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公園でシーソーに乗って気づいたこと



長男と、次男といっしょに、
近所の公園であそんできました。


誰もいない公園 ーーーーーーー
貸し切り状態。(田舎あるある)


8歳の長男は、ブランコで遊びたいようす。
「ブランコ、ブランコ~♪」
と駆けより、ひょいとお尻を乗せました。

足を曲げたり~、 のばしたり~、

ブランコの揺れにあわせて、
リズミカルに体を動かします。
⦅ じょうずになったなぁ… ⦆
怖がって泣いていた頃を思い出して、
じぃ~~~ん、と感動。。

「少し、押そうか~?」

背中にふれると、「いい、いい、」
自分のペースで乗りたいようす。




一方、6歳の次男は、




「見てるだけで楽しいの~!
 見てるだけで~!」

と言いながら、シーソーに乗り続けています。

「シーソーから降りる?」と聞いても、
「シーソーがいい。ずっとシーソーがいい。
 見てるだけで楽しいの~!」

と言いながら、シーソーに乗り続けています。



ママも、シーソーに乗りながら、
公園内を、キョロ キョロ キョロ……
次男に、

「ママがちいさい頃はね、
 学校にも、公園にも、
 タイヤの遊具がたくさんあったんだよ」

と話すと、

「タイヤ~?」

と首をかしげているようす。

「あ、タイヤってね、
 車についている丸いタイヤ。わかるかな、
 ママはね、タイヤの遊具が好きだったんだ~」



⦅今は見かけなくなって、寂しいなぁ…⦆



土の中に、半分ほど埋まって、
そして、ペンキをぬられて、
カラフルに並んでいたタイヤは、

乗っても、びくともせず。 でも、


だんだん自分の体が大きくなると、
ちいさなタイヤは、乗るとぺこんと凹んで、

その感覚が、

地面が凹んだような、そして、
守られてもいるような、不思議な感じがして大好きだった。


あぁ、なつかしいなぁ・・・


もう、タイヤで遊ぶことは、ないのかなぁ・・・


寂しい気持ちをまぎらわすように、
少し上を向いて青空をながめていたら、
次男が、いいました。


「ねぇ、ママ、
 タイヤってさ・・・
 今、ぼくの下にもある?」


へ?




アホな顔して、あご出して、
次男が乗っているシーソーの下をカクンと見てみると、

あった。



私の下にも、あった。
シーソーは、タイヤが支えてくれていた。
やっぱり、ぺこんと、なりながら。

BRIDGESTONEって書いてありました。
あぁ、ブリヂストンさま、( ;∀;)
石橋さま、ありがとうございます。



「どうしたの~??」


長男がきて、
みんなでタイヤを見て、さわって、
そして、シーソーに乗りました。

3人で。

タイヤは、3人、支えてくれました。
また乗ろう。 また、
シーソーと、タイヤに、会いにいきます。





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