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それは必要なことだった
昨日は東京へ。
Vascular Facilitation Process®というセッションを受けに行きました。
このプログラムの創始者である荒和尚さんは先月、わたしが金沢で参加した『ジャイロキネシス®︎ カーディオバスキュラーブリージングプログラム』の通訳。
コース中、わたしの感覚がクリアになるように助けていただき、VFP®︎でもう少し感覚を深めたい、と思っていました。
でも、それ以前に、どうしても解決したいことがありました。
頭と首。
子どものころから筋肉のトーンが低いわたしは、長時間同じ姿勢を保つことが苦手。
ずっと同じ姿勢をしているつもりでも知らないうちに溶け始めているアイスクリームみたいに、トロリンと崩れていきます。
10代にもっとたくさん運動しておけばよかったのでしょうが、そういうからだのせいか、もっぱら帰宅部。
だからこそ、ジャイロトニック®︎をしているのでしょうけど。
そんなこんなで。
昔の名残もあり、姿勢が悪くなりやすいし、頭が前に出やすい。
今回、コースに参加中、その症状がとても顕著に出てしまいました。
自分にとっては悪い方向にからだが変化している。コースに参加しているのに。
うーん、いったいどうしたもんかな。
とても悩んでいました。
しかもどこがどうなって、このような状況になったのかわからない。
からだの使いかたが間違っていたのか。
食生活やホテル暮らしがよくなかったのか。
トレーニングが足りなかったのか。
原因究明に自問自答するも解決せず、悶々としていました。
しかもアシスタントさせてもらってるのに、この状況って最悪。
参加者のサポートにならないじゃん!
その想いがわたしにストレスをかけていました。
昨日は荒さんに会ってすぐに、コース中から自分の中で膨らみ続けた、からだとこころのストレスをぶつけるかのように伝えました。
すると彼はこんなふうに言いました。
「たとえば、変わる前の変化ととらえるのはどうですか」
たとえば蝶が美しい姿に生まれ変わって飛ぶ前はどんな姿ですか?と。
変化をする前は準備や停滞期があるもの。
もしかしたら、上半身の変化に下半身がついていけなかったのかもしれない。
とにかく変化は始まっていて、すべてはこれからなんだ、と。
そんなふうに考えたことがなかった。
ああ、そうなのか。
そう言ってもらって、すごくやさしい気持ちになりました。
いつも100点じゃないといけないわけじゃない。停滞しているときもある。
でも、そんなの当たり前。
ちっともダメじゃない。
自分以外の人にはそう思ってる。
でも、自分にやさしい言葉をかけるって、なかなか難しい。頑張ってるからこそ結果を信じてるし。自分を叱咤激励できるのは自分だと思ってるから。
準備や停滞は、大きく飛ぶ前に誰しも必要。そんな時間と向き合えただけでもよかった。そして、荒さんに会えて本当によかった。
そう思ったいちにち。
荒和尚さんの考案されたVascular Facilitation Process®についてはこちらから。
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