大手からベンチャーへ転職して1年。ドロドロだけどみんなに励まされて生きてます
私にとって、人生で初めての転職した日が2019年2月1日。そろそろ1年が経とうとしています。期待に胸ふくらませて、希望いっぱいに新しい扉を叩いたけれど、現実はそう甘くなかった。設立45年6000人規模の会社から、設立4年目70名規模へのベンチャーへの挑戦は、想像をはるかに越えた高い壁が立ちはだかっていたのです。
なぜベンチャーに挑戦したか?それは当時の転職活動日記に記しています。
周りの人にポジティブな影響を与え続けられる人間になりたい。そして自分の言葉で誰かの背中を押せる一言を生み出したい
だから、もっと挑戦したいし、未知なる領域や、経験したことがないことを減らして、色んな人の悩み相談にもきちんと向き合えるだけの人間としての器を広げたいーー。そう思って、新たな環境に飛び込む決断をしました。
yuko|#転職の思考法 に勇気づけられた、29歳初めての転職活動記
励ましbotが爆誕した日
私にとって、尊敬していて、そのヒトが紡ぐ表現がスキなヒトがいます。その人は、人生の先輩で、復職中に弱っている自分を、励ましてくれた存在でした。そんな尊敬しているヒトが、少し自信を無くしている姿をみて、励ましbotが誕生しました。
尊敬している人とは少し境遇が似ていました。私とのDMのやり取りを、勝手に「励ましbot」と名付けていました。笑
ここからは想いの丈をぶつけるので、ですます調からおさらばします。
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私も転職して、もがき苦しんだ。ベンチャーキラキラ転職なんて、幻想だった(笑)。ゼロイチのサービスは、カオスだった。カオスさをいかに楽しめるかがベンチャーで働く上で大事なマインドだとは思うけれど、想像を絶するカオスだとココロが追いつかなかった。会社に期待しすぎたのは自分の反省点だ。結果的に、朝起きたら、涙が止まらなくて精神科に初めて行った。
そして人生で初めての休職を経て、今ゆっくりと少しずつ復職している。
休職や復職に関する情報が少なくて戸惑ったから、自分と同じような境遇の人がいたら、誰かの一歩になりたくて、小説風に綴っている。リアルなコトバで綴っているけれど、小説風にするコトで表現の余白を許されている環境に助けられている。
2019年11月〜12月までを【シーズン1】として、2020年1月から【シーズン2】の物語が続いている。バチェラーかっ!というツッコミが飛んできそうだが、人生は物語だから、受け入れてほしい。
選んだ道を正解にしたかった
転職してからずっと「この道で良かったのかな」って、正直思っていた。自分で決断して選択した道を「正解」にしたい。「転職して良かった」とは本当に思っている。ただ、当時開かれた3本の道のうち、「この道を選んだことが良かった」とは、まだ胸を張っていえなかった。
ココロを壊した経験は、自分の思考の癖の部分が大きくて、その思考の癖に気づけて良かったとは思っている。
ただ、ココロを壊してから、復活するまでの道のりが想像以上につらかった。一筋縄ではいかなくて、ココロ壊してまで手に入れたかった環境なんだっけ?って悔やんだりもした。
だけど、今日励ましbotが発動したことで、私はこの会社を選んで良かったんだって気づくことができた。気づかせてくれた尊敬しているヒトには、本当に感謝している。
ゼロイチプロダクトの一人CSはつらかった
ゼロイチのサービスに挑戦できる環境は、そうそうない。そして、カスタマーサクセス専任として初めて私を採用してくれた。SaaSのカスタマーサクセス経験者ではない私を...。何者かわからない私に、挑戦する環境を与えてくれた会社には本当に感謝している。
