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まっくらなせかい。
あの日から。
ずっとキラキラして見えていたものが
暗くて、ひかりのないせかいになりました。
季節が変わることさえも苦痛になりました。
キラキラするものは眩しく見えてしまうので
目を背けるようになりました。
季節を感じたくないので、外にも出たくなくなり、
天気予報で気温を確認することさえいやになりました。
時間がすすむことがこわい。
ひとりだけ、置いていかれてしまった。
ひとりだけ、ずっと進めないままで
せかいにひとりだけみたい。
心配したふりして連絡してくるひとを拒んで、
肯定してくれるひとだけ欲しがりました。
いまも、結局そうなのです。
すこしでも、じぶんのことを
わかっていないようなクチをきかれると
もう、いらない、って思います。
いらないのは、じぶんじしんなのにね。
いつになったら、またキラキラ見えるのかな。
季節が変わることを楽しめるのかな。
むしろ、この苦しみが消え去る日は
くるのかな。こないよな。
這い上がりかたがわからない。
助けてほしいのに、助けてって言えない。
なにもなくなってしまうなら
最初からなくていい。
いつか死ぬならいまがいい。
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