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稲刈りが進む田んぼの脇を走る

ランニングで時々通る田んぼが、今月初旬から稲刈り期を迎えました。この夏の猛暑の中でも無事に育ったんだなと、いつも脇を走るだけの私でもうれしくなります。

田んぼの景色は、1年中いつ見ても飽きません。田植えの時期にはこんな記事を書きました。

今年は小さな合鴨が泳ぎ回る田んぼも見かけました。

そして秋。たくさん実った稲穂の上を、鷹の姿をした凧が舞います。スズメなどの鳥よけでしょう。風をとらえて鋭く飛ぶ角度を変える様がリアルで、よくこんな風に作れるなと毎年感心しながら眺めています。

鷹の凧は、稲がみっしりと実ってきた合図。まもなく稲刈りです。

私が走る道沿いでは、稲刈り後の田んぼの景色がさまざまです。

きれいに刈り取られたところ。

昔ながらの、はざかけが行われているところ。

そして、特に私が好きなのは、稲わらを三角錐の形に立てている風景。

 

呼び名はいろいろあるようですが、私は「稲わらの三角帽子」というのが気に入っています。

 

大きいもので、高さ1mほどでしょうか。この景色を見ると、今年も無事に秋が来たなと安心します。

 

この三角帽子、形が似ています。夏に三内丸山遺跡で見た、復元された縄文時代の住居跡に。

三内丸山遺跡

シンプルで作りやすくて壊れにくいとか、人の住居にも生かせる利点があるのかもしれません。

そんなことをぼんやりと考えながら、稲刈りが進んでいく田んぼ道を走っています。


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Sampo(山帆)
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