一人カスタマーサクセスは、想像以上に大変だった。責任感を履き違えた私は、解約は全部自分の責任だって思っていた。カスタマーサクセスなのに、カスタマーをサクセスできてなくて、自分を責めた。「ヒトの役に立つこと」が自分のモチベーションの源泉だったけれど、ちっともお客様の役に立てていない現状に、毎日泣きそうだったし、実際会社のトイレで何度か泣いてた。家でも自暴自棄になって発狂していた。
カスタマーをサクセスできていない状況は、自分の力及ばずの部分も大きいけれど、プロダクトも発展途上の最中だった。そして今もプロダクトは毎日すくすくと成長している。
売り方の問題もある。プロダクトマーケットフィットなんてそんなすぐしないのだ。ある程度の痛みを伴いながら、成長をしていくしかないけれど、そんなことすらもわからなかった。
会社からは半期のMVPをもらった。チームのために頑張っていた部分を認めてもらっていたけれど、自分のお客さんを幸せにできていない現実に、素直に喜べなかった。ひねくれていた。ごめんなさい。
ノウハウだらけのTwitterを真面目に受け止めすぎた
ベンチャーに転職して本格的にTwitterを始めると、なんだかすごくかっこいいことを言っているノウハウ系のツイートに圧倒された。
私は何もできてない。自分はダメ人間だ
高い壁にぶつかって、自分を責め続けた。そして思考が停止していた。転職してからずっとメンタルはやられ続けていたんだと思う。前職のヒトと飲み会にいくと「表情暗いよ?大丈夫?」って心配されていた。確実に笑う回数は減っていた。怯えていたんだと思う。
かっこいい自分でいたいから、かっこいい自分じゃない時にヒトに会えなかった。あんなにヒトに会うのが好きだったのに、自分から誘うことはほとんどなかった。即レスが取り柄だったのに、誘われても返事をしないこともあった。
弱い自分を受け入れ始めた
今の自分は、「これができていない」と思ったら、それを認めて、できるようにするためにはどうすれば良いかを考えられるようになった。だけど、体とココロを壊すまでは
弱い自分を受け入れられなかった
前職は7年働いて、ある程度結果も残せていたから、変なプライドが邪魔をしていたんだと思う。29歳で初めての転職は、遅かったかもしれない。ちっぽけな人間なのに、過去の栄光にしがみついてた。大きく見せていた自分を恥じたい。勘違いしていた自分と、おさらばしたい。
「30過ぎて厳しい環境で働くなんて能力的にも体力的にも今更無理無理。ぬるま湯いいじゃん。ずっとそこにいなよ。」というツイートに反論していた自分もいた。
ぬるま湯にいたらココロは壊さなかったと思うけど、何も成し遂げられなかった。挑戦させてくれたっていいじゃんって、今でもそこだけは強く伝えたい。
どうぞ挑戦者を嘲笑ってくれ。絶対、いつか成し遂げたいことで結果を残すんだもん。笑(ムキになってしまったw)
一つだけ当時の自分にアドバイスできるのであれば、「自分の強みを発揮できる環境」には、「フェーズスキルマッチ」という概念があることを教えてあげたい。苦笑
ココロを開く、ありのままでいることが強みかもしれない
はなしを戻そう。
今日、励ましbotとして活用してくれた尊敬している人にこんなことを教えてもらえた。
ゆうこちゃんが心を開いてくれたから、自分も心を開けたんじゃないかな。
このbot売れるねw
売れるねは冗談だと思うけど(笑)、なんだか光が見えてきた気がして嬉しかった。
確かにいろんな人から、「ゆうこりんと話すとなんか思わず話しちゃう」とか「ゆうこさんに相談するとすごく真剣に向き合ってくれて励まされる」って言われてきた。
基本的に、人類皆良い人の考え方で、人見知りをしないことが特技ではある。人を信じて生きてきた。それは周りにとても恵まれてきたからだ。だけど、いろんな人に裏切られて傷ついたこともある。マッチングアプリや合コン出会う人が、4人連続でネットワークビジネスの人だった時は、流石に人間不信になった(笑)
みんなココロ開かないんですか?
その人に聞いてみたら
それを自分からできるひとはすごいよ
と返ってきた。私にとっては全く苦ではないことを、すごいと言ってくれる人がいる。面白い世の中だ。
「人と深く向き合える仕事がしたい」が軸だった
初めての就職活動で見えた自分の軸は「人と深く向き合える仕事がしたい」だった。
とても漠然としていたから、そういう仕事はなんですか?ってOBOG訪問をいろんな人にした。とあるヒトから教えてもらった仕事が、人材系の営業。自分が商品になれる点に惹かれた。
その会社をオススメしてくれたヒトが、後に上司となるヒトと友人だったことを知った時は本当に驚いた。
そして、私が成し遂げたいこと・ありたい姿はこれだ。
周りの人にポジティブな影響を与え続けられる人間になりたい
そして自分の言葉で誰かの背中を押せる一言を生み出したい
今、それが少しずつ実現できている気がする。ありがたいことに、個別DMで私のことを励ましてくれるコトバをいただくことが増えた。
ゆうこさんのTwitterやnoteに書かれている文章がすごく好きでいつも読ませてもらっています。
会ったこともない遠い街に住んでいる人から届いたコトバが嬉しくて、泣きそうになった。なんてお礼を伝えたら良いかわからなかったから詩を綴った。勝手に言葉がふってきたから、届けてみたら、なんだか喜んでもらえて嬉しかった。
私がnoteを描き続けている理由
ご縁という名の糸が繋がり、然るべきタイミングで会いたかった人と偶然会えた時にかけてもらったコトバ。
社会性を持ちつつ、内面を出すアカウントが少ないから、ゆうこ氏のTwitterとnoteは面白いなぁ〜って思う。そのスタンスが、希少性だよね。
なんでゆうこ氏は、note書いてるの?
書いた先になにが待ってたら嬉しいの?
noteを書いている理由は、自分の気持ちの整理のため。軸探しのため。自己分析ツールの1つとして利用している。それが誰かの役に立ったらとてもうれしい。
書いた先に何が待ってたらうれしいかは、スガシカオさんとSWITCHインタビュー 達人達(たち)などで対等な関係でインタビューできたらうれしい。ファンではなくて、一人の人間として認知されたい。壮大な夢だけど、いつか本当に実現したい。コトバで励まされてきた存在はスガシカオさんなのだ。
そのためには、自分も「何者か」にならなければいけない。無謀かもしれないけれど、3歳からピアノを始めてずっと音楽と向き合ってきた。見た目は体育会系だけれど、中高の音楽の教員免許も取得している。
だから、いつか自分も一つの曲を紡ぎたいんだと思う。作詞作曲なのか編曲なのかプロデュースなのか役割はわからないけれど、いつか自分の名前が載る日を夢見ているのは気づいてきた。
今すぐクレジットに載りたいわけではないけど、いつか何かの音楽作品の「クレジットに載りたい欲」は強いことは認める。
既に姉はその先の世界で活躍し始めているから、悔しいんだと思う。ずっと姉の背中を追ってきたし、違うって思って離れてみたけれど、結局成し遂げたいことは近いみたいだ。姉妹なんだなぁ〜とも思う。妹は、周り道ばかりしているけれど...。
今の私の興味関心領域
先日こんなことを呟いていた。言葉から歌詞が出てきて、歌い出しちゃうヒトなのですが、それは受け入れて欲しい。笑
仕事では、カスタマーサクセスの道を極めながら、完全趣味で本気の趣味で表現者であり続けたいとも思う。このnoteも私にとっては一つの表現。そして生きていることが表現だってことも呟いていた。笑
みんなそれぞれこの世に生まれてきた時点で、ユニークなのだ。
誰かの真似して楽しいですか?
励ましbotが伝えたコトバ。
自分の反省を伝えるbotだった。相槌も打つけれど、誰かの受け売りのコトバではなくて、自分だからこそ伝えられるコトバで本気で伝えていた。なかなか厳しめのbotだったと思う。笑
私は、誰かの真似して生きていた。追いかけたい背中を追っかけてきた。だけど、自分は自分なのだ。
もっとみんなが自分らしく表現できるやさしい世界も作りたい。
だからまずは自分が表現者であり続けたい。
だから表現者として、自分に素直に生きていく。
そんなことを思いながら、noteを書き終えようと思う。5000文字の長文のnoteをここまで読んでいただき、ありがとうございました。
これまでの人生で、73本のnoteを綴ってきた。74本目のnoteで自分のことをより深く知れた気がする。ありがとうnoteさん。本当に助けてもらっています。
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写真は、転職してから初めて計画的に有給を取得できた時に撮影した一枚。
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書きながら綴った裏側的なツイートはこちらに全部心の声が垂れ流れております。笑
感想コメントを大切にとっておきたい
何者でもないわたしのnoteを読んでくれて、感想をくださったツイートをここに貼って残しておきたい。Twitterはどうしても流れちゃうから。