ふるさと納税は、ミニマリストには向かないかもしれない
40代になってから、お金のことや資産運用を勉強し始め、iDeCoやNISAや不動産投資(収益物件購入)をやってきた。
今のところ、本当にやってよかった・なんで今までやらなかったんだろう、と思うくらいにはお金を増やせている。
しかし、まだ手を出していなかったのが、【ふるさと納税】。
今までやっていなかった理由は、特別欲しくはない物、今すぐなくても別にいい物、絶対に必要じゃない物を増やすのはどうなんだろう、というミニマリスト発想から。
返礼品を、すぐ消費できるものにすればいいのかもしれないが、食べ物にしちゃうといくら好きな物でもきっとツラい。「明太子1㎏」とか賞味期限のあるものを大量に貰うのも避けたい。好きなのに飽きるのは悲しい。
かと言って、高級なお肉や冷凍海産物やフルーツも、私の目にはそこまで魅力的に映らなかった。
でも、数万円の節税になる【ふるさと納税】。
実質2,000円で何万円分もの買い物ができると思えば、やらない手はないのかも。
たかが年◯万円だと侮れるほどセレブではないし、夫婦ふたりの上限額を合わせると決して馬鹿にはできない金額だ。
やらないということは、そのぶん損をしていると言い換えることもできるのでは?
手間が惜しいとか面倒くさいとかの理由でないのなら、一度やってみよう。何事もやってみなければ、わからない。やらず嫌いはもったいない。
と思い、初めてのふるさと納税に手を出しました。
まずは返礼品を「生活必需品」に絞ってリサーチ。
買い物に行く労力や回数を減らすため、という観点でいったん「保管場所をとる」ことを度外視し(ココがミニマリストの許し難いとこなんだけど)、必要性とコスパを重視する。
大きくて持って帰るのがかさばる、買う時は車を出すような物を返礼品でまとめて貰えば、ガソリン代の節約にもなるかな?
まずは、ティッシュ・トイレットペーパー・洗濯洗剤・食器洗剤・ハンドソープ、等。
ワンストップ申請対象の物は夫が、そうじゃない物は私が。私はどのみち本業給与以外の家賃収入があって確定申告しなきゃなんないので。
はい、ひとつめが送られてきました。
まずはティッシュペーパー。
すごい量だな。5×12パックよ。
さぁて、どこに置こうか。
次々に届く、段ボール。
ハイ、また来ましたよ。トイレ紙。
このへんで、ちょっと後悔し始めました。。。
どこに置くんか、考えるストレス。
家に置いておく場所がないわけではない。
ほとんど使っていない部屋もあるし、各部屋のクローゼットにも空きはあるのだが。収納の余白を埋めたくないのがミニマリスト。
あと気持ち的に、目に入るところに生活臭漂う物をでーーーんと置いておきたくないのよね。隠しておきたい。
せっかくスッキリ暮らしていたのになぁ。
このnoteでも、私は何度も「ストックは保管場所を取るのが嫌なので、極力持たない」「なくなりそうになってから買う」と言っていた私。
トイぺだって、いつもは5倍巻きで買ってたのに。
誰かのおススメが、自分に合うとは限らない。
お得になる節税と、物を増やすこと、天秤にかけた時に自分がどう感じるかだ。
まだ届いてない物もある。ハンドソープと食器洗剤。
あと唯一の食べ物として、朝、習慣的に食べているロカボナッツ。
まぁ、でも。これは納税だから。
自分のお金を税金として納めて、日本のどこかで公共の福祉のために有効活用されるのならば、ただ買うだけよりもいいじゃないか。と思うようにしよう。
ただ購入するだけでも、経済を回してるし消費税も払ってるから、社会貢献に変わりはないが。
また来年は、自分がどう思うかは分からない。
やっぱり保管場所を取らない物にするかも?
旅行券とか食べ物とかにするかも? しないかも?
以上、ゆるミニマリストによる、初めてのふるさと納税体験記でした。