スーパーで買える安い鶏肉を絶品料理に変えるプロの料理テクニック#フード#ダイエット
※重曹でお肉がプルプルジューシーになる裏技!
本日の魔法のレシピ
ダイエットや筋肉をつけるために鶏胸肉を食べているけど、パサパサで美味しくない…調理すると硬くなってしまい食べにくい…上手く調理できないので諦めてしまった…鶏胸肉を美味しく調理して食べたい!
そんなお悩みをお持ちの方のために、今回は、いつもの鶏胸肉がプルプルジューシーに、そして劇的に美味しく変身するコツと魔法のレシピをご紹介いたします。
実は中華料理では定番の『重曹』(炭酸水素ナトリウム)を使った、鶏肉や牛肉を柔らかく仕上げる調理法です。
1. 重曹の役割(重曹がお肉を柔らかく・ジューシーに・美味しくするメカニズム)
2. 重曹を使う時の3つのコツ!
3. レシピ
重曹で柔らかくしたお肉を使ったレシピ
『絶品ぷるぷる鶏むね肉!カシューナッツ香る彩り野菜炒め』
以上の3つをご紹介します。
まずは重曹の役割から解説していきますね。
ゆきぽん@伊東由貴
料理家。ハワイ料理コンテストで日本人初の部門&総合優勝。オバマ元大統領御用達店の料理人。30代で妊娠・出産を経て痩せにくい体質になり、数多くのダイエットに失敗。脂肪が落ちない体質でも食べるダイエットで-12㎏達成(リバウンドなし)したことから、きれいに痩せる魔法のレシピを発信。現在はハワイからあなたの胃袋を喜ばせるダイエットメニューを届ける。
1. 重曹の役割
1. 軟化性 - 肉の繊維がほぐれ、柔らかくなる
重曹のアルカリ性は肉のタンパク質を分解し、結合を緩めることで肉の繊維がほぐれ、加熱後も柔らかな仕上がりを実現します。この軟化性によって、重曹を使用した肉はジューシーでぷりぷりとした食感が感じられます。
2. 親水性 - しっとりとした食感の維持
重曹を使用することで肉の細胞膜が緩み、水分を保持しやすくなります。その結果、肉が調理中に乾燥することなく、ジューシーでしっとりとした食感が保たれます。重曹の親水性により、調理後もしっとりとした柔らかい肉が楽しめるのが特徴です。
3. 浸透性 - 味がしみ込みやすく、美味しさアップ
重曹を揉み込むと、肉の繊維に隙間ができ、調味料の味が肉の深部まで浸透しやすくなります。これにより、調味料の味わいが肉全体に均一に行き渡り、調理後に豊かな風味が引き立ちます。重曹の浸透性によって、しっかりとした味付けが可能になります。
それぞれの特性が組み合わさることで、重曹を使った肉料理はジューシーで、味わい深く、柔らかな食感が特徴となり、美味しさが引き立つ仕上がりになります。
2. 重曹を使う時の3つのコツ!
3. 重曹で鶏肉を柔らかくする下ごしらえ
【鶏肉の下ごしらえの仕方】
鶏肉は2cm角ぐらいの大きさに切ります。
切った鶏肉をポリ袋などに入れます。
鶏肉を入れたところに、重曹、みりん、酒、塩を入れ、よく揉み込み、冷蔵庫で20分〜1時間寝かせます。
冷蔵庫から取り出し、水で洗い流し、キッチンペーパーなどで水気をとって下ごしらえ完了です。
4. 『絶品ぷるぷる鶏むね肉!カシューナッツ香る彩り野菜炒め』
【作り方】
重曹で柔らかく下ごしらえした鶏胸肉に片栗粉をまぶします。
中火で熱したフライパンにごま油を入れ、にんにくとしょうがを焦がさないように炒めます。
鶏胸肉を加えて、表面に火が入るまで炒めます。
鶏肉の表面に火が入り、キツネ色になればOKです。
野菜とカシューナッツを加え、野菜がしんなりするまでさらに炒めます。
酒とみりんを加え、アルコールが飛ぶまで炒めます。
黒酢、しょうゆ、オイスターソースを加え、強火にしてグツグツとするまでしっかり炒めます。
タレにとろみが出てきたら、全体にタレをしっかりと絡めて完成!
お皿に盛り付ける際は、少し高さを出すと見栄えもよく美味しく見えます。
『絶品ぷるぷる鶏むね肉!カシューナッツ香る彩り野菜炒め』の完成!
今回は重曹を使ってお肉を柔らかくするメカニズム、使い方のコツ、そして美味しく食べるレシピをご紹介しました。
パサパサで硬くなりがちな鶏胸肉ですが、ぜひこの機会に美味しく召し上がって頂けたら幸いです。
心と体を健康的に満たして、幸せなダイエットライフになりますよう願っております。
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