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芸能人ゴシップ情報、私には必要ないかな

情報過多なこのご時世。
スマホひとつありゃ、知りたいことは大抵なんでも調べられる。

でも、知りたいと思っていなくても勝手に流れてくるCMやゴシップ・スキャンダル情報、悪質な事件のニュース、これらは私には必要ないなぁと思う話。
それにネット上には、視聴数稼ぎ・おもしろ半分の話題性重視・信憑性の低いデマ情報、なども含まれているだろう。

特に、芸能人の誰それが、離婚したとか不倫したとか、私にはまるで関わりのない人たちのゴシップ情報。これはいちばん興味がない。

政治家の汚職とか不正とかの話ならば、国民が払った税金の間違った使われ方なので、多少なりとも自分に関係があることだけど。
俳優・お笑い芸人・スポーツ選手など、私と直接的な関係がない方の噂話は「知ったとて」な話だ。何かの得にもならない。

井戸端会議好きなオバサマは多い

そういった理由で、私はここ何年も地上波テレビは全然観ていないし、ニュースや朝の情報番組からも遠ざかっている。
どこかで誰かが殺されたり、事故にあったり、事件に巻き込まれたり。こういう悲惨な事故や悪質な事件の情報も、知ったとて明るい気持ちにはなれないのであまり耳に入れたくないと思うようになった。

だから、この前バドミントンの同じチームの60歳代後半くらいのオジサマに、
「タカハタミツキちゃんが結婚しましたねぇ。」
と急に言われたけれど、一瞬、
「え?誰???」ってなりました。(笑)
ああ、高畑充希さんね。ハイ、顔は分かります。役者さんですよね、歌もうまい。へぇ~、岡田将生さんと? ほおー…。

聞いたら、ちゃんとどちらの方も知ってます。そのお二人が結婚したんですね。それはめでたい。
ただ、自分よりもかなり上の年配の方にそんな芸能情報を教えてもらうだなんて、そっちのほうがインパクト強めだった。

めでたいことなら、まだいいの。
でも不倫や離婚は、そっとしといたれよと思っちゃう。

中山美穂さんが亡くなったというのも、仕事を終えて着替えようと職場の更衣室に入った時に何人かがその話題をしていて、初めて知った。
普段からケータイでも、そういうニュースを積極的に開いて見る習慣がないので。人づてに聞いて、初めて知ることも多い。
そういう情報や話題も、コミュニケーションのひとつかとは思いますが。

「知る権利」は憲法でも保障されているし、「知りたいという欲求」も、人間としての当然のものだと思うけれど、そのベクトルがどこに向くかは人それぞれなんだなぁ、と改めて思いました。
個人の名誉やプライバシーにも関わることは、慎重にならないといけないけれど。

世間で話題になっている出来事もや流行りも、自分には興味が沸かないことが少なくない。自分が歳を取って時事問題に疎くなってきた、ということなのかしら。



ちょっと話は変わりますが。

最近、アニメで観ている「チ。-地球の運動について-」について。
これ、私はおもしろいと思うし、人間の【真実を知りたいという感情】【知識への欲求】【研究心】について、深く考えさせられます。
主人公は、特定の「人」じゃないのね。「地動説」なんですと。地動説を研究し証明することに自らの信念と命を懸けた者たちの物語。

宇宙の真理を「知りたい」という、天文への情熱。

「チ。」は、「地」であり「血」であり「知」でもある。ふむ、深いわ。

漫画は完結しているそうですが、まだ読んでないので私は結末を知りません。
でも、敢えて読まずにアニメを毎週楽しみにしながら観ようと思っています。アニメの画像もとても綺麗だし、サカナクションやヨルシカの歌もいいので。


知る権利、知識欲、プライバシー問題。
このバランスがますます難しくややこしくなっている時代なのかもしれませんね。

とにかく情報が過多すぎて拾いすぎると疲れるので、受動的なキャッチを極力減らし、自分が興味関心を持てる分野の能動的キャッチに重きを置きたいなぁと思う今日この頃。
時間は有限ですからね。無駄なことにはあまり時間を費やしたくない。

変な人認定されない程度には、時事問題を知っておきたいとは思うんだけど。




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