砲山川の不祥事や、成績低迷で話題は愚痴になっちゃったな。
帰ってから早速わらびのアク抜き。
たけのこは翌日皮をむき、たけのこ汁にトライ。節は固くて食べれないので、案外食べるとこ少ない。
たけのこは一回分で終わり。わらびはこの後、パスタ、炊きこみごはんでいただきました!
おわり