見出し画像

スーパーカブは愛らしくて楽しい乗り物だ

私の原付通勤歴は、長い。

電車やバスなどの公共交通機関が昔から苦手(混雑や人混み、分刻みでの時間の追われ方が嫌い)なので、社会人になってから現在に至るまで20数年間ずーっと、通勤手段は自転車か原付です。
転職・異動・引越しをして、通勤距離は様々だけれど。

そして私の今の愛車は、HONDA.PCX125
いわゆる原付二種ですね。昔は50ccに乗ってたこともありました。

色はこれじゃないけど

真冬でも、雨の日でも風の日でも、通勤はほぼコレ一択。
家も職場も駅は近く、電車もちゃんと通っているんだけど、ほとんど使ったことがない。積雪の日に仕方なく、で数回程度。
到着時間も圧倒的に、二輪 < 電車で、時短になるし。

半年ほど前に、夫がスーパーカブ110に乗り換えたんだけど、最近まで私は乗ったことなかったし、乗れなかった。
夫は昔、学生の頃にカブ90も乗っていたらしいが。今では90ccはもう存在しない。

知っている人は知っているだろうが、HONDAのカブとは、クラッチはないのでAT限定免許でも乗れる、四段変速のバイクである。

ただ、ブレーキが右手右足だったり左足では変速ペダルを踏んだり、と一般的なスクーターとは色々と勝手が違う。
両手操作だけのスクーターばかり乗ってきた人間にとっては、異質なバイクなんです。

郵便屋さんや新聞配達のバイクは、ほとんどカブ。
燃費がいいのはもちろん、ストップ&ゴーが多い乗り方にも強いんだって。壊れにくいし。

まず、カブは見た目が可愛い。これは125cc

今、我が家にあるのは110ccのスーパーカブ。⇩
なんとも可愛らしいフォルムをしている。リアBOXが似合う。
ヘルメットをシート下にINできないから、必然的にBOXを付けざるを得ないんだけど。

ホンダ公式HPでは、女性モデルさんばかり。
スーパーカブは女性向け、ハンターカブ・クロスカブが
男性向け、という位置づけなのかしら?


そしてスーパーカブは、なんせ車体重量が軽くて扱いやすい
PCX125だと、ガソリン満タンにすれば140kgを超える重さになっちゃうけど、カブ110なら車体重量は101kg。
倒してしまうことはそうそうないと思うけど、【軽い】というのは押し歩く時や取り回しの時など何かとメリットでもある。

50ccもある。これまた可愛い。

今まで私はカブの変速に無知で、夫のを借りて乗ってみたこともなかった。
だけど、夏休みにちょっと時間に余裕があったので、夫とそれぞれ自分のバイク2台に乗って川沿いの土手(河川敷じゃなくて上の道)まで行き、他の車が全然走らないような安全な道で、教えてもらいながらカブの練習をしてみた。

初めは、まずブレーキの位置に慣れるのが鉄則。右手右足だからね。左手にレバーが何もないのが変な感じ。
まあでも、私は車も一応ミッションで免許を取っているし、ロードバイクの変速も自転車のMTみたいなモンだから、慣れるのは早かったかな。
少し練習しただけで、帰りは交換したまま家までスムーズに運転して帰れました。

左足の変速操作もおもしろい。慣れるまでは、脳みそを使うから疲れるけど。右足踏んでいれば両手が離せるのも便利。長い信号待ちの時とか。

それからというもの、通勤もちょくちょくバイクを交換してもらったり、買い物に使ったり、と私がカブに乗る機会が増えてきた。

カブを乗りだして思うことは、まず、楽しい!
なんていうんだろ、操作を楽しむ乗り物というか。

世界で愛されるカブのエンブレム。
デザイン性の高さも魅力。

【トコトコ走る】という表現が私には一番しっくりくる。

決して、速く・キビキビ・パワフルに、進むものではない。ビュンビュン急ぎたい人や、早く目的地に着きたい人向けじゃない乗り物って感じ。
道で他のカブを見かけると、同じカブ主であるような「同志」感も芽生えちゃう。PCXじゃそんなことはなかった。
(PCXも、良いバイクですよ。安定感があってパワフルだし。)

あと「カブは燃費がいい」という謳い文句は、PCXを乗り慣れた私には特に感じなかった。だってタンク容量が小さいんだもん。
PCXは8.1リッター入るけど、カブ110は4.1リッター。給油頻度で言えばPCXのほうが少なくて済む。PCXも、リッター45kmほど走ります。今、カブはリッター66kmぐらい。満タンにする為のガソリン代は、そりゃもちろん違うけど。

まあ、つまりはHONDA社製バイクの性能が素晴らしいってこと。ちなみに現在の我が家のクルマも、HONDAのフィット。ホンダ贔屓なのは間違いない。

カブは通勤で使うより、休日にトコトコ趣味で走るのも楽しいバイクだな、と思いました。

ま、私のじゃないけどね~笑。

いいなと思ったら応援しよう!