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孤独が寿命を縮めるらしい(独身男性は早死にする説)

気になる記事を読んだ。特に新しいものではないんだけれど。

【生涯独身男性の平均寿命は、既婚男性よりも10年以上短い】とな。ほぇ〜。

私は男性でもないし独身でもないが、なんか急に寒気がした。「孤独が命を縮める」というのは、想像すると妙に納得できる部分があったから。

煙草よりも、飲酒よりも、孤立のほうが
短命リスクなんだって。コワ。


女性の平均寿命では、単身と既婚の間に男性ほど大きな差はないんだと。これまた、分かるような?分からないような?…興味深い。
なぜそこまで男女差があるのだろう。

ネットで読んだ記事だから、そのデータをどうやって取ったのか・本当に信頼できる数字なのか、という疑問も残るので、あくまでひとつの「説」として話を進める。
その記事によると、数字上では生涯独身男性の平均寿命は70歳に届かないらしい。ぞぞぞ…。最近の60歳代の方は、見た目も若くとても元気なように見えるのに。

孤独や孤立は、生活面はもちろんメンタル面への
影響が大きいのかも?生きる気力とか意味とか。


ひと口に「結婚」と言っても、夫婦の数だけカタチは違う。戸籍上独身でも、パートナーがいる人もいる。

夫婦も、経済的に「養う側と養われる側」、もしくは生活面や家事において「世話をする側と世話される側」という構図が成り立つのかどうか。とか。
共働きで、お互いが納得の役割分担をしていたり、自分のことは自分でしている or できるのか。など。
もちろん、ケースバイケースだとは思う。

「結婚」だけが人や社会との繋がりではないと思うし、何歳まで働くか、仕事や趣味は何か、食事や健康に気を使っているか、なども人それぞれ。
既婚でも、夫婦仲が良い人も・悪い人もいる。子どもの有無や住んでいる地域、生きる時代にもよるかもしれない。

どうせ、人は生まれてくる時も死ぬ時も、
ひとりなんだろうけどさ。多くの人は。


でも、自分の身に置き換えて考えてみたら。
「孤独は毒である」という説に、大いに納得してしまった。

夫は、一人で出掛けたり・仕事終わりに飲みに行ったりすることは滅多にないけれど、稀にある夫不在の日、私はほとんどまともなゴハンを作らず、適当に済ませてしまっている。
食べてくれる人がいないのにちゃんとした物を作るほど、きっと料理が好きではない。(⇦今更情報)

私は一人暮らしの期間も長かったけれど、若かったしバリバリ激務だったから、夕飯と言えば
 ①納豆ごはんと具だくさん味噌汁
 ②肉野菜炒めと白米
 ③ありったけ野菜ぶっこみの麺類
のほぼ3択で暮らしていた。(⇦誰得情報)

味には拘らず、とにかく野菜をいっぱい食べときゃなんとかなると思ってたし。性格的に、スボラであり面倒くさがりなのは否めない。
だから、もしも夫に先立たれてしまえば、食生活の質が格段に下がることは容易に想像できる。

どれだけ仲の良い夫婦でも、自然に同時に
死ぬことは、たぶん難しい。

夫に任せている役割もいっぱいあるし、夫にしかできない家のこともたくさんある。2人で始めた共通の趣味も多い。一人旅も慣れていない。
またひとり暮らしに戻ることを考えただけで、淋しくて・心細くて、死のうと思わなくても死んでしまうんじゃないかとさえ思ったり。

加えて。メンタル面で言っても、私はひとり孤独の中でも「何かを頑張ろうという気力」や、「こうなりたい等の向上心」が、湧くのだろうか。
自分の為だけとなると、なんかどうでもいいやってなって、無気力と不摂生で早死にしそうな予感もする。

夫婦どちらが先に死ぬか、というのも3択しか存在しない。
 ①事故や災害でふたり同時に死ぬ
 ②自分が先に死ぬ
 ③配偶者が先に死ぬ
これ以外には、ないはず。たぶん。

①と②に関しては、自分が死んだあとのことは何も分からないし、どうにも出来ないことだから、心配のしようがない。
相手をどれだけ大切に思って備えようが、お金や家を残そうが残すまいが、自分の死後それをどう使われるかを知る術もないし。そういう意味では、不安視すべきは③だけか。

いくらお金があっても、私は老人ホーム等の施設には
入りたくない。上げ膳据え膳の悠々自適生活は望まない。
最期まで自活すること・自分の足で歩くことが目標。


あれこれ書いてきたけども。

とにかく今、自分にできることは、そんな事を考えることじゃない。
私と夫の健康や生活習慣に気をつけて、2人ともできるだけ長く一緒に支え合って暮らすことだ。社会との繋がりも持って。
孤独にならないよう誰かと共に生きるだけで、10年寿命が延びると仮定するのならば。

「死ぬこと以外はかすり傷」だと言うし、「健康は命より大事」という表現にも激しく同意する。ピンピンコロリが一番。
特に配偶者の介護は、したくも・してほしくもない。親子やきょうだいじゃないんだから。血の繋がりのない家族だからこそ、そう思う。

体と心の健康を大事に、平和に楽しく生きていきたいと切に願う中年世代でした。おしまい。


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