【詩】風の時代 わたしが住む街には
わたしが住む街には
毎日、新しい風が吹いている
わたしが住む街には
毎瞬、新しい祝福がある
区民は世間や空気に従うのでなく
自分の意見を持っている
選挙があればジャーナリストは
候補者全員のインタビューをアップし
区長は、自らの直感で街に出る
街に出て、ひとり街の人々に訴え、
区長が街に出れば、街のなかで
通りかかった区民との対話が始まる
区民はその場の空気や世間に従うのではなく
おそらく区長に言いたいことを言って
街のなかでは、一期一会の対話
自らの直感と意見を聞いたり言ったり
毎日、新しい風が吹いている
議会は、地域年齢性別に関わらず、
議員は党派を超えて生き方に味があり
誰もが自らのことばとリズムで話す
女性議員の数は、人口比とほぼ同じ
わたしが住む街には毎瞬、祝福がある
そう、これが日常。街のようすは、
毎瞬、新しい祝福がある
毎瞬、新しい風が吹いている
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