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楽ちん。自家製・インスタントみそ汁のつくり方

続かないことの原因のひとつに、「行程の多さ」があると思う。

だから物事を継続できないのは、その人の能力の問題ではなく、単純に準備までに時間がかかる。それだけかもしれない。


異国の地でおみそ汁


東南アジアでの駐在を始めてから、4か月が過ぎた。異国の地で日々わたしを支えてくれているもののひとつに、お味噌汁がある。ほぼ毎日飲んでいるお味噌汁のおかげで、出汁の香りに癒されて、食事をするたびにホッとひと息。


今回は、毎日つくれる超簡単なお味噌汁レシピをご紹介。食材は3つ。味噌と、鰹節(または削り節)と、わかめや高野豆腐(小サイズ)などの乾ものだ。

「レシピ」というほどでもない作り方で、ほぼインスタントみそ汁だ。それを公開するのは少々お恥ずかしいけれど、わたしのお友だちに「レシピ」をシェアしたら喜んでくれた。

なのでこのレシピが、健康になりたいめんどくさがり屋さんを救うかもしれない。


楽ちんみそ汁【レシピ】

(材料)
・味噌 ………好みの量
・鰹節 ………ひとつかみ
・わかめ(乾もの)………ひとつかみ


①お椀に好みの量のみそ汁と、鰹節を一つかみ入れる。乾燥わかめも一つかみいれる。

見た目はこれくらい。



②沸騰させたお湯を、お椀に注ぐ。


➂お椀の中で味噌を溶かしたら、完成!

自分には継続できない、と落ち込む前に



このアイデアは、わたしのライフワークである山歩きから得たもの。

山に行くときは、フリーズドライの味噌と、鰹節と、わかめを持参する。

山には、軽くて保存がきく乾ものが便利。出し取りで入れた鰹節の出し殻は、みそ汁の具として一緒に食べてしまえばいい。できるだけごみを出さないことが、登山の基本でもある。


山では、ガス缶でお湯を沸かして
お味噌汁をつくる
朝焼けを見ながら、みそ汁すすります。

作る準備の手間が多ければ多いほど、続かないものである。

みそ汁作りもそう。過去に味噌玉を作り置きしたことがあるけれど、準備がめんどくさくて続かなかった。

大量に味噌汁を作って冷蔵庫に保管しておく方法もあるけれど、冷蔵庫の場所を取って困ったことがある。

さらには、今わたしが住んでいる国では日常的に停電するので、おかず、特に汁物を冷蔵庫保存しておくことはあまり衛生的ではない。(笑)

なので手間が少なく、かつその都度作るほうが、暮らしにマッチしていた。

「自分はなかなか継続できない」と落ち込む前に、ぜひ「行程を減らす」ことで継続が叶うことを体験してもらえたらなぁと思う。

でも、具沢山みそしるも大好き。
これは日本に帰国したときのお楽しみにとっとこ!


▼こちらの記事では、山ご飯を紹介しています





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