食パンを食べると血糖値はどうなるか?
ゆうきです。
今回は食パンを1枚食べると血糖値はどうなるのか?そのようなテーマです。
今までの血糖値の実験でご飯物を結構取り扱ってきましたが、パンは今回が初めてです。今回は皆さんも食べる機会が多いと思われます、食パンの検証です。
血糖値の上がりやすさを数値で示したGI値は食パンが95、白米が84なので食パンの方が若干GI値は高いです。なので同じ量を食べた場合は食パンの方が血糖値が上がりやすそうです。
では白米100gと食パン1枚の栄養成分の違いを見てみましょう。
このようになっています。
白米100gと比較し、食パンは糖質量も低く、食物繊維やたんぱく質の量が多いですね。
なので、GI値的に見れば食パンの方が血糖値は上がりやすそうですが、栄養成分から見れば白米100gの方が血糖値が上がりやすそうな印象です。
次に食パンの原材料を見てみます。
今回の検証で使用する食パンは、小麦粉が一番多く次に砂糖混合ぶどう糖果糖液糖となっています。ご飯との最大の違いはここですね。
精製された糖が使用されています。
この生成された糖が血糖値にどう影響を与えるのか?これが今回の検証のキーポイントになりそうです。
では検証の様子は動画でどうぞ!
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これが今回の結果です。
食パンは白米100gと比べて血糖値がかなり上昇しました。
特に食後1時間で68も上昇していますのでかなりの急上昇と言ってもいいと思います。
1時間でぐわーっと上がって、後は白米と同じような角度で落ちています。
ここで考えてほしいのは、冒頭でも言いましたが食パンは質量も半分、糖質の量も少ないというところです。
栄養成分では食パンの方が有利にもかかわらず血糖値をここまで上昇させるのは小麦や砂糖のせいだと言わざるをえませんよね。
小麦というのはGI値は50もないので、おそらく砂糖やぶどう糖果糖液糖などの精製された糖質が原因だと思われます。
お米とかオーガニックの炭水化物では血糖値をここまで上げることはないと思いますが、白い砂糖など精製された糖質というのは血糖値をかなり上げてしまうので、ダイエットや血糖値コントロールをする時にはできるだけ避けた方が良いのかなと思います。
では、今回は以上になります